転載 大崎市議会議員団 2012年12月議会報告
女川原発等再稼働問題 調整したはずの意見書案が否決
調整をホゴにした大崎ニューネット・公明党提出の“政府判断お任せ”の意見書案が可決に(1票差)ーこれ、理解できますか?ー
十二月議会には、女川原発等再稼動問題で三つの意見書案が、事前に提出され、議会運営委員会の方針に基づき、一本化のための調整努力が行われ、十二月十一日の関係者会議で、調整案がまとめられました。ところが、十七日、大崎ニューネット・公明党会派が、別の意見書案を提出。調整を反故にし、一切の調整を拒否する強硬姿勢に転じたことにより、二つの意見書案が本会議に上程され、採決に付されたものです。
①議案第百七十七号
周辺自治体無視の再稼動はダメ
趣旨は、調整会議で一致した案文。現在、電力企業と安全協定を締結している立地自治体(例;女川町、石巻市と県)が同意すると再稼動できることになっています。それ以外の周辺市町村が無視されていいはずがないので周辺自治体とも協定締結をすること、それまでは再稼動しないことを求める意見書案。最終的に、提出者・小沢和悦議員、賛成者・加藤善市、豊嶋正人両議員で提出。
②議案第百七十八号
周辺自治体の同意不要 政府の判断におまかせ
調整会議で、絶対に譲れないと主張した文言がなくなり、主張しなかった文言が新たに挿入され、一本化のための調整を全く無視しつくられたもので、決定的なのは、周辺自治体の同意は必要なしで「国、政府の責任で」「判断するよう強く求める」、という意見書案。調整会議に大崎ニューネットを代表し出席した佐藤和好、後藤錦信両議員と公明党の山田和明議員が提出者・賛成者で提出。
なぜなの?
調整会議で調整案まとめの中心的役割を果たし、前日、伊藤市長に、女川原発再稼動反対の態度表明を、素晴らしい論理展開で迫った門間忠議員(改新クラブ会長)が調整案の趣旨をくんだ議案1に反対し、2に賛成しました。また、同じく調整会議で調整に同意した議員(セントラルおおさき会長)も1に反対し2に賛成。 何か理由がなければ不可解極まりない態度ですが、門間議員は伊藤市長に女川原発再稼動反対の態度を迫る質問(十七日)をした後、ある筋から、圧力があったとほのめかしています。本会議には、門間議員の一般質問の際、電力社員が傍聴、意見書の議論の際は、同じく大幹部二人が傍聴していました。
女川原発等再稼働再稼働問題意見書への議員の態度
177号 178号
八木 吉夫 × ×
佐藤 弘樹 × ○
中鉢和三郎 × ○
相澤 久義 × ×
鎌内つぎ子 ○ ×
加藤 善市 ○ ×
横山 悦子 × ○
関 武徳 × ×
遊佐 辰雄 ○ ×
佐藤 講英 ○ ×
只野 直悦 × ○
相澤 孝弘 × ×
富田 文志 × ×
齋藤 博 × ○
山田 和明 × ○
後藤 錦信 × ○
氏家 善男 × ○
山村 康治 × ×
門間 忠 × ○
木内 知子 ○ ×
小堤 正人 × ○
豊嶋 正人 ○ ×
青沼 智雄 × ○
佐藤 和好 × ○
高橋 憲夫 × ○
三神 祐司 × ○
小沢 和悦 ○ ×
大友 文司 ○ ×
佐藤 勝 ○ ×
大山 巖 × ○
佐藤 清隆 × ○
佐々木惟夫 ○ ×
木村 和彦 × ○
栗田 彰 議長 議長
(○は賛成、×は反対)
女川原発等再稼働問題 調整したはずの意見書案が否決
調整をホゴにした大崎ニューネット・公明党提出の“政府判断お任せ”の意見書案が可決に(1票差)ーこれ、理解できますか?ー
十二月議会には、女川原発等再稼動問題で三つの意見書案が、事前に提出され、議会運営委員会の方針に基づき、一本化のための調整努力が行われ、十二月十一日の関係者会議で、調整案がまとめられました。ところが、十七日、大崎ニューネット・公明党会派が、別の意見書案を提出。調整を反故にし、一切の調整を拒否する強硬姿勢に転じたことにより、二つの意見書案が本会議に上程され、採決に付されたものです。
①議案第百七十七号
周辺自治体無視の再稼動はダメ
趣旨は、調整会議で一致した案文。現在、電力企業と安全協定を締結している立地自治体(例;女川町、石巻市と県)が同意すると再稼動できることになっています。それ以外の周辺市町村が無視されていいはずがないので周辺自治体とも協定締結をすること、それまでは再稼動しないことを求める意見書案。最終的に、提出者・小沢和悦議員、賛成者・加藤善市、豊嶋正人両議員で提出。
②議案第百七十八号
周辺自治体の同意不要 政府の判断におまかせ
調整会議で、絶対に譲れないと主張した文言がなくなり、主張しなかった文言が新たに挿入され、一本化のための調整を全く無視しつくられたもので、決定的なのは、周辺自治体の同意は必要なしで「国、政府の責任で」「判断するよう強く求める」、という意見書案。調整会議に大崎ニューネットを代表し出席した佐藤和好、後藤錦信両議員と公明党の山田和明議員が提出者・賛成者で提出。
なぜなの?
調整会議で調整案まとめの中心的役割を果たし、前日、伊藤市長に、女川原発再稼動反対の態度表明を、素晴らしい論理展開で迫った門間忠議員(改新クラブ会長)が調整案の趣旨をくんだ議案1に反対し、2に賛成しました。また、同じく調整会議で調整に同意した議員(セントラルおおさき会長)も1に反対し2に賛成。 何か理由がなければ不可解極まりない態度ですが、門間議員は伊藤市長に女川原発再稼動反対の態度を迫る質問(十七日)をした後、ある筋から、圧力があったとほのめかしています。本会議には、門間議員の一般質問の際、電力社員が傍聴、意見書の議論の際は、同じく大幹部二人が傍聴していました。
女川原発等再稼働再稼働問題意見書への議員の態度
177号 178号
八木 吉夫 × ×
佐藤 弘樹 × ○
中鉢和三郎 × ○
相澤 久義 × ×
鎌内つぎ子 ○ ×
加藤 善市 ○ ×
横山 悦子 × ○
関 武徳 × ×
遊佐 辰雄 ○ ×
佐藤 講英 ○ ×
只野 直悦 × ○
相澤 孝弘 × ×
富田 文志 × ×
齋藤 博 × ○
山田 和明 × ○
後藤 錦信 × ○
氏家 善男 × ○
山村 康治 × ×
門間 忠 × ○
木内 知子 ○ ×
小堤 正人 × ○
豊嶋 正人 ○ ×
青沼 智雄 × ○
佐藤 和好 × ○
高橋 憲夫 × ○
三神 祐司 × ○
小沢 和悦 ○ ×
大友 文司 ○ ×
佐藤 勝 ○ ×
大山 巖 × ○
佐藤 清隆 × ○
佐々木惟夫 ○ ×
木村 和彦 × ○
栗田 彰 議長 議長
(○は賛成、×は反対)