河北新報より転載
<避難解除>川俣・山木屋 8月解除を撤回
福島県川俣町は7日の町議会全員協議会で、東京電力福島第1原発事故に伴う山木屋地区の避難指示について、8月末としていた解除目標を白紙に戻すことを明らかにした。除染など住民の帰還に向けた課題への対応策を詰めた上で、改めて時期を示す方針。
非公開で行われた協議会で、町は目標時期の撤回理由として(1)局所的に放射線量の高いホットスポットがある(2)地域の防災対応を検討する必要がある(3)農業など暮らしを支える産業の確保が十分ではない-ことなどを挙げた。
地元の山木屋地区自治会から来年3月末の解除を求められていることも考慮した。
町は課題への対応策を議会などに示した上で、開催が遅れている住民懇談会の日程を調整する考えだが、現段階では開催のめどは立っていない。
古川道郎町長は協議会後、「新たな解除時期について議論はまだ深めていない。課題を解決しながら議会や住民と議論を進めていく」と話した。
関連ページ: 福島 社会.
2016年07月08日金曜日
<避難解除>川俣・山木屋 8月解除を撤回
福島県川俣町は7日の町議会全員協議会で、東京電力福島第1原発事故に伴う山木屋地区の避難指示について、8月末としていた解除目標を白紙に戻すことを明らかにした。除染など住民の帰還に向けた課題への対応策を詰めた上で、改めて時期を示す方針。
非公開で行われた協議会で、町は目標時期の撤回理由として(1)局所的に放射線量の高いホットスポットがある(2)地域の防災対応を検討する必要がある(3)農業など暮らしを支える産業の確保が十分ではない-ことなどを挙げた。
地元の山木屋地区自治会から来年3月末の解除を求められていることも考慮した。
町は課題への対応策を議会などに示した上で、開催が遅れている住民懇談会の日程を調整する考えだが、現段階では開催のめどは立っていない。
古川道郎町長は協議会後、「新たな解除時期について議論はまだ深めていない。課題を解決しながら議会や住民と議論を進めていく」と話した。
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2016年07月08日金曜日
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