年金削減廃止老いも、若者も安心して暮らせる世の中にみんなで声をあげれば世の中変わる

消費税5%に、自・公政権退場、核兵器廃止・自然・再生エネルギーで原発ゼロへ・憲法9条コワスナ。

「伊勢志摩」開幕…サミット風評で売り上げ5割減

2016-05-27 11:04:59 | 日記
日刊スーポーツより転載

「伊勢志摩」開幕…サミット風評で売り上げ5割減

日刊スポーツ 5月26日(木)10時3分配信

「伊勢志摩」開幕…サミット風評で売り上げ5割減
伊勢神宮内宮近くの「おかげ横丁」周辺は、人通りが少なく閑散としていた
 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が今日26日から開かれる三重県には25日、安倍晋三首相やオバマ米大統領ら各国首脳が集まった。議長国の日本にとっては、国の威信をかけた国際会議。それだけに県民生活への影響も少なくない。伊勢神宮(伊勢市)周辺では、客足や売り上げが通常より半減した店舗も。一方、会議が開かれる賢島(志摩市)は超厳戒態勢。市民でも移動に通常の5倍以上の時間を要した。サミット開幕を控えた現地を歩いた。

 サミット開幕を翌日に控えた25日、首脳会合が開かれる賢島周辺や伊勢神宮などの観光地では、観光客より警官の姿が目立った。伊勢神宮の内宮近くには、54店舗からなる「おかげ横丁」など、多くの飲食店や物販店が軒を連ねる。普段は観光客でにぎわうが、サミットが近づくにつれて「警備が厳しい」と敬遠され、客足も売り上げも鈍る現象が続いている。

 伊勢神宮の内宮に続く歩道に、観光客はまばらだった。食事処「岩戸屋」によると、売り上げは大型連休中も例年の4割ほどに落ち込んだが、最近は5割以下という。担当者は「首脳の方々に来ていただくのはもちろん歓迎」としながらも「(商売的には)痛手で、寂しい」。前回08年の北海道洞爺湖サミットは、会合後、会場周辺の店舗の売り上げが伸びたといい「アフターサミットの経済効果に期待します」と話した。

 休業した店も多い。別の店の店主は「最近はひどい。人がいない。この際、25日と(首脳が参拝する)26日は休んでしまおうという店は多い」と話した。その上で、「お国のためです。テロが起きてはかなわん。厳重に警戒してもらい、無事に終われば万々歳です」と、理解を示した。

 一方、首脳会合の会場となる「志摩観光ホテル」がある賢島周辺は、「史上最高レベル」(警備関係者)という厳戒警備だ。陸、海、空から警戒が続き、賢島への移動にも、幾度のチェックが必要だ。

 終点の賢島に通じる近鉄志摩線の列車は、28日まで、2駅手前の「鵜方(うがた)」で止まる。鵜方から賢島まで通常、電車なら、わずか5分。しかしサミット中は、鵜方からシャトルバスに乗り、賢島の手前の駅近くで厳重な手荷物検査を受け、さらにバスに乗り、ようやく賢島に到達する。外務省発行の識別証がないと入ることすらできない。

 賢島で働く志摩市の60代女性は、「普段は、自宅から車で10分。今は車も使えず、検査を受けてからバスで移動。1時間近くかかる」と話した。「不便ですが、サミットが終わるまでは仕方ないと思います」と、手荷物検査に急いだ。

 近鉄の列車内でも、警官が絶えず通路を行き交い、目を光らせた。サミット終了まで、不便を伴う厳戒態勢は続く。【中山知子】

 ◆伊勢市 いせし。三重県の志摩半島南東部の市。1906年(明39)の市制施行で宇治山田市が誕生。55年には伊勢市と改名。2005年には2町1村を編入。伊勢エビやアワビなどの漁業や真珠養殖が盛ん。伊勢神宮では昨年の参拝者数が約838万人。面積208・53平方キロ。今年4月末の人口は12万9241人。

 ◆サミットの焦点 先進7カ国(G7)は不透明さが残る世界経済の安定で結束。南シナ海を含む海洋安全保障、テロ対策や難民支援の問題も討議。安倍首相が議長を務める。「パナマ文書」に端を発した腐敗防止対策では、実効性のあるルール作りが課題。サミットには、オバマ米大統領やキャメロン英首相、ドイツのメルケル首相、フランス、イタリア、カナダ、欧州連合の首脳が参加。

【関連記事】
伊勢志摩サミットで三重県産の記念品 報道陣に配布
伊勢志摩サミットへ首脳ら来日、会場周辺は厳戒態勢
空港、会場周辺は厳戒 伊勢志摩サミットあす開幕
ラッコが伊勢志摩サミット開催までをカウントダウン
伊勢志摩 、 サミット 、 主要国首脳会議 を調べる
最終更新:5月26日(木)10時3分日刊スポーツ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿