タツノオトシゴ
海草などに尾を巻き付けて体を安定させ、
オスが育児嚢で卵を育てたりする不思議な生物です。
そのことは有名ですが・・・
意外と知られていないことがあります。
タツノオトシゴには歯や胃がないのです。
食べたものはすぐに通過してしまいます。
だから、
彼らは生きるために、
常に食べ続けていかなければならない。
歯のない口で、
1日に何千もの微生物を吸い込んでいます。
また、
泳ぐことの苦手な魚なので
しっかり海藻などにしがみついてないと、
海が荒れて死ぬこともあるそうです
竜に例えられている彼らの
竜らしからぬ一面です。
私たちも、
毎日、あくせく生きて、
世の中の荒波にもまれています。
どこかにしがみついて
何かを吸収し続けて、
精一杯、生きないとね(^^)
今年は辰年☆みなさまにご多幸を~(*^_^*)
写真は品川水族館のホワイトシーホース