
ブッソウゲは漢字だと仏桑華と書く。
ハイビスカスの原種に近いもので、沖縄では生垣に使われている。
沖縄の方言では「アカバナー」と言う、赤花という意味らしい。
沖縄土産で「ハイビスカスの挿し木」と言うものが売っているらしい。
沖縄サミットの警備についた同級生に壮行会を開いてやったら警備終了後にお土産でもらった。
ハイビスカスの茎を10cmぐらいに切ったものが3本くらい入っていて上下がロウで封してある、
赤い方を下にしてコップの水に漬けておくと根が出てくる、根が出たら鉢に植えると葉が出て花が咲く。
沖縄サミットからもう18年も経つ、これはたぶん後年に挿し木をしたやつで最初にもらったやつの子孫だろう。
関東の花屋で売っているハイビスカスは大体ハワイアン系で花が大きく上を向いているが、ブッソウゲは、花は小ぶりで細い花柄でブランと垂れ下がっている、花はうつむいていて、花柱(しべ)が長くてダランとのびている。
うまく出来ていて、強風でも雨でもゆらゆらと風任せに揺れて千切れたりはしない。
成長は早くすぐに大きくなるが、寒さにはめっぽう弱いので冬は根っ子と茎、葉を切り詰めて室内で冬越しさせる。