写真の奥に見える
海上の白いアーチ状の建物が
アリゾナ記念館(アリゾナメモリアル)です。
この海底に、戦艦アリゾナが沈んでいます。
1941年12月7日早朝、日本軍の攻撃によって、
戦艦アリゾナはパールハーバーに沈みました…
千名を超す乗員が、
戦艦アリゾナと共に眠っています。
米国では日本のように遺体を引き上げないので
いま現在もご遺体はここにあるのです。
このような神聖な場所に、
私のような日本人観光客が訪れていいのか、
訪れる前はとても気がかりでした。
ガイドさんも静かにするように言っていましたが、
常識的な範囲でさわがなければよいみたいです。
映画のあと、船に乗ってこの記念館を訪れます。
アメリカ人の観光客もラフな格好です。
写真も常識的な範囲であれば、問題なく撮れます。
今回のツアーは、ガイドであるヤマトさんの会社が主催のオプションでした。
彼は日本人がここにきて戦争の悲惨さと平和への願いとともに、
様々な思いを抱くこと自体が大切であると言っていました。
さらにアメリカという国の
情報の伝え方や演出についても考えさせられることを伝えてくれました。
いろいろな意味で勉強になった真珠湾ツアーでした。
七十年前に沈んだ戦艦の油は、
現在も流れ出ています…
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