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千葉県内市民団体も怒りの声 わが子の未来憂う母親 安保法成立

2015-09-21 08:35:54 | 戦争立法
千葉日報より転載

千葉県内市民団体も怒りの声 わが子の未来憂う母親 安保法成立
2015年09月20日 10:15

 
安保関連法に反対し、国会前で気勢を上げる人たち=19日午前(共同)
 多数の憲法学者に違憲と指摘され、国民の理解不足も明らかな法案は、度重なる混乱の末、成立した。くしくも戦後70年の年に訪れた、日本の安全保障政策の転換点。戦禍をくぐり抜けた末に平和を希求する人は嘆き、若者は自らの、母はわが子の未来を憂う。
 「半分以上の人が強行採決に反対しているのに、まるで聞く耳を持たない。あまりにひどいルール違反」。
 市民団体「若葉九条の会」の鎌倉淑子副代表(78)=千葉市若葉区=は法案可決を強く批判する。
 法案の目的を「平和の維持」などと説明する政府に対し「そのために自衛隊員の命を差し出すのか」と憤怒。「集団的自衛権が有効になれば、自衛隊員の危険が増す。自国の若者の命を米軍に差し出す政府のやり方は間違っている」と強い口調で語った。
 憲法解釈についても「権力を持つ者が勝手に憲法を解釈している。どんな立派な憲法も、そのときの政府次第であってないものになる」と政府を非難。「市民は人命と人権の尊重、民意の政治への反映を求めている。これからも、暴力以外の手段で訴え続けていく」と話した。
 学生中心の市民団体「Peace Action千葉」の窪田拓也代表(30)=船橋市=は「総括質疑もせずに強行採決してしまった。あれで国会の審議といえるのか」とあきれた様子。「腹立たしいが、可決までの手順がめちゃくちゃなのは今に始まったことではない」と切り捨てた。
 審議に対し「民主主義を徹底すべき国会で、建設的な話し合いがなされていない。いい大人が恥ずかしい」と苦言。法案については「若者の未来を左右する重要な問題。法案可決を懸念して、自衛隊への入隊をためらう学生もいると聞く」と若い世代への影響を指摘した。
 一方で「多くの若者がデモに参加し、声を上げている。若いパワーに希望を感じる」と話す。「若者に主権者意識を目覚めさせたという点では、良い契機だったのかもしれない」と前向きに語った。
 子供を持つ母親たちも黙っていない。市民団体「安保関連法案に反対するママの会@ちば」のメンバー、岡庭麻友子さん(41)=市原市=は「私たちは、希望ある明るい未来を生きてもらうために子供を育てている。殺し、殺されるためじゃない」と母親としての悲痛な思いを口にする。
 「法案成立は想定内」と冷静だが、「政府は憲法を無視し、裏道のような手を使って強引に進めた。国民をばかにしたやり方に憤りしか感じない」と怒りがほとばしる。
 だが「これまでは政治家に任せすぎだった。国を動かすのは国民一人一人なのに」と反省も。「法案が成立してしまい、娘に申し訳ない気持ちでいっぱい」と肩を落とすが、「今は自由に声を上げられる時代。二度と戦争を起こさぬよう活動を続けるしかない。子供の未来を守るためなら何でもする」と力を込めた。
◆千葉県弁護士会も声明
 千葉県弁護士会は19日、「国民の反対の声にもかかわらず、強行採決されたことは極めて遺憾であり、わが国の民主主義の危機と言わざるを得ない。引き続き法律の違憲性を訴え、実施されないよう尽力する」などとする声明を発表した。

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