ポピーと薄荷とブルーエルフィンのブログ

ゆんやおブログ。ポピーと日本薄荷、そしてブルーエルフィンを中心にサボテンとかハイビスカスとかの栽培日記です。

橘の葉が食われて丸坊主

2023-05-14 07:12:22 | 植物・その他
橘という木。
正式な和名はヤマトタチバナという。
柑橘類の栽培の盛んな日本であるが、実は日本で唯一、自生していた柑橘類は橘だけで後の物はすべて外国から来たもの。橘は2000年くらい前から実を食べていたらしい。
橙(だいだい)などのおいしい柑橘類が日本に入ってきたので橘栽培は廃れてしまい、しかも炭焼きの材料として自生の木が乱獲されてしまい絶滅寸前になってしまった。
木炭の最高級品は姥目樫(うばめがし)が材料の備長炭だが、橘は樫よりも硬いので橘の木炭は献上品クラスの超高級品だったわけなのですよ。
近年、奈良で復活プロジェクトが始動し、徐々にではあるが栽培も開始されたと聞いた。
実はこの橘は500円玉に描かれている。
500とデザインされた上下に竹、左右に橘が描かれているのだ。
苦労して苗を入手して3年目、若木は関東の寒さに弱いとの説明だったので冬は軒下で育てた。
閑話休題

私の大切な橘の若木が丸坊主になってしまった。
犯人はアゲハチョウの幼虫。
鳥の糞に擬態している若齢の幼虫。
大きくなると緑色になるがまだチビ
かわいそうだが捕殺した。

(イモムシ画像あり、閲覧注意)






7匹もいた。