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慕情

2015年09月15日 | ブログ
先日、両親が10年ほど住んでいた葉山へ行ってきました

一番の目的は、「SUP(スタンドアップパドルの略)」を体験したかったからサ-フボードよりも安定性のあるボードの上に立ってパドルで漕いで進んでいく、そんなマリンアクティビティです。亡くなった父は専用のボードを持っていて、中国拳法のバランスのトレーンングと称してやってました。私もやりたいなぁと思ってたけど、タイミングを逃し今になってしまいました
だけど・・・あぁ、だけど。台風一過の影響で、強風のため予定していた日は中止にザンネン。またリベンジします
これ、ワンコと一緒にも乗れるみたいなので、いつかレオンを乗せて一緒に遊びたいなぁって思ってます


予定は中止になったものの、父のお参りがてら葉山の海に行くことにしました。お彼岸にはちょっと早いけど(父はキリスト教だから関係ないか?)。父は「散骨」を希望したので、お墓はありません。海に眠ってるのです

まずはで腹ごしらえから真名瀬漁港目の前の「勇しげ」でしらす丼とマグロのかま焼き。美味しかった~お腹いっぱ~い

大好きな森戸神社からの風景

森戸海岸は、けっこう人がいたので、葉山マリーナの方まで海沿いを歩いて行きました。そこまでの間は人がいなくて静かなモンです。


ちょっと腰を降ろして、海を見ながら、YouTubeから拾って音楽を聞いてました。モチロン、福山雅治から(笑)「道標」「暁」「糸(中島みゆきさんのカバー)」・・・なんとなくしたチョイスでしたが、なかなかの感動的な流れ歌詞がこのシチュエーションにあってるというか

それじゃ、〆は、サザンの「慕情」だな~とこの曲、父のお葬式の帰りの車の中で何気なくチョイスしたのですが・・・歌詞が父からのさよならメッセージのようで、車内の皆さん号泣~実際カラオケでも歌ってたかもしれないなぁ今は、カラオケに行くとたいてい岸田先生にリクエストしてますヨ
でも、YouTubeでは桑田佳祐は拾えないということで、ミスチルの桜井和寿バージョンで
そしたらなんだか不思議な気持ちでした。父からのメッセージというより、私からのメッセージとしての「慕情」みたい年齢的に桜井さんの方が近いからですかね~。「悲しみを歌にかえて」「さよならは風にのせて」という歌詞があるのですが、強風にのせて、何やら気持ちの整理がついていくような(笑)「風にのせて、あの時の気持ちよ、さよ~なら~」ってカンジ。湿っぽい気持ちにはならず、すっごくスッキリした気分になりました

不思議ですね~。歌う人が違ったり、聴く状況が違ったりで、全く違う感情が生まれるのですから


なんにせよ、葉山は私のお気に入り、という事は変わらないでしょうネ