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前進してます?

2015年04月04日 | ダンス研究ノート
たかが前進、されど前進

レッスンしていて、よくある問題点。
「足を前に出す」ことイコール「前進」ではないということ
意外と多いのですよ~足を出してそれで前進した気持ちになっちゃう方が。足型という点ならばあってるのかしらねぇ

例えば、ルンバのアレマーナ。足を前に出すだけでは、その場でクルクルしちゃうだけで・・・スパゲッティをフォークでクルクルしてるみたいな(笑)でも、身に覚えはありませんか


前進って、字のごとく「前に進む」ですよね。
では、何が前に進むのか?
「ボディ」「背骨」「骨盤」・・・そう、皆さん必ず耳にしているはずですね。
では、どこからどこに?
「後から前へ」「右足(左足)から左足(右足)に」・・・あたりまえデスカネ。

では、どのような状態で?
ここですよね、重要なの

「もっとボディを進めて」と言われて直したつもりが、「それじゃあ前に倒れてるだけだよ」「おしりが抜けてるよ」なんて言われたり。「腰も進むんだよ」と言われて直したつもりが、「それじゃあバックバランスだよ」なんて言われたり。もう、どっちにすればいいのよ~みたいな事、経験した方いるんじゃないかな?

「骨盤」が水平に進む。

これ、今一度できているのか、確認してみて下さい意外とやれてない事が多いもんですよ。立っているだけなら良くても、前に進むと、骨盤が「前傾」したり、「後傾」したり。ざっくり言えば・・・前傾は、骨盤の上の部分だけが前に進んだ状態。後傾は、骨盤の下の部分が前に進んだ状態。どちらも水平に進んでないですね。(後傾は背中が丸くなるから見るからにかっこわるいからわかりやすけど、前傾は胸の前が伸びるようなカンジがするせいか、これがいいって思っている人もいるかもです

まずは、骨盤の上も下も・・・「骨盤全体」をスッと立てて水平に進めていく意識。それが基準で、ボディや足が進む。

もちろん、骨盤を固めてるわけではなく中身は柔軟にうごいています。また、左右の高さが変わったり、ローテーションはありますよ。まぁ、これがあるから、見た目に骨盤を前傾させたりしているように見えるんでしょうねぇ

ラテン・スタンダ-ド共通お試しあれ