一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

TT-R125LW、、、お嫁入りが決まりました。

2016年08月31日 | メンテナンス

 

 

 

TT-R125LW の中古車整備、、、続いています。

 

 

前のブレーキ廻りの整備、、、ブレーキフルードの交換まででしたね。前回は。

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキ&クラッチレバーを外して、、、点検、、、そしてグリスアップをして組み付けをいたします。

 

 

このあたりに使うグリスは、、、シリコングリスを老メカは使っています。

 

 

特にこの部分は、、、

 

 

 

 

マスターシリンダーのピストンを押す部分なので、、ピストン外側のブーツ ダストブーツ に接近していますので、、、通常の鉱物系グリスやゴムを犯してしまうスプレーなどはこのダストブーツをダメにしてしまう事もありますので、、、

 

 

レバーの取り付けボルトも、、、やっぱり、マスターシリンダーに近いので、、、スプレー式のオイルなどは使いたくありません。

 

 

雨で流れて、、、マスターシリンダーのダストブーツが、、、

 

 

基本、外してグリスアップですね。

 

 

ブレーキ系のゴム部品(マスターシリンダー、キャリパー、ブレーキホースなど)はオイルやグリスに弱いのかな、、、ですので、、、ちょっと気を使わないといけない部分だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロントホイール、ブレーキ廻りに続いて、、、

 

 

次は後ろ廻りを点検いたします。

 

 

 

 

スポークの点検を、、、

 

 

TT-Rでもジャンプを飛んで、、、など激しい走りが出来ますので、、、スポークの点検は必ず走行前にはいたしましょう。

 

 

 

 

ブレーキは、、、不具合、、、問題、、、まったく無しです。

 

 

 

 

一応、、、パネルを分解して、、、グリスアップをして、、、

 

 

ブレーキカムのシャフト部分がさび付いていると、、、効きが悪いですからね。。。

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキペダルのシャフト部分も、、、

 

 

 

 

外して、グリスアップします。

 

 

 

 

ここもC君が分解して、、、グリスアップしている形跡が、、、

 

 

C君のマシンって、、、上の写真のブレーキペダルのように、、、肉抜きの穴とか、、、ドロが詰まって、溜まりそうな部分には、、、シリコンで埋めてあるんです。

 

 

これはこれでお掃除が楽だったりいたしますね。

 

 

こんな所で、、、後ろ廻りの点検は終了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキペダルを点検したら、、、

 

 

 

 

チェンジペダルも点検ですよね。

 

 

ここもC君の形跡が、、、青いグリスを使ってグリスアップがさせています。

 

 

この青いグリスは、、、アメリカ製バイクメーカーの純正グリスですね。

 

 

老メカも以前は使っていましたが、、、現在は国内のW社製を使っています。

 

 

 

 

W社のグリス、、、白いので劣化や汚れたときに解りやすいです。

 

 

 

 

ピローボールのリンクにも、、、

 

 

 

 

ブーツの端からスプレーのノズルを差し込んで注油です。

 

 

ここはチェーンオイルですね。

 

 

 

 

 

 

 

中古車の整備、、、こんなところで完成です。

 

 

各部の増し締めや注油もいたしました。

 

 

このくらいの点検だと、、、24ヵ月点検&快適走行整備、、、でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

TT-R125子さんは、、、お嫁入りがこのほど決まり、、、本日、トラックに乗って行っちゃいました。。。

遠方の地でも元気良く過ごせるように、、、最後の点検をして送り出しましたので、、、新しいご主人様この子をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 本日水曜日は定休日になります。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TT-R125LW の整備のつづきです。

2016年08月30日 | メンテナンス

 

 

TT-R125LW の整備のつづきです。

 

 

 

 

 

 

 

シートを外して、、、

 

 

 

 

タンクを外し、点検します。

 

 

 

 

 

 

 

タンク下のフレーム部分は、、、

 

 

 

 

泥の付着もなく、、、キレイな状態を保っています。

 

 

 

 

せっかくタンクを外したので、、、

 

 

 

 

エンジンの、、バルブクリアランスを見ておきます。

 

 

 

 

 

 

シックネスゲージで計ると、、、

 

 

 

 

ほんのちょっとの狂いがありましたので、、、ほんのちょっと調整をいたしました。

 

 

レーサーですので、、、エンジン廻して走れるように、このあたりの整備は大切ですね。

 

 

 

 

 

次は、、、老メカ的には、、、

 

 

ブレーキの点検です。

 

 

 

 

フロントブレーキはディスクブレーキですので、、、

 

 

 

 

キャリパーからパッドを外して、、、点検を。

 

 

 

 

さらに、、、

 

 

 

 

ホイールベアリングも点検して、、、組み付けます。

 

 

このマシン、、、悪いところが、、、出てきませんねえ。。。

 

 

前オーナーのC君も良くメンテナンスをしていましたので、、、

 

 

でもそれだけじゃないですね、、、あまり乗っていないんだ。。。

 

 

 

 

 

 

 

ブレーキフルードの入れ替え~

 

 

 

 

フルードは、、、いつもの、、、SPRを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポークはレンチをあてて緩みが無いか確認です。

 

 

叩いて音で点検なんて、、、ダメですよ。

 

 

必ずレンチで、手の感覚で点検です。

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

老メカ、モトクロスコースに練習によく行っていました。

良くお世話になっていたのが成田のウインズさんで、、、

そのウインズさんのオーナーのアサノさんが、、、時々、、、練習をするんです。

で、アサノさんが走り始める時には、、、必ず前後のスポークをレンチをあてて点検し始めます。

これが始まると、、、アサノさんが走る、、、の合図でした。。。

 

 

アサノさん、老メカとは同じ歳だったと思います。

昔の話しですが、、、老メカが若い時、、、スタジアムモトクロスというのが日本でも開催されて、1980年代です後楽園球場や川崎球場などで行われていました。

老メカは、、、当店のお客様たちと大勢で後楽園、川崎球場のスタジアムモトクロスを観戦に行った事があります。

球場に大量の土を運び、人工的なコース、大ジャンプを作って、、、外国から有名選手を招待し、日本の一流選手ももちろん一緒にレースをする、、、というモトクロスで、、、今で言うスーパークロスですね。

が、日本でも流行った時期があります。

 

 

今は電脳、コンピューターの便利な時代です。

YOUTUBEなる動画を好きなだけ、タダで見ることが出来ます。

そして、、、大昔、、、スタジアムモトクロスを見に行ったなあ。。。なんて、、、YOUTUBEで検索すると、、、

当時のスタジアムモトクロスが、、、なんと、、、見られました。

外国人選手は、、、リックジョンソンやジェフワード、、、豪華な顔ぶれで、、、日本の選手も鈴木秀明、、、福本、、、伊田、、、予選ヒートC40番浅野政幸、、、   、、、

 

そうです、アサノさんが若い頃、現役時代に出場していたんです。

その当時はもちろん面識などなくて、、、スタンドで観戦していただけですが、、、

そんな事を思い出しました。。。

 

↓ 1982年後楽園球場の映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=EhiQguYuq5Q

 

1983年川崎球場は、、、著作権侵害で削除されているみたい、、、少し前まで、、、見られたんだけど、、、この時は3塁側スタンドで観戦。。。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中古車の整備です。

2016年08月29日 | メンテナンス

 

 

 

 

 

 

当店在庫車両の ヤマハ TT-R125LW の整備を少し、、、始めました。

 

 

 

 

 

 

老メカの、、、いつもの整備の順番通りに、、、

 

 

 

 

オイル交換からスタートです。

 

 

元オーナーは当店と、、、老メカと、、、お馴染みのお客様で、、、

 

 

レーサーですので、、、走行前には毎回のようにオイル交換はしていたと思いますので、、、キレイなオイルが出て来ました。。。

 

 

カレもメンテナンスは、、、出来る事は自分でやる人でしたので、、、

 

 

 

 

オイルはヤマハ純正スポーツ 10w40 を入れます。

 

 

 

 

 

老メカの順番では、、、次は、、、

 

 

 

 

スパークプラグの交換です。

 

 

 

 

レーサーですので走行距離は走っていても、、、数十キロ???くらいですので、減っている事はありませんが、、、プラグは、、、外したら交換ですね。

 

 

次のオーナー様の為に。。。

 

 

 

 

 

次は、、、

 

 

 

 

エアークリーナーはほんの少し土ほこりが見られます。。。

 

 

ですので、、、洗浄して、、、乾燥させて、、、

 

 

 

 

フィルターオイルを塗ります。

 

 

フィルターオイルは、、、これもヤマハ純正です。

 

 

 

 

た~っぷりと塗って、、、

 

 

 

 

モミモミいたします。。。

 

 

そして、、、

 

 

 

 

ぎゅ~~~~~~~っと、、、握って、、、余分なフィルターオイルを捨てます。

 

 

この握り具合で???吹け上がりやキャブセッティングが変わってしまう???かもしれませんので、、、毎回自分でこの作業はやるのがいいのかな、、、って思いますが。。。

 

 

そして、、、スポンジが出来たらベースに取り付けますが、、、取り付けの面には、、、グリースを塗布しておきます。

 

 

 

 

ベースにスポンジを取り付けて、、、

 

 

そのベースの裏側にもスポンジが貼ってありますので、、、

 

 

 

 

このスポンジにもグリースを塗布いたします。

 

 

なんで?グリースを塗るのかっていうと、、、乾燥したスポンジでは土ほこりを吸い込んでしまいます。

 

 

ですので、、、吸い込みそうな部分にはフィルターオイルやグリースを塗ってほこりの侵入を防ぐんです。

 

 

 

 

 

出来上がったら、、、

 

 

エアークリーナーケースに装着するのですが、、、

 

 

 

 

普通は、、、このまま、、、

 

 

 

 

こうやって、、、入れますが、、、

 

 

老メカは、、、ひと手間かけて装着いたします。

 

 

そのまま入れると、、、

 

 

 

 

矢印の部分でスポンジが削れる、剥がれる、、、事があります。

 

 

って言うか、絶対になります。

 

 

 

 

このスポンジも少しヨレヨレしているでしょ。。。

 

 

 

 

ですので、、、

 

 

 

 

この様な保護用の薄い板を切ってあてて、、、スポンジが削れないように守って、、、

 

 

 

 

ゆっくりと、、、

 

 

 

 

溝に沿って、、、一緒に入れて、、、

 

 

 

 

最後に保護用の板だけを抜き取ります。

 

 

 

 

完成。

 

 

 

 

 

スポンジが削れたまんま、剥がれたまんまで走行すると、、、土ほこりを吸い込んでしまいますからね。

 

 

老メカ、TT-R125は、、、自分で持っていましたので、、、経験者なんです。

 

 

で、どうやったら壊さないで入れられるか?考えたら、、、こんな方法になりました。

 

 

 

 

 

中古車の整備、、、つづく。。。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老メカの今日のスマホ写真撮り放題

2016年08月28日 | メンテナンス

 

 

 

今日の写真

 

 

 

 

クロスカブで  日本を走った!  C君が、、、唯一ヤッチャッタのが、、、この写真。

 

 

 

 

でも、、このアンダーフレームが装着されていなかったら、、、エンジンが割れていたかもしれません。

 

 

これはこれで、、、良かった、、、と言うしか、、、ないですね。

 

 

いい仕事してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リード125の駆動系オーバーホールで、、、交換した部品です。

 

 

 

 

ベルトはもちろん交換ですが、、、当店では前後のプーリーの点検もいたします。

 

 

プーリーを点検、分解すると、、、シール類の交換やグリースの詰め替え、、、プーリー各部の作動確認&摩耗点検、、、自動遠心クラッチも点検します、、、クラッチスプリングやセンタースプリングは交換、、、などなど、、、一度オーバーホールをすると、、、最低上の写真の部品は交換になります。

 

 

トルクカムの溝部分は、、、要!チェック部分です。

 

 

グリースの詰め替えもしませんと、、、摩耗を早めます。

 

 

これらひとつひとつの部品が、、、ひとつでも作動不良や摩耗すると、、、走りに影響が出て、、、ベルトに負担がかかります。

 

 

 

 

ベルトは

 

 

 

 

ひび割れ、、、はく離がもうすぐしそうな感じでした。。。

 

 

ちょうど20000kmでの今回のオーバーホール、、、こちらのオーナー様には20000kmがベストな距離のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワコーズさんの、、、なんだか怪しい液体が入荷しました。。。

 

 

効能は、、、

 

 

 

 

エンジンの パワー&トルク を向上させます!

 

 

 

 

さっそく違いの解るクロスカブオーナー様に使っていただいたら、、、

 

 

効果大! 体感できた! との報告が届きました。

 

 

25~50リッターに1本注入、、、ですので、燃料代と考えると高いですが、、、バイクのチューニングって考えると、、、安いです。

 

 

ここ一発! の走りを求めるなら、、、楽しい1本ですね。

 

 

 

 

 

老メカの今日のスマホ写真撮り放題、、、でした。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

リード125、、、駆動系オーバーホールをし、出来上がったら必ず試乗をいたしますが、、、リード125の上質なエンジンフィーリングを再確認しました。

 

滑らかで、、、そして力強くて、、、不満が見当たりません。。。

 

そして、、、燃費も良い!というので、、、通勤などには最適では。。。

 

 

 

 

楽しい試乗をいたしました。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スパークプラグ

2016年08月27日 | メンテナンス

 

 

 

 

 

あるお客様からスパークプラグの事について質問を受けました。

 

 

 

 

お客様 「プラグの焼けを見て、、、番手を変えた方が良くない???」

 

老メカ 「今のバイクはコンピューターで管理されているインジェクション車だからプラグの焼け具合でプラグが合っているのかが解らないんだよ」

 

 

「ねッ、ガイシの部分にカーボンが溜まる事もないし、からっからに焼けているように見えるでしょ。」

 

 

 

こんなやり取りをお客様といたしましたが、、、

 

 

 

「でもエンジンを改造(ボアアップなど)した場合は、それに見合った変更は必要だし、、、インジェクションのエンジンでもプラグの点検は必要だね。。。」

 

 

 

このお客様は老メカと同じだけお年を召していますので、、、もちろん2サイクルのバイクにも乗っていたし、、、昔のバイクは調子を崩す事も多く、プラグの交換の必要性も理解していて、時にはプラグの熱価の変更もしたり、、、と、経験豊富なお客様で。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

近年のバイクのスパークプラグはメーカーが新車時に装着しているスパークプラグが最適だと思います。

 

 

ですので、、、熱価を変更をする事も無くなっていますね。

 

 

でもスパークプラグ自体に変化はそれほど無く、普通プラグでは電極の消耗はもちろんありますので、交換は必要ですね。

 

 

よくスパークプラグのグレードアップで、、、イリジウムプラグ に交換をいたしますが、、、このイリジウムプラグにも種類があり、中心電極だけがイリジウム(片イリジウム)の場合は交換推奨距離は普通プラグと同じ、、、なんです。

 

 

スパークプラグメーカーの推奨交換距離はバイクの場合3000~5000キロです。

 

 

中心電極、外側電極共にイリジウムやプラチナやルテニウムなど、、、貴金属を使ったスパークプラグですと、、、バイク用で4万キロがバイクメーカーマニュアルの交換距離になります。(実際にはもう少し早めの方が良いかなと思いますが)

 

 

スパークプラグ、、、そんなにトラブルが起こることも、、、最近は無くなり、、、メンテナンスフリー???って思われていますが???そんな事は無く、定期交換部品のひとつなのは間違えありませんので、時々思い出してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのスパークプラグは左が新品、右が使用後のものですが、、、

 

 

 スパークプラグのお仕事は、、、

 

 

 

 

ここの部分で放電してガソリンに着火いたします。

 

 

数万ボルトの強い電気がここの部分でバチバチいたしますので、、、電極が消耗していきます。

 

 

実際にこの使用後の電極の隙間を計ってみると、、、

 

 

 

 

 

 

1.07mmの隙間がありました。

 

 

使用前の新品は、、、

 

 

 

 

0.87mmです。

 

 

その差は0.20mmも!

 

 

このプラグの使用距離は20000kmも、、、ちょっと交換時期が遅かった、、、使い過ぎのようです。

 

 

電極が消耗して隙間が大きくなると、、、火花が、、、着火性能が、、、悪くなります。

 

 

エンジンの出力や燃費などに影響が出ますし、エンジントラブルに発展する事もありますので、交換は必要ですね。

 

 

 

 

 

今のバイクの主流は   4サイクル、インジェクション   のエンジンを積んでいると思いますが、、、まだまだキャブレター車や2サイクルエンジンのバイクも現役で走っています。

 

 

キャブレター車のエンジンのプラグだと、、、

 

 

 

 

焼け具合がエンジンのコンディションで変わったりいたします。

 

 

ですので、、、時にはプラグを外して、、、プラグのご機嫌を伺ったりいたします。

 

 

エンジンの、、、なにか?不具合があると、、、プラグに現れる、教えてくれるんです。

 

 

たとえば、、、今老メカが作業を進めている、、、4気筒のキャブレター車のプラグが、、、

 

 

 

 

悪いのはここだよ! って。

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原因究明、、、キャブレターを分解してみました。

2016年08月26日 | メンテナンス

 

 

 

 

 

 

 

 

さあて、、、キャブレターを分解していきます。

 

 

 

 

ダイヤフラムの上蓋を外すと、、、こんな写真です。

 

 

黒い薄い膜がダイヤフラムになります。

 

 

で、調子が良かったのは、、、2番キャブで、、、

 

 

 

 

このように外側がきっちりキャブレター本体の溝にに装着されていましたが、、、

 

 

 

 

他の3個のダイヤフラムは、、、ずれて装着されていました。

 

 

 

 

 

 

 

ここです。

 

 

 

 

 

 

ずれたまま上蓋を閉めてしまっていますので、、、吸入負圧が発生してもスライドピストンは上にひっぱり上げる事が出来ません。。。

 

 

一度人の手が入っていますので、、、組み込む時に、、、挟んで、ずれたまま蓋をしてしまったのかなあ。。。

 

 

使用時にずれる事は無いと思いますが。

 

 

自分も、、、ココの取り付け作業の時は、、、慎重にいたします。

 

 

取り付ける時の コツ もあるんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもでも、、、2番のみ元気が良かったから、、、一応走れていたんだと思います。

 

 

1,3,4番のシリンダーは、、、スロットルを廻して、、、スロットルバルブ(バタフライ)が開いても、、、スライドピストンは上昇せず、、、でもエンジン回転は一応上がるけど、必要な空気(最適な混合気)が入らなかったので、、、燃焼状態が悪く、、、馬力が出なかった。。。こんな所だと思います。

 

 

 

 

パワーチェックを見ても、、、高回転では馬力が落ちていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロート室も開けて点検いたします。

 

 

 

 

 

パイロットスクリューの戻しを確認します。

 

 

 

 

4個とも1回転???戻しでした。。。

 

 

マニュアルでは2回転と1/4戻しです。

 

 

1回転ですと、、、アイドリング~低回転の時の混合気が少ない、、ので、排ガス測定時の値は低くても良いはずですが。。。

 

 

 

 

 

 

パイロットジェットとメインジェットを外して、、、見ます。

 

 

お客様からの事前の情報ではジェットが交換してある、、、との事でしたが、、、

 

 

 

 

うーーーーん、、、パイロットジェットとメインジェット、、、両方とも交換されているようです。。。

 

 

パイロットジェットは5番アップ。。。

 

 

5番アップという事は、、、アイドリング~低回転時の混合気が濃い設定です。

 

 

このあたりが排ガス測定で5%以上出ていた原因???

 

 

パイロットスクリューを1回転戻しなのに。。。

 

 

 

 

 

メインジェットは、、、なんと!10番ダウンされています。

 

 

ちょっと???意味不明です。

 

 

エンジン回転が中~高回転で不調だったので、、、番手を落としたのか???プラグが真っ黒だったから???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーーーーーん、、、

 

 

良く解らないので、、、とりあえずノーマルの番手のジェット類、新品のダイヤフラム(スライドピストンassy)、その他キャブレターオーバーホールに必要な部品、、、プラグ、ハイテンションコード、、、などなど、、、新車設定時の仕様に戻して、、、

 

 

ここからスタートですね。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

こういう修理?調整?って、、、むずかしいです。

いろんな所に、、、隠れていますね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原因究明、、、ちょっと見えてきました。

2016年08月24日 | メンテナンス

 

 

 

原因を探っているのですが、、、

 

 

このようなエンジンの不調を調べるのって、、、やっぱり順番通りに進めていかないと見逃してしまう時があります。

 

 

排気ガスの状態を見ておいたり、、、プラグのご機嫌を見たり、、、エンジンの圧縮圧力を計っておいたり、、、

 

 

そして、、、順番的には、、、やっとキャブレターですね。。。

 

 

いきなりおおごとの部分、キャブレターやエンジン本体を分解して、、、なんて修理をしていたら、、、ほんの些細な部分の故障だった!  なんて事もありますので、、、これではお客様に怒られてしまいますね。。。

 

 

 

 

 

 

 

そんな順番通りに、、、

 

 

キャブレターを外してみました。

 

 

 

 

メインボアの汚れが、、、プラグの焼け具合と同じで、、、2番だけがキレイですね。

 

 

 

 

 

 

 

外したらいきなり分解するのではなく、、、観察が大事です。

 

 

で、必ずやらなければいけない点検があります。

 

 

 

 

メインボア内に見える   スライドピストン   を指で上に持ち上げます。

 

 

 

 

そして、指を離して、、、ピストンの戻り具合を確かめます。

 

 

スライドピストンは、、、エンジンのシリンダーで発生する吸入負圧でコントロールされています。

 

 

吸入負圧を使って、、、その使う部分は、スライドピストン上部のダイヤフラム室で、、、負圧が高くなるとピストンを引っ張り上げ、、、負圧が低くなるとスプリングで戻されます。

 

 

ダイヤフラムが正常な場合、指で持ち上げる時には若干の抵抗を伴いながら上がり、指を離して戻る時も  くしゅ~  というようなダンパーが効いているように戻ります。

 

 

 

 

 

この具合を確かめるのですが、、、

 

 

 

 

あれ? 1,3,4番のスライドピストンが、、、スコッ! と戻って来ちゃいます。

 

 

ダンパーが効いているように くしゅ~ という感じがありません。

 

 

2番のみ  くしゅ~  と、正常な動きです。

 

 

ダイヤフラムに異常がある可能性が、、、出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、水曜日は定休日になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原因究明はつづく、、、

2016年08月23日 | メンテナンス

 

 

 

原因を探る、、、実作業

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、、、プラグを外して、、、

 

 

 

 

あれれ、、、4本のうち1本だけしかまともじゃない???です。

 

 

2番シリンダーだけ正常な燃焼で、、、他の気筒はくすぶっている?

 

 

パワーチェックで高回転まで廻していますので、、、これはおかしい???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジン本体の健康チェックです。

 

 

4気筒とも圧縮圧力は揃っていました。

 

 

なので、、、本体の点検 分解はひとまず置いておいて、、、他の部分に原因がありそうですね。

 

 

 

 

 

 

プラグへのハイテンションコードが、、、途中で切ってジョイントしてあります。

 

 

なんとなくこのあたりも、、、ちょっと、、、いやな感じがいたします。

 

 

ここはノーマルの新品に交換させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

マフラー内で再燃焼させる為の2次空気供給システムの配管は外されて、、、ホースにはメクラ蓋がされていて、空気が遮断されています。

 

 

これも排気ガス測定値の上昇に関係がありそうですね。

 

 

車検に合格しないといけないので、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

キャブ?

 

 

キャブだよね???

 

 

プラグが3本もくすぶっているのは???

 

 

 

 

 

作業前のお客様からの説明では、、、マフラー交換、エアークリーナー加工に合わせてキャブのジェットの交換もしてある、、、との事で、、、どちらかのショップ様で作業をしたそうで、、、

 

 

このバイクの整備は、、、当店では初めてで、、、ここまででも色々出てきましたが、、、この先も???

 

 

 

 

完調にしてお客様に戻したいですねえ。。。

 

 

 

 

原因究明は、、、

 

 

 

 

つづきます。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原因は?

2016年08月22日 | メンテナンス

 

 

 

不調の原因を探る、、、

 

 

 

 

 

空ぶかしや走行テストでは、、、吹け上がらない、、、スピードが伸びない、、、などの症状があり、、、

 

 

どうも?排気量並みのチカラが出ていないような、、、

 

 

 

 

 

 

 

8月2日の当ブログ記事にも少し登場しているこのバイク、少々カスタムが施されていて、8月2日の時点では、、、マフラー(JMCA認定品)はもちろんですが、、、エアークリーナーは開口面積を金切りバサミ?で切って広げてありました。

 

 

 

 

 

そんな点検をしてはいましたが、、、今日は本格的に作業を進めていきます。

 

 

 

 

 

まずは、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと営業稼動しました。

 

 

 

 

こうやって目で見えるのって、、、いいですねえ。

 

 

今まではテスターの感覚でしか判断できなかったのが、、、こうやってグラフで見ると、、、上の回転でチカラが出ていないのが解ります。

 

 

お馬さんの頭数も少ないですね。

 

 

 

 

 

サイクルワークス店長の店長室(計測中は爆音&呼吸困難?になるかも)からバイクを引き取って、、、老メカのピットに帰ってきました。

 

 

で、原因を探る為に分解していくのですが、、、

 

 

その前に。。。

 

 

 

 

排気ガスの測定をしておきます。

 

 

この測定は、、、車検で陸運局で排気ガスの検査をするのと同じ方法で、、、

 

 

 

 

CO値が5%オーバーも出ていますね。

 

 

これでは車検もパスが出来ません。

 

 

合格の値は、、、CO 4.5% HC 2000ppm だったかな、、、

 

 

COとは、、、一酸化炭素です、、、

 

 

ようするに、、、不完全燃焼でくすぶっているとCOが排気ガスに多く含まれます。(HCとは炭化水素で、、、これは未燃焼ガスが多いと値が多くなります)

 

 

この値から推測すると、、、空燃比が濃い、、、不完全燃焼している(点火系の不良?)   ???

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒューズ切れ

2016年08月21日 | メンテナンス

 

 

 

ヒューズ切れ、、、の修理。。。

 

 

一昨日のブログ記事のつづきになります。

 

 

 

 

カスタムウインカーに交換したら、、、ヒューズが何回も切れて、、、

 

 

という事だとカスタムウインカー廻りの点検を、、、やっぱり一番にいたしますよね。

 

 

でも製品不良や老メカの取り付けミスは、、、無くて。。。

 

 

さて???どこが悪いの???

 

 

 

 

 

作業は振り出しに戻りました。

 

 

でも今回入庫して、、、ヒューズが切れていたのは、、、確認しましたが、、、

 

 

 

 

新品に交換してからというもの、、、切れたのをを1回も確認していません。

 

 

各部の電気を点けたり、ハーネスやカプラーをゆすったり引っ張ったりしても、、、という所が今回のむずかしい所です。

 

 

 

 

 

こんな時は、、、目先を変えて、、、まだ触っていない所を、、、点検します。

 

 

タンク下のハーネスとか、、、いろいろ怪しく見えちゃいますから。。。

 

 

 

 

タンクを外すには、、、シートを外します。

 

 

 

 

おッ、、、

 

 

 

 

いた!

 

 

 

 

ここだ!

 

 

 

 

シートの裏を見ると、、、

 

 

 

 

ちょうどこの部分で、、、

 

 

 

 

先ほどの配線を押しつぶしていました。

 

 

 

 

 

配線の被覆を切って、、、中を確認すると、、、

 

 

 

 

茶色の線に潰れた跡が!

 

 

 

やっと見つけました。

 

 

茶線はテールランプの線です。

 

 

常時点灯ですので、、、常時電気が流れています。

 

 

でも、、、今回各部の点検で、、、なぜ?ヒューズが切れなかったのか???再現が出来なかったのか???

 

 

答えは、、、簡単に出ました。

 

 

老メカがシートに座らなかったからでした。

 

 

シートに座り、体重でシートが下に押し付けられると、ショートして、、、ヒューズ切れ!

 

 

座らなかったのが発見を遅らせてしまいました。

 

 

 

 

 

では?なぜシートに座ると切れたのか???

 

 

これも原因がありました。

 

 

 

 

このシート裏の写真に円形の壊れたようなゴム片があります。

 

 

このゴム片が、、、シートブラケットとシートベースの間に入っているのですが、、、

 

 

歳には勝てないのですかねえ、、、ゴムが劣化して、、、一体だったゴムのグロメットがゴム片になってしまい、、、取れてしまっていました。

 

 

 

 

 

取れるとどうなるのか?ですが、、、

 

 

ゴムが間にちゃんと居てくれれば、、、

 

 

 

 

三角形?のブラケットが↑の写真の位置に、、、

 

 

取れて、体重がかかると、、、

 

 

 

 

↑ こんな風にブラケットは沈みこみます。

 

 

という事は、、、取り付けボルトが、、、劣化して取れてしまったゴムの厚みだけ、、、下に出っ張ってきます。

 

 

出っ張ると、、、ちょうど真下にあった配線を、、、潰してしまい、、、この取り付けボルトからボデーアースに一瞬で、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

という、ヒューズ切れのお仕事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

修理って、、、難しいです。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイヤ外しです。

2016年08月20日 | メンテナンス

 

 

 

今日のお仕事は、、、オフロード車のタイヤ交換からスタートでした。

 

 

タイヤ交換くらい自分でやるよ。。。っていう方もいらっしゃると思いますが、、、

 

 

タイヤをホイールから外すのって、、、慣れないと、、、なかなかやり難い作業でして、、、

 

 

 

 

 

 

 

空気を抜き、ビードを落として、、、

 

 

 

 

レバーでタイヤをめくっていきますが、このバイクのホイールは、、、ビードストッパーが付いているので、ビードストッパーの部分からめくり始めます。

 

 

 

 

少しづつ、、、あんまり欲張ってめくると、リムに傷がついたり、チューブを切ってしまったりしますので、、、少しづつ。。。

 

 

 

 

めくっている反対側のビード部分は、、、

 

 

 

 

この様にリムの中央の凹んでいる所に落としてやらないと、、、めくる事が出来ない、出来てもやり難い、、、という事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部めくり終わったら、、、

 

 

 

 

チューブを取り出して、、、

 

 

パンク修理ならチューブを治したり、交換したりして、、、組み付ければ終わりですが、、、今日はタイヤ交換ですので、、、リムからタイヤを外します。

 

 

 

 

この状態からタイヤを外す為に、、、

 

 

 

 

さらに、、、

 

 

 

 

反対側のビード部をめくるのですが、、、

 

 

やったことがある方は解ると思いますが、、、

 

 

レバーでチカラをこめて取り外し、、、でも出来ないと、、、レバーをテコにしてハンマーでタイヤを叩いて、、、というやり方で外しますが(この方が正攻法ですが)、、、

 

 

ちょっと、、、やり難いんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ですので、今日はちょっと、、、違った方法で、、、タイヤを外します。

 

 

片側をめくってチューブを取り出した状態から、、、

 

 

 

 

ホイールを裏返しにします。

 

 

 

 

↑ 裏返すとこの写真です。

 

 

そして、、、

 

 

 

 

裏側も、、、表側をめくったように、、、めくり始めます。

 

 

 

 

で、、、全部めくると、、、

 

 

 

 

タイヤの中にホイールがすっぽりと入ってしまいます。

 

 

で、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなにチカラを入れずに、、、タイヤの中から、、、ホイールを取り出せました。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

大径のタイヤですと、、、こんなやり方もあるんです。。。

 

 

という程度の事ですが、、、

 

 

知っていると簡単に外せたり出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏ですので、、、暑いです。

2016年08月19日 | メンテナンス

 

 

 

2016年後半(夏休みを挟んで前半、後半ですかね。。。)のお仕事が始まりました。

 

 

今日は、、、夏休み前にお預かりした、、、ヒューズ切れのバイクを、、、

 

 

このバイクは、、、まだホンの少し前に車検整備で入庫し、、、その時に、ウインカーをカスタム部品に交換をいたしました。

 

 

で、その後に走行中にヒューズが切れて、、、スペアに入れ替えても切れて、、、という症状で。

 

 

一番疑うのは   カスタムウインカー??? の不良

 

 

ウインカーの取り付け時にミスった???

 

 

などが考えられるのですが、、、取り付けミスなら老メカのミスですが、、、

 

 

ということで、作業開始です。

 

 

 

 

 

ヒューズが切れているので、まずは交換を、、、

 

 

 

 

切れているヒューズは一番上の15アンペアで、ウインカー、ホーン、ストップ、ポジション、メーター、テール、パイロットランプ、、、などのヒューズです。

 

 

 

 

ヘッドライト以外のほとんどの電装のヒューズですね。

 

 

 

 

交換後に、、、エンジンを始動して、、、

 

 

 

 

 

 

各配線やハーネスを揺すったり、、、引っ張ったりしたのですが、、、ヒューズは切れず、、、

 

 

 

 

もちろん、ウインカーの取り付け部分を、、、

 

 

 

 

 

点検したり、、、

 

 

 

 

 

 

ウインカー内部の配線を確認したり、、、

 

 

 

 

 

 

うーーーーん、、、どこだろう???と考えていたのですが、、、

 

 

考えていて、、、いろんな所を触っていたりして、、、

 

 

そしたら、、、ちょっと変な事に気が付きました。

 

 

ヒューズ切れとは関係がない?とは思いますが、、、

 

 

 

 

 

 

 

ヒューズボックスは、、、この2個のカプラーで車体のメインハーネスに接続されているのですが、、、

 

 

このカプラーが、、、手で触っていると、、、暖かいのです。

 

 

発熱しているようです。

 

 

ギュッと握ると暖かい、、、というか熱いくらいの温度です。

 

 

 

 

 

なので、、、ちょっと、、、こんな計器を取り出して、、、

 

 

患部の温度を計測してみました。

 

 

 

 

数分エンジンを始動しているだけで、、、カプラーの温度は 53℃になりました。

 

 

そのカプラーを、、、観察すると、、、

 

 

 

 

微妙に変色しています。

 

 

焼けまではいきませんが、温度変化での変色ですね。

 

 

お年を召していますので、まあ、、、あるのかな?という症状ですが。。。

 

 

 

 

微妙な接触不良だと思いますので、、、

 

 

 

 

この様なケミカルを使い、カプラーを抜き差しを幾度もして、、、端子部分の導通具合を高めて、、、もう一度同じように温度計測をしました、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も暑いです。

 

 

真夏ですからねえ。。。

 

 

 

 

エンジン始動前のカプラーの表面温度は 32℃です。

 

 

気温も同じくらい、、、

 

 

 

 

 

そしてエンジンを始動して、、、数分アイドリングをしていたら、、、

 

 

 

 

患部の温度は40℃に。。。

 

 

配線的には、、、バッテリー~メインスイッチ~ヒューズボックス、、、このメインスイッチとヒューズボックスの間のカプラーになりますので、しかも患部の線の色は 赤 ですので、大きな電流が流れているプラス線で、、、少しの接触不良でも発熱してしまうのでしょうね。

 

 

 

 

 

この発熱が今回のヒューズ切れとは関係が無い?とは思いますが、、、

 

 

また発熱自体が故障の範囲に入るのかも ? なのですが、、、発熱は無い方が良いのはあたりまえで、、、

 

 

で、カプラーの温度は40℃に下がったので、ケミカルでのケアは良い方向に向いたとは思います。

 

 

 

 

 

というちょっと脱線した温度計測でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

うーーーーん、まだヒューズ切れの患部が特定できていません。。。

 

 

こまった。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

こんな好奇心がメカには大事な性質?で、、、またひとつ良い経験をいたしました。

 

 

温度が目に見えて、作業が有効だったことが解ったのが、今日の収穫ですが、、、

 

 

修理が完了した訳でもなく、、、工賃をいただけない事をやっていたのが、、、マイナス、、、でしたが、、、

 

 

いずれ役に立つことでしょう。。。

 

 

 

  

 

 

こんな所も計ってみました。

 

 

 

エキパイフランジ、190℃。

 

 

これは、、、火傷しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月18日、夏休み明け、本日から営業です。

2016年08月18日 | バイク

 

 

 

夏休み、、、長いお休みを頂きましたが、本日から通常営業いたします。

 

 

 

 

 

皆様の夏休みはどんなツーリングをいたしましたか?

 

 

学生さんなら、、、1ヶ月とかのロングツーリングに出る事も出来るでしょうが、、、社会人になると、長くても1週間ほどしか休みが取れなかったり、、、が、普通ですよね。。。

 

 

短いお休みでも、、、バイクで旅に出ればいつもとは違う時間、空間に自分を置くことが出来たと思います。

 

 

当店のメカイトウも9日PM7:00に仕事が終わって、、、

 

 

 

 

愛車のWR250にこんな大荷物をくくりつけて、、、家に戻らずそのまま西に走っていきました。

 

 

さて?どこまで走っていったのでしょうか???

 

 

 

 

 

 

当店のクロスカブの、、、このお客様は、、、

 

 

 

 

九州の端から、、、北海道の端まで、、、1ヶ月かけて走って、、、無事に帰ってきた!との連絡もありました。

 

 

 

 

本日18日から一国オート販売は営業になりますが、一国メカイトウをはじめ皆様のツーリング話しをお聞きするのが楽しみです。

 

 

お立ち寄りの際には楽しいバイク旅話しを聞かせてください。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年後半の宿題になるところでした。夏季休業のお知らせ。

2016年08月10日 | メンテナンス

 

 

 

タイヤ交換、、、

 

 

 

 

 

 

林道大好きなオーナー様からの依頼で、、、ブロックパターンのタイヤに交換いたします。

 

 

用意したのは、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれれ、、、

 

 

 

 

タイヤ交換のはずですが、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はスイングアームに借り付けして、、、芯出しをいたしました。。。

 

 

 

 

こんな感じで隙間を見ながら、、、完成。

 

 

 

 

 

 

 

ドリルで穴を開けちゃいます。

 

 

 

 

オフ車ですので、ビードストッパーを追加します。

 

 

 

 

ホイール完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラリー用?高剛性なのか???

 

 

 

 

タイヤは、、、チェンジャーで、、、入れましたが、、、

 

 

それにしても、、、タイヤが硬いです。

 

 

 

 

 

 

バランスも取って、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

オフロード用の18インチホール、出来ました。

 

 

 

 

 

初めに履いていたホイールは17インチなので、、、

 

 

17インチの林道用タイヤって少ない、、、というか、ほぼ無いので、、、タイヤ選択が出来る18インチにチェンジいたします。

 

 

オンロードがメインの場合は、、、17インチのロードタイヤに交換して、、、

 

 

こんな使い方もありですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

でも、、、ちょっと、、、問題発生です。

 

 

 

 

18インチでブロックの高さがあるこのタイヤ、、、

 

 

 

 

18インチと17インチの背比べをしたところ、、、

 

 

 

 

赤い線が見難いですが、、、50mmも外径が大きくなってしまいました。

 

 

ここまで大きな差が、、、ちょっと誤算でした。

 

 

20mmくらい???って思っていたのですが、、、

 

 

なにか?対策しないと、、、ダメ???

 

 

とりあえず乗ってもらいましょう、、、それからですね。

 

 

 

 

 

レアなバイクですので、、、なかなかありませんでしたが、、、

 

 

 

 

 

 

 

これを付けないと、、、エンジンに石がヒットしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

やっとオフ車らしくなりました。

 

 

 

 

 

 

夏休み直前の老メカの作業でした。

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

今回の部品発注やタイヤ発注など、、、非常にチグハグになってしまい、、、もっと違うタイヤを選んで待っていたのですが、、、P社とかM社とか、、、海外メーカーは長期に欠品で、、、入荷しなくて、、、仕方なく間に合うタイヤという事で、、、D社にいたしましたが、、、ここまではリムの18インチ化でしたが、、、

 

 

この作戦がいつの間にか 2ホイール作戦に なっていて、、、追加でホイールの中心、ハブを注文!

 

 

ところが、、、これまた、、、長期に入荷しないで、、、夏休み直前になって入ってきて、、、

 

 

ここまで待つことだったら、、、希望のタイヤも入荷したのに、、、

 

 

と、いろいろグチャグチャな今回のタイヤ交換でしたが、、、

 

 

オーナー様、、、夏休みに、、、林道ツーリングに、、、行きた~い、、、との事なので、、、

 

 

そりゃそーだ、、、部品が入ってくれば、、、そのあとはメカがガンバルしかないもんね。

 

 

 

という、タイヤ交換でした。

 

 

 

 

 

最初の部品の伝票を確認したところ、、、2月!でした。

 

 

ふい~、やっと出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

夏季休業のお知らせ

 

当店、一国オート販売は、本日8月10日より17日まで夏季休業とさせていただきます。

 

ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程お願いします。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロスカブで北海道、楽しんでいるようです。

2016年08月08日 | バイク

 

 

 

 

日本一周中、、、というか、、、日本の端から端までを爆走中の、、、当店お客様Cさんから老メカにメールが届きました。

 

 

 

 

 

どうも。

上士幌からパンケなど走りましたが、フラットダートでも穴ぼこで軽く、バランスを崩します。

リヤが跳ね上がると立ち直りません。

さすがにスピードだせません。

こんなにも違うものかと思います。

岩間の湯の川渡りは、出来ました。

クロスカブは、林道に出会ったら走る位がちょうどよいみたいです。

 

 

 

 

 

という短い文でしたが、、、クロスカブで積極的に林道に入っているようですが、、、やっぱりオフ車と同じようには走れないようですね。

 

 

パンケなど走りました、、、とありますが、、、パンケ とは パンケニコロベツ林道の事で、パンケ1本のダート区間が30kmオーバーあります。

 

 

このエリアをくまなく走破すると、、、150km?200km?ほどのダート走行が出来るのですが、、、カレは、、、たぶん、、、走ったに違いない。。。

 

 

写真も1枚メールで送ってきました。

 

 

 

 

この場所は、、、岩間温泉の川を挟んだ駐車スペースですね。

 

 

クロスカブの後ろに小さく見えるのが湯船で、、、野趣あふれる温泉です。

 

 

岩間温泉に行く林道はフラットな楽しい林道で、、、クロスカブでも走れる事でしょうが、、、

 

 

この駐車スペースのほんの手前には、、、川を渡るところがあり!、、、でも無事に渡れたということですね。。。

 

 

いいなあ、、、露天風呂に入って、、、林道を思う存分走って、、、良い旅をしているようです。。。

 

 

 

 

 

 

 

そんなカレを煽る?かの様に、、、

 

 

ここの砂浜がバイクで走れるよ!

 

 

 

 

なんて、メール返信をいたしました。

 

 

2013年老メカとお客様の4人で北海道林道ツーリングをした時に、地元のペンションで教えていただき、、、走ってきました。

 

 

 

 

約5kmの砂浜を走れますが、、、クロスカブでも走れるでしょう。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=wB1ujR-eo4Q

 

 

↑ その時の動画です。

 

 

どう? 気持ち良さそうでしょう。

 

 

オンロード車だとちょっときついでしょうが、、、オフ車でならお勧めのビーチランです。

 

 

 

 

 

カレはクロスカブで、、、波打ち際を走るのでしょうか???

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

岩間温泉って、、、無料の露天風呂で、、、

 

 

 

 

気持ちイインデスヨ。。。

 

 

 

 

 

対岸の駐車スペースからは、、、

 

 

 

 

丸太の橋を渡って湯船に向かいます。

 

 

 

 

 

難関の川渡とは、、、

 

 

 

 

オフ車ならでは、、、でしょ。

 

 

北海道にオフ車で行く、、、楽しいんですよ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする