八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

お休みのお知らせ

2009-06-15 22:11:23 | インポート
6月25日と26日に高野山真言宗大分支所主催の講習会にオスマン・サンコンさんが来ます。

その為に25日26日の2日間は誠に申し訳ありませんが、お参りを休まさせていただきます。



うちの寺からも信者サンと話を聞きに行きます。

全然違う国で育った方の考えを聞くのは楽しみです。

ただ娘も連れ行く予定なので…。どれだけ聞けるかは不明です。


話は変わって私が小学一年生の時初めての全校生徒で行う発表会で。

劇や合唱をするんだけど…。

6年生の発表中。三番目の妹が(二歳位)ステージの真ん中までトコトコと歩いて行き。

真ん中に座りこちらを見て堂々とリュックを下ろし、お菓子を食べようとした事件があった。


その時、母は直ぐには気付かず友達と話していた。

私は一年生だし。どうしていいかオロオロしていたら。やっと母が気付いて。

抱っこして下ろした。

今回は四百人位入る大きなホールらしい。

娘がステージに上がらないように気を付けねば…。

娘は三番の妹に似た所があるから…。


心配です。


もし講習会に参加したい方が居ましたら御連絡下さいませ~。


悲しい事。

2009-06-15 14:05:38 | インポート
お寺→お坊さん→衣→葬式→死


コレは現代の日本人から見た仏教だそうです。

葬式仏教!良く聞くフレーズです。

何だか悲しいなあ。と思う。


亡くなった時にしか寺は関係ない。と思ってる方がほとんどみたいだし。


寺や僧侶を身近に感じられない生活の人が多いのかなあ?

昔は寺が最新の医療や技術を備えていて。

政治の中心。

天皇や大名の相談にのり加持祈祷をするので情報の拠点。
貧しい農民の悩みを聞いて一揆をおこすなど。

それが良いか悪いかどちらとは言えないが生きてる人が生活しやすく成るために寺があり。

僧侶が仏様と人との間を取り持つ為に祈っていた。


何か悩んだり辛い時こそ。そうだ寺に行こう!って世間の人に思って欲しい。





自分に共感して自分の為にお経をあげて貰う。

きっと。なにか感じると思う…。

亡くなった方の為に祈るのは大切なこと。

だけど自分の為に拝んで貰うと良い。

自分は一人じゃないんだ。って感じる。


葬式仏教って悲しい響きをテレビでは使う。


生きる為の仏教。って気づいて欲しい。

親や親戚じゃなく他人に自分の悩みを話すと楽になる。

寺が本尊様と共に何代も続けて家族をずっと見守り続ける存在でいれたら良いし。

寺も世代を超えて皆さんに守っていただいている。

ずっと行ってなくても躊躇なくいける場所。

うちの寺はそんな感じで居たいねえ~。と寺族内で話した。