紀伊民報より転載
来夏の参院選で野党に統一候補要請 和歌山県内の団体
9月に成立した安全保障関連法の廃止や集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を目指し「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」や「9条ネットわかやま」などでつくる「安保法制の廃止を求める和歌山の会」(仮称)が、来夏の参院選和歌山選挙区で、和歌山県内野党に統一候補擁立を要請する。会の呼び掛け人らは「安保法制廃止の声を大きく一つにし、共に行動してほしいと各野党に要請していく」と話している。
同会には「平和と憲法を守りたい市民の声」「安保関連法に反対するママの会@わかやま」の有志らも賛同していて、今後さまざまな団体に呼び掛ける。東京で結成した「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」や各地方の同様の団体とも連携したい方針という。
野党統一候補については、同会が年内中に民主、共産、社民、維新の各党県本部などや支持団体に協力を要請し、合同会議を開いて決めたいという。民主、共産ともすでに公認候補を発表しているが、取り下げの有無を含めて協議を働き掛ける。
会を構成する4団体の関係者が24日、県庁で記者会見した。和歌山弁護士の会共同代表の藤井幹雄弁護士は「憲法解釈変更の閣議決定や安保関連法に反対する国民の声が国会に届かないというもどかしさがあった。声を受け止め、発信していただける統一候補者を立てたい」、同会共同代表の豊田泰史弁護士は「多くの国民はいまの状態はおかしいと思っている。与党の中にもこのままではいけないと声が上がるよう機運を盛り上げたい」とそれぞれ訴えた。
「ママの会」メンバーの馬場潔子さんは「戦争を決めるのは国だが、傷つくのは子どもや若者、庶民。命や子どもをないがしろにするような政権を本気で終わらせたい思い」と話した。
【次期参院選の統一候補擁立を各野党に要請することを発表する「安保法制の廃止を求める和歌山の会」(仮称)のメンバー=24日、和歌山県庁で】
(2015年12月25日更新)
来夏の参院選で野党に統一候補要請 和歌山県内の団体
9月に成立した安全保障関連法の廃止や集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を目指し「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」や「9条ネットわかやま」などでつくる「安保法制の廃止を求める和歌山の会」(仮称)が、来夏の参院選和歌山選挙区で、和歌山県内野党に統一候補擁立を要請する。会の呼び掛け人らは「安保法制廃止の声を大きく一つにし、共に行動してほしいと各野党に要請していく」と話している。
同会には「平和と憲法を守りたい市民の声」「安保関連法に反対するママの会@わかやま」の有志らも賛同していて、今後さまざまな団体に呼び掛ける。東京で結成した「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」や各地方の同様の団体とも連携したい方針という。
野党統一候補については、同会が年内中に民主、共産、社民、維新の各党県本部などや支持団体に協力を要請し、合同会議を開いて決めたいという。民主、共産ともすでに公認候補を発表しているが、取り下げの有無を含めて協議を働き掛ける。
会を構成する4団体の関係者が24日、県庁で記者会見した。和歌山弁護士の会共同代表の藤井幹雄弁護士は「憲法解釈変更の閣議決定や安保関連法に反対する国民の声が国会に届かないというもどかしさがあった。声を受け止め、発信していただける統一候補者を立てたい」、同会共同代表の豊田泰史弁護士は「多くの国民はいまの状態はおかしいと思っている。与党の中にもこのままではいけないと声が上がるよう機運を盛り上げたい」とそれぞれ訴えた。
「ママの会」メンバーの馬場潔子さんは「戦争を決めるのは国だが、傷つくのは子どもや若者、庶民。命や子どもをないがしろにするような政権を本気で終わらせたい思い」と話した。
【次期参院選の統一候補擁立を各野党に要請することを発表する「安保法制の廃止を求める和歌山の会」(仮称)のメンバー=24日、和歌山県庁で】
(2015年12月25日更新)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます