青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

庄内 ~賑わいのある町でも今は!

2024-05-18 | 昭和・懐かしい北摂の風景

阪急電車宝塚線・庄内駅。あちらこちらの駅前が再開発で激変して行く中、庄内駅西口の姿は、今もほとんど変わりがありません。これは昭和55年(1980年)の風景です。1980年は、若い人には大昔でしょうが、僕にはついこの前という印象。1番多感だった頃だからでしょうか。

カラーの方は昨年の写真。よく見ると白黒では奥に見える関西相互銀行のビルが、今では無くなっています。この町には子供も多いので、駅前には塾が並んでいます。

中央にローソンがありますが、80年代にはここに「アコム」が経営するレンタルビデオ屋があり、他では置いていない作品がレンタルされていました。NHKビデオの1980年全米オープンの上下2巻。青木功が2位に輝いた試合です。その為にわざわざ、ここに足を運びました。(笑)

ここから少し南下すると、そこには「庄内駅西商店街」が今もあります。

これも昭和55年(1980年)の「庄内駅西商店街」の写真です。アーケード内が買い物客で賑わう商店街の様子は、今見ても楽しくなります。歳末大売り出し、庄内えびすの横断幕もあるので、正月の買い物に人々が繰り出しているのでしょう。庄内の市場は値段も安く、広く北摂の人々が年末には押しかけていました。庄内の賑わいを表す昭和の1枚。

ここから庄内ダイエー、キリンドーと梯子するのが年末の我が家でした。小学校に上がる前の僕は、行くたびにダイエーの本屋さんで、「サイボーグ009」の単行本や「怪獣図鑑」などを買ってもらいました。その代わり「早く帰ろう」等とは言わないという約束で。(笑)

年末ではないものの、現在は全盛期を知る者には寂しい光景になっています。

 



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