八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

夏場の佛花

2016-07-22 09:59:44 | 日記


夏は仏様の花が保ちません。昨日あげた花が朝にはシナーっと。
何て事が多々ありますよね。

今日は朝、金マサキの枝を沢山伐ってきて供えました。

とてもきれいですよ。

お参りの部屋はクーラーを入れるので花が持ちませんし…。

本堂のお花は毎日新聞護摩を焚くので枯れやすいんですよね。


榊やシキビの葉っぱも夏は綺麗ですよね。

造花を仏壇やお墓に上げてる方がいらっしゃいますがー。
それは、チョッと違うんですよね。

見かけだけの美しさを仏様は求めてません。

中には偽物のお供え等もありました…。
リンゴとか桃とかー。

うーん。お花は供えることにより。供えた私たちが癒される功徳をいただけます。

言われてますがー。

『造花でも美しいやないですか?それならいいんじゃないの?本物はすぐかれるけんなあ。汚いけん。いやなんよ。』と言われる方がいらっしゃいますが…。


本人がそう思えるのなら…。

人間もいくら綺麗な人も立派な人も何時かは置いて行きます。


そういう事なんだけどね。と徐々に御伝えていきたいと思ってます。


『仏壇が汚れるから線香たかん!』といわれてた方も…。

しかも代々そうらしく。

線香の功徳のお話しをさせてもらい納得してもらいました。

きっと焚いてくれてると思います。


結構『自分の家は普通やし常識と思ってた事が…。』

お参りのことはお寺に聞いてみてはどうでしょう。


案外…。