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捨て身の共闘で躍進期す=志位和夫共産党委員長-参院選【党首奮戦記】

2016-06-27 10:44:20 | 野党は共闘
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捨て身の共闘で躍進期す=志位和夫共産党委員長-参院選【党首奮戦記】


      
参院選が公示され、有権者に手を振る共産党の志位和夫委員長(右から2人目)=22日、東京都新宿区
 「日本の命運が懸かった歴史的な選挙だ」。25日は、参院選での野党共闘が最初に成立した熊本入り。熊本市の商店街で約1100人の聴衆を前に、ノーネクタイ姿で支持を訴える声には力がこもった。
 2013年の東京都議選を皮切りに、同年参院選、14年衆院選と躍進が続く。今回は過去最高の比例代表850万票以上、9議席獲得を目標に掲げた。
 野党共闘の旗振り役として、大胆な戦術転換に踏み切った。香川を除く1人区で、いったん内定した独自候補を撤回。その結果、32の1人区全てで民進、共産、社民、生活の野党4党による統一候補擁立が実現した。岡山では生まれて初めて他党の公認候補を応援し、「新鮮だった」と振り返った。
 独自候補の取り下げは、党全体として運動量が低下するリスクもはらむ。街頭では政権批判に加え、「比例は共産党」と呼び掛けることにも余念がない。
 民進党との共闘に対して与党の批判が過熱しているが、「脅威だからでしょ」と意に介する様子はない。決断の正否は7月10日に明らかになる。(2016/06/27-04:44)
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