ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

出版の街

2007年07月03日 19時43分59秒 | お知らせ
 文京区本郷界隈は出版社が数多くあり、出版労連北部地協が、この地域の出版労働者の生活と権利を守って日々、活動しています。
 区労協も労働争議の支援活動、反核平和の69行動、春闘昼休み宣伝など日常的に共同の取り組みをおこなっています。
 昨夜は、この1年の締めくくりの総会が出版労連本部会議室で開かれました。
毎回、昆副議長(共同印刷)が挨拶に行かれ、最後の交流会まで参加して産別・地域の親密な関係をつくり出していただいてるのですが、昨日は突然、都合が悪くなり、
挨拶だけは私が行って議長席の写真を1枚だけ撮らせていただきました。
 全印総連北部地区協からも佐藤副議長が挨拶に見えていました。

北部地協の今期の運動のまとめ
1.07春闘での賃金・一時金のとりくみ(全体では昨年実績わずかに上回る)
2.憲法・教育基本法反対のたたかいを広げてきた。
3.組織の拡大・強化に取り組んだ。
4.産業と仕事を考えるとりくみ(経営分析、成果主義批判、時短、最賃など)
5.反核平和の取り組み(69行動、平和行進)
6.関連産業との連帯・交流(全印総連との共同行動、レクレーション)
7.争議支援(協和出版販売、中山書店、医歯薬出版、一橋マイスタッフ)
8.地域共闘の強化(区労協への役員派遣、本郷昼デモ、区民集会、北部集会)

 出版労連の活動は地域としても学ぶものが多くあります。
夏の交流会にはお互いに参加して交流を!
7月27日(金) 出版労連争議支援ビアパーティー(区民センター3A)
       北部春闘産別・地域交流会(区民センター2A)
8月2日(木) 出版・印刷・地域の仲間が集まって
       争議支援ビアパーティー(区民センター3A)
       和解が成立したら大気勝利も祝うことになりますよ。
 どんなに困難なたたかいでも、たたかいに立ち上がり、
 あきらめなければ勝利できることを
 大気のたたかいは教えているのではないでしょうか。
 がんばれ!!争議団・争議組合
 文京区労協は、たたかう人を応援します。





「大気汚染訴訟」記者会見

2007年07月03日 13時00分30秒 | オメデト
 今朝、駅の売店で新聞見出しが目に入りました。
「東京大気汚染」全面和解(読売新聞1面トップ)2、3、35面に関連記事
朝日、毎日、東京新聞も1面と社会面で大きく報道しました。
読売と毎日は社説でも取り上げました。

 昨日、午前中、原告団が高裁の和解案を受諾したのに続いて
自動車メーカー7社も和解案を受諾すると書面を高裁に提出したことにより、提訴から11年で全面和解することとなりました。

 昨日、午後4時から開かれた原告団の会見模様を「しんぶん赤旗」が詳しく紹介しています。(抜粋)
>西順司団長
「勝ち取った解決一時金という小さなものではない。国、都、自動車メーカーなどすべての被告が費用を拠出する医療費助成を実現することは決して小さなことではない。都内には数十万人の未認定患者がいる。すみやかに新しい救済制度をつくることは都民全体の願いだと思う。苦渋の選択ではなく、公害根絶のたたかいの土台となる前進だ」
>石川枚子事務局長
「裁判長が読み上げたときは、原告は誰も立ち上がることはできなかった。でも、勝ちとったものの大きさを知ることができた。都民の健康を守ることを成し遂げたんだと、誇りに思う」
>小沢広子副団長
「肺気腫と慢性気管支炎の救済など、今後の課題も残っているが、一日も早く助成制度を実現するために和解をうけいれた」
>ぜんそくで妻を亡くした繁野副団長
「妻は24年間、ぜんそくに苦しめられ、子育てをできない悔しい思いをしてきた。家族やまわりの人たちの犠牲もたいへんなものだったと思う」


 写真は、今年1月9日に開かれた文京区労協「新春旗開き」で挨拶される西原告団長と文京連絡会の伊関会長(右)
 西さんは若いときから文京区内で製本労働者と働き続け、ぜんそくを発症されました。区内の製本会社で起こった過労死労災認定の金井事件では、裁判の証人としても証言にたっていただきました。
 伊関さんは奥さんをぜんそくの発作でなくし、東京土建文京支部の委員長を退任後、大気文京連絡会の会長として地域から大きく大気の運動を広げることに貢献されました。