ワカメと銭婆との喜怒哀楽

年式'00のビーグル犬ワカメと'51の妖怪!銭婆が俺を困らせ悩ませる 痛快娯楽な毎日

スーパーのお婆さん

2011-02-11 04:42:43 | Weblog

 

 

 

先月の 超寒い日の夕方、

ワカメの散歩に出て  顔とか手とか 痛いほどの 冷たさに 耐えて散歩を終えて 家に帰りました。

部屋に戻りますと、 銭婆が 「 アンタに頼まれた 牛乳を買ってくるのを忘れた! 」 というので

仕方ないので オイラは また外に出て 近くのスーパーに 牛乳を買いに行きました。

スーパーは歩いて 5分ちょいで 着きますので 当然歩いて スーパーに向かいました。

 

今さっき、散歩で通ってきた道を また引き返すとは思いませんでした^^;

それにしても 寒い! 耳なんて冷たくなりすぎて 指で押したりするだけで 取れて落ちてしまいそうです!

何とかスーパーに着いて カゴを手に取り 店の中を回ります^^;

そして、かじかんだ手を 擦りながら 牛乳と ちょっとしたものを スーパーのカゴに入れて レジに向かました。

 

寒いから 早く帰って ストーブに手を かざしたいなー! なんて思いながらレジに並ぶと・・・。

前に 2人程 並んでいました。

この時間にレジ待ちするなんて 珍しい、 と、思ってレジの前を見てみると、

 

お婆さんが 財布から小銭を出そうと 悪戦苦闘しておりました。

老眼なのでしょう、 眉間にシワうをよせて 目を細めて 財布の中身を覗きこみながら

人差し指だけを ガマ口の中に入れて 一生懸命 お金をつついています。

口に力が入っているのか 口の形が 変な形になったまま 開いてます^^;

 

( お年寄りは目が衰えて しかも手の感覚も オイラ達のように敏感ではないので 仕方ない^^; )

とは分かっていましたが あまりにも 長い時間 ガマ口の中身をつついているので

いいかげん、オイラも腹が立ってきました(-"-)

 

少ないお客にも関わらず つかえてしまっているので オイラの後ろにも お客が並び始めました。

それでも 何とか お婆さんはレジを終えて 無事に 後ろの袋詰めのテーブルに 移動します。

 

それから少しして 何とかオイラの 番がきました!

レジで 牛乳と その仲間たちを 全てレジを通して 合計金額が 出ました。

オイラは 手に持っていた 財布の小銭入れに手を入れて 小銭を取ろうとすると・・・。

 

先ほどまで 散歩と スーパーまで歩いて 冷え切った 身体が 指先まで冷え切っていて動きません!

この時 はじめて 指先に 小銭を取るだけの感覚が無くなっていることに気付いたのでした。

お婆さんとは違い 小銭はハッキリ見えるのですが 目的のお金を取る事が出来ません、

グズグズしてると 何だか後ろの人が イライラしているようです、

 

自分でも イライラしながら 財布の小銭を 取ろうとしているんですから そんな目で見ないでよー!

とか思ったりもしましたが 何とか無事に小銭を出す事に成功して かなり ホッとしました^^;

 

さっきまで お婆さんに イライラしていたオイラが 今度はお婆さんと ほぼ同じ目に遭ってしまいました!

指先の感覚が 無くなると こうなるんだ! って、今回  身を持ってわかりましたよ、

オイラはまだ 温まれば 指先の感覚は戻りますが、 お年寄りは ずっと このままなんですよね、

 

若い人で もしその感覚が分からないという人が おられましたら

二重かさねにした軍手とかして 財布の小銭を取ってみると その感覚が解ると思います^^;

何だか自分の手ではないような気さえしてきますよ^^;

 

オイラも これから通る道ですが 

それまでは  そんなお年寄り達を なるべく 自分と同じ立場では 見ないようにしなきゃな、 と思いたいですね

温かい目でみる・・・、 最近まで そんな事など 思った事もなかったのに どうしたんでしょうね

 

去年、父ちゃんが死んでしまい、 母ちゃんも 見ているうちに どんどん歳を取ってしまい

たまに 「 あれ?」 って思うような 言動とかも 目につくように なってしまって

他の お年寄りとかにも 目が行くようになったのでしょうかねぇ^^;

 

 

「 前の お兄さん、オヤツ持ってないかなぁ、 」

 

 

 

コメント (12)
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