沖縄伊江島公益質屋跡・・・68年前の建物です。
第二次大戦、米軍の攻撃によって破壊された建物が
いまでも残っています。
この夏、
「終戦のエンペラー」
「少年H」と続けて映画を見ました。
両作品とも質のいい作品でした。
そして、両作品に共通しているのは
日本の本土爆撃・・・
戦争の悲惨さは色々言われます。
沖縄戦も、広島、長崎も言葉にならないほどの悲惨さです。
そして、
世界ではあまり顧みられていませんが、
日本で行われた日本本土爆撃は
人類史上最悪で悲惨な出来事です。
第2次世界大戦で連合国軍が日本本土への空襲を行いました。
米軍のB29爆撃機によるは悲惨を極めました。
一年にもならないうちに、
200以上の都市が空襲を受けています。
正確な空爆の規模や空襲回数もわかっていません。
被災者は1000万人近くにもなると言われ、
死者も33万人以上といわれています。
当初は軍需工場が目的でしたが、
次第に、絨毯爆撃といわれる無差別攻撃になり、
民家や一般市民、女性や子供も犠牲になりました。
日本全国の主要都市のほとんどが破壊されました。
これほど、無差別に長期にわたり
大規模な空襲の行われたことは例はありません。
子供や女性をもまきこむ非戦闘員に対するこの攻撃は
国際法に反すると言われますが、戦勝国は裁かれることなく、
日本政府は、サンフランシスコ講和条約で賠償請求権を放棄しました。
なにはともあれ、
戦争は二度と起こしてはならない。
平和が一番大切です。
時には、映画やドラマを見て
平和について考えることも大切ですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます