こんにちは。
今日の夜間の仕事を行うかに関しては、16時頃に連絡があることになっていましたが、「今日もお願いします」とのメールが唐津さんから届きました。
一応、今日で終わりとなりますが、今夜も夜間の仕事に出ます。
【旧統一教会関連報道の違和感】
私は、現在の「旧統一教会関連報道」の過熱に対して、非常に違和感を持って居ます。
それは、「安部元首相銃撃事件」があり、その山上容疑者の動機として、母親が「旧統一教会」に入信し、多額の献金により家庭崩壊したことにより、「旧統一教会」に対して恨みを持ち、攻撃することを考え、銃を自作し、「旧統一教会」関係者を襲撃できなかったため、安部元首相をターゲットとしたものでした。
この事件をきっかけとして、報道の視点は「旧統一教会」の方へ向かい、更に、「政治家」と「旧統一教会」との関係に向かい。
ほう、ただそれだけ。
立憲民主党や共産党は、国会でこの件を追求すると豪語していますが。
「旧統一教会」を擁護するつもりはありません。
ただ、元々あった問題でありながら、「安部元首相銃撃事件」が無ければ報道では取り扱わなかった問題。
今は、「旧統一教会」と(内容は別として)何等かの関連があった『政治家』も『悪』と言わんばかりの報道。「選挙ボランティアとして参加していた」「電報を打った」も含めて。
とにかく、『悪』と仕立て上げたいのでしょう。
今日、Yahoo!ニュースを観ていたら。
「旧統一教会」関係の報道に(民放と比較して)消極的だと評価されているNHKが、ラジオニュースで「北朝鮮が、旧統一教会創始者の親族に弔意の電報を送った」と『事実』だけを報道したことに対して、『このご時世に、必要な報道なのか』との批判があったとか。
本来、「ニュース」とは、『事実』『事象』を報道するもので、そこで『初見』を述べるものではありません。
「ニューワイドショー」が多い民放は、『コメンテーター』と称される人達が出演し、持論を展開する訳ですが。
それに対して、NHKは「ニュースワイドショー」的な番組は持ちません。あくまでも「報道番組」はありますが。それを『その報道姿勢は批判すべきもの』なのでしょうか。NHKに『民放的になれ』と言う事なのでしょうか。
「安部元首相銃撃事件」に関して言えば、「要人警護」の問題。更には、私は「あの演説会場」自体の位置が悪かったと思うのですが。
更には、「自作の銃」を作成できてしまった問題。
どこへ行ったのか。
更には、もともと『旧統一教会』の問題に取り組んできた弁護士やジャーナリストの視点。
今は、単に「政治家との関連」について、関連のあった政治家を『悪』とみなしたいだけの様に思えます。
これで、仮に政治を停滞させることがあれば、「そこまでの問題なのか」と問いたいです。
それより、もっと他の問題があるだろう。と。
爆笑問題の太田光氏の「サンデージャポン」での発言の報道。
「爆笑問題」の太田光が7月31日の同番組で「テロをきっかけにしてこの問題を考えようってなっちゃっているけど」と山上徹也容疑者が安倍晋三元首相を襲撃した事件にふれ「本来は実力行使はダメなんだっていうことをやってきたのが、弁護士会の人たちだし(ジャーナリストの鈴木)エイトさんだし、言葉でやってきたのを山上(容疑者)は実力行使でエイトさんや弁護士会の人たちの今までの30年以上の行動を踏みにじった相手だから、あいつがやったことをきっかけにしていいのか」と語り「このきっかけがテロであったということをマスコミはもうちょっと自覚しないと。要するにテロが効果的だっていうふうにおそらく今、潜在的に何か社会に不満を持っている人たちはこの動きを見てますよ」と発言した。
そうです。
「安部元首相銃撃事件」はテロです。
それをきっかけとして、「安部元首相銃撃事件」はいつの間にか置き去りになり、「旧統一教会」の問題になり、「政治家との関連」に視点が移り。
山上容疑者にそこまでの考えがあったかどうかは別として、「テロ」により、恨んでいる「旧統一教会」に対する世論の関心度を高めたという意味では、「テロ」の効果を、マスコミも私達も作り上げてしまっている訳です。
『テロの効果』をです。
それでいいのでしょうか。
「旧統一教会」の問題を扱うのをやめなさいと思っている訳ではありませんが。それを『テロの効果』と認識した誰かが、同じ様な事を考えないとは言えません。
もう少し、「冷静に」向き合うべきではないのかなと思います。
私見を述べさせて頂きました。
では、また。