一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

クランクオイルシール、、、2サイクルの重要な部品です。。。

2020年11月28日 | 修理

 

 

昔のエンジンって、、、

 

 

カッコイイですねええ。。。

 

 

 

 

でも昔のバイクですので、、、それなりの痛みは徐々に進んで、、、

 

 

 

 

一晩、、、置いておくとちょっとお漏らししちゃって、、、という修理です。。。

 

 

 

 

 

 

 

カバーを外して見ると、、、

 

 

 

 

あらあら、、、いろんな所からオイルが、、、

 

 

 

 

出ちゃっているみたいです。。。

 

 

いろんな所と言っても、、、ケースが割れちゃっているとかじゃなく、、、

 

 

ゴム部品のオイルシールからオイルが漏れています。。。

 

 

ですので、、、オイルシールを交換すれば、、、また元気な若々しい頃のように、、、お漏らしも無く走れるようになります。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ重要な部分のオイルシールも点検、確認いたします。。。

 

 

 

 

 

ここのオイルシールです。。。

 

 

 

 

こことはクランクシャフトのオイルシールで、、、

 

 

やっぱり、、、

 

 

オイルシールは劣化していまして、、、

 

 

 

 

もう、、、ひと目見て、、、外れかけている??? ナナメに嵌っている様に見え、、、ほんのちょっとドライバーでほじくったら、、、

 

 

 

 

簡単に取れてしまいました。。。

 

 

外したオイルシールを触ったところ、、、ゴムの感触はまったく無くって、、、プラスチックの様に硬化していました。

 

 

 

 

 

オイルシール、、、ゴムの弾力でケースに嵌っています。。。

 

 

シャフト部にはリップと呼ばれる漏れ止めがありますが、、、

 

 

リップもゴムですので劣化してしまえば、、、リップから漏れてしまいます。。。

 

 

なのですが、、、ミッションやクラッチの部分のオイルシールが劣化してオイル漏れを起こしても、、、ミッションオイルが漏れてしまうだけなんですが、、、

 

 

 

 

ここのオイルシール、、、クランクシャフトのオイルシールが抜けてしまうと、、、2サイクルエンジンとしては致命的な不具合 一次圧縮漏れ が発生してしまいます。。。

 

 

2サイクルエンジンの構造は、、、キャブレターから吸い込んだ混合気は、、、一旦クランクケースに導かれ、、、ピストンの爆発・燃焼行程(ピストンが上死点から下がってくる行程)でクランクケースの混合気が圧縮され、、、その後掃気ポートから燃焼室に流れ込み爆発・燃焼します。。。

 

 

ですがこのオイルシールが抜けてしまうとクランクケースで混合気を圧縮出来ませんので、、、

 

 

エンジン不調を起こす、、、んです。。。

 

 

症状としては、、、

 

エンジン始動困難

始動はするがなんだか?調子が悪い、パワーが無い、アイドリング不安定、止まる

 

 

こんな症状があるのかな。。。

 

 

で、、、こんな症状ですので、、、

 

 

キャブレターを疑ってオーバーホールをしたり、、、するんですが治らなかったり。。。

 

 

症状としてはキャブレターと似てますからね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お歳を召したバイクですので、、、エンジンの外側から交換が出来る オイルシール は全部交換をいたしました。。。

 

 

という修理でした。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

お預かりする時にオーナー様からお聞きしていたのは、、、

 

 

『エンジンが暖まってくるとアイドリング回転が少しづつ上がってくるんです。。。キャブは自分で内部の確認はしたんですけど悪そうではなかったし。。。スロットルワイヤーが引っかかってるのか???』

 

 

な~~~んか今回交換したクランクオイルシール不良が原因の様な、、、

 

 

当たっているかな??? たぶんアイドリングが上がってくる症状は治る、、、かな。。。

 

 

 

 

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ネジがすっぽ抜けてしまいました。。。

2020年11月23日 | 修理

 

 

エキパイのネジが~~~

 

 

 

 

締めても締まらずグルグル~って、、、

 

 

というお仕事です。。。

 

 

 

 

 

ボルトはお話しの通り締める事は出来ずグルグル~でしたので、、、とりあえずボルトをを外すと、、、

 

 

 

 

あらあら2本とも、、、

 

 

 

 

エンジンのネジが~~~

 

 

 

 

びろ~んと取れてきちゃいました。。。

 

 

これではボルトは締める事が出来ませんね。。。

 

 

 

 

 

こんな時にはヘリサート加工をいたします。。。

 

 

 

 

ヘリサートって、、、すっぽ抜けてきたネジと同じ様なネジのコマを埋め込む特殊な作業なんです。。。

 

 

 

 

ステンレスで出来ているのかなあ、、、この螺旋のネジを埋め込み、、、ネジを再生します。。。

 

 

 

 

ドリルで下穴を開けて、、、指定のタップでネジを立てたり、、、

 

 

 

 

今までと同じ角度にネジを作り直すために、、、もう1本のマフラー取り付けネジに長いボルトを入れて平行など角度を見ながら曲がらない様に作業を進めたりも。。。

 

 

 

 

老眼には辛い作業でもあります。。。

 

 

 

 

ハイッ! 埋め込み完了!

 

 

 

 

で、、、さらにもう1本もヘリサートを。。。

 

 

 

 

これでマフラーのフランジをきっちり締めて取り付けが出来るようになりました。。。

 

 

 

 

 

 

完成~

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

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フルチェンジされたCRF250LとCRF250RALLY。。。

2020年11月20日 | 新製品

 

 

ホンダ CRF250L と CRF250RALLY の2車種がフルモデルチェンジし発売になります!!!

 

 

 

 

 

 

CRF250L ¥599500-

 

 

CRF250RALLY ¥741400-

 

 

CRF250L/CRF250L<s>・CRF250 RALLY/CRF250 RALLY<s>共通の主な特徴

パワーユニット

  • 好評の水冷・4ストローク・DOHC・249cc単気筒エンジンに、吸排気系を中心としたチューニングを施し、オン・オフロードモデルに求められる出力/トルク特性を追求。インテーク側のカムシャフトを変更することで、吸気バルブタイミングを変更。市街地やオフロード走行で多用する低中回転域で、より力強く扱いやすい出力特性としています。
  • 吸排気効率の最適化を図った新設計のエアークリーナーやエキゾーストパイプ、マフラーの採用による吸排気効率の向上と点火時期の最適化により、ライダーのスロットル操作に対してリニアな出力特性を実現しました。
  • 市街地走行やオフロード走行時において多用する低中回転域を重視した出力特性と、パルス感のある排気サウンド、マスの集中化に寄与する軽量化を実現するため、新設計のマフラーを採用しました。
  • クラッチの操作荷重を従来モデル比で約20%低減し、シフトダウン時の急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを抑制するアシストスリッパークラッチを新たに採用。ライダーの疲労低減や扱いやすさの向上に寄与しています。
  • ギアレシオは、力強いトルク特性に合わせ、街乗りやオフロード走行で多用する1~5速ギアをローレシオ化、高速道路でのクルージングを想定した6速ギアをハイレシオ化に設定することで、使い勝手を向上しました。

車体

  • オフロード性能の向上を狙い、しなやかさと路面からの入力を受け止める強さをあわせ持つ最適な剛性と軽量化を追求した新設計フレームを採用しました。
  • エンジン搭載位置を従来比20mm高い位置とし、クランクケース形状を変更してエンジン最下部のドレンボルト位置を10mm上方に配置させることで、従来比30mm高い最低地上高を実現し、オフロードでの走破性を向上させました。
  • 車体の重心よりも高い位置にあるボトムブリッジを従来のスチール製からアルミ鍛造製に変更し、軽量化と軽快なハンドリング特性に寄与しています。
  • <s>タイプは、サスペンションストローク量を従来モデルに対しフロント10mm、リア20mm伸長させた260mmに変更。リアサスペンションのリンクレシオの最適化を組み合わせることで、オフロード走行における衝撃吸収やオンロードでの乗り心地の向上に両立させました。
  • ブレーキには、前・後輪にABSを標準装備し、後輪ABSは任意でキャンセル可能な機能を採用しました。

メーター

  • 利便性を高める機能として、ギアポジションインジケーター、燃費計を新たに採用しています。
  • 文字サイズを17mmから23mmに大型化し、白背景に黒文字のポジティブ液晶メーターを採用することでライディング時の視認性をより高めています。(ホンダニュースリリース2020/11/13発表のページより)

 

 

↓ CRF250L、CRF250RALLYのニュースリリースのページです。

https://www.honda.co.jp/news/2020/2201113-crf250.html?from=RSS

 

 

 

 

 

従来モデルと同じパワー&トルクではありますが、、、さらにエンジンは使いやすい特性へと改良されているようですね。

 

 

車体は軽量化が進み、、、新型CRF250Lで4㎏、新型CRF250RALLYで5㎏に軽量化がされています。。。

 

 

車体が軽くなれば、、、エンジンパワーが上がったのと同じですから、、、総合性能はアップされていますね。。。

 

 

クラッチ操作荷重の20%低減、アシストスリッパークラッチを採用、6速のハイレシオ化、フェールタンク容量のアップ、エンジン搭載位置やエンジンの形状を見直して最低地上高を30mmアップしオフロードでの走破性を向上、、、などなど、、、ツーリングに林道に適した改良が各部にされています。。。

 

 

 

 

 

魅力がさらにアップしフルチェンジされたCRF250L、CRF250RALLY、、、発売は12月17日からとなっています。。。

 

 

現在はご予約受付中になります。。。

 

 

お早めにどうぞ。。。

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

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嫁入り前~

2020年11月15日 | 今日の作業

 

 

レア~なバイク、、、

 

 

 

 

嫁ぎ先が決まりました!

 

 

 

 

嫁入りしてもいつまでもかわいい子で、、、いつまでもかわいがっていただけるように、、、

 

 

 

 

整備をさせていただきます。。。

 

 

 

 

今回の嫁入り前のかわいこちゃん、、、かわいい子のフリをしていますが、、、実はまあまあのお歳なので、、、

 

 

 

 

キャブレターを下を開けて、、、ジェットを点検しました。。。

 

 

ジェットの詰まりは無く、、、内部はキレイで良い状態でしたのでこのまま良しといたしました。。。

 

 

つい最近まで走っていたので、、、大丈夫でしょう。。。

 

 

 

 

 

スパークプラグは交換、、、エアークリーナーエレメントは、、、あら、前オーナー様が新品に交換したばかりのようでしたので、、、点検をのみで終わりました。。。

 

 

 

 

ミッションオイルはもちろん交換いたします。。。

 

 

オイルはヤマハ純正を入れましたよ。。。

 

 

 

 

 

車体の点検は、、、

 

 

ブレーキは、、、要!チェック項目になります。。。

 

 

 

 

走行はしていたバイクではありますが、、、

 

 

パッドの点検、、、ピンスライド部分の動きは???

 

 

って、、、

 

 

分解しながら点検を進めていったら、、、

 

 

 

 

キャリパーのピストンまでいつの間にか外してしまいました。。。

 

 

 

 

ピストン、、、外して正解!

 

 

長年の汚れ、、、垢がたくさん溜まっていました。。。

 

 

 

 

垢はほじくって取り、、、きれいにいたしました。。。

 

 

 

 

新品のシールなど、、、純正部品を取り寄せて、、、

 

 

 

 

オーバーホールを。。。

 

 

 

 

これ見ちゃうと新品に交換したくなっちゃいますよね、、、ゴムですので。。。

 

 

 

 

 

 

キャリパーの内部の状態が想像通りに悪かったので、、、マスターシリンダーも心配になり、、、

 

 

 

 

インナーキットを交換しちゃいました。。。

 

 

前ブレーキはこれで大丈夫!

 

 

次は後ろです。。。

 

 

 

 

 

 

 

ドライブチェーン、、、

 

 

 

 

あんまり良い状態ではありませんでしたの、、、新品に交換いたしました。。。

 

 

 

ホイールベアリングは、、、

 

 

 

 

怪しそうなので新品に交換です。。。

 

 

もちろんオイルシールも新品。。。

 

 

おっと、前のハブベアリングですが、、、

 

 

 

 

少し水が入っていた様でサビが出ていました。。。

 

 

交換している写真は撮り忘れてしまいましたが、、、当然新品に交換しました。。。

 

 

 

 

 

ブレーキパネルはカムを外してシャフト部のグリスアップをし、、、

 

 

 

 

ブレーキシューも交換しました。。。調整がマックスまできていましたので。。。

 

 

 

 

 

 

 

という事で、、、

 

 

交換部品は、、、

 

 

 

 

このトレィの部品と、、、ドライブチェーンになります。。。

 

 

 

 

そして、、、

 

 

フェールタンクの古いガソリンを抜き取り、、、

 

 

 

 

混合用の純正オイルでガソリンを作り、、、

 

 

 

 

老メカは乗れないので、、、当社検査主任のメカイトウに試乗を託し、、、整備OKを検査主任よりいただきました。。。

 

 

 

 

車検はありませんが、、、車検並みの納車前整備で嫁入りに備えました。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

とりあえず、、、このくらいの整備をしないと、、、お客様をガッカリさせてしまいますので、、、

 

 

また、、、自分もバイク乗りですし(でした?)、、、そして長年バイクメカニックをしていますので(歳がバレる?40年オーバーも)、、、バイクの部品の性能の落ちやすい部分なども長年の経験から知っています。。。

 

 

自分のバイクだったら???って自分に問いかければ、、、

 

 

ですね。。。

 

 

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2020年11月度 Hondaセーフティトピック  二輪車の「右折事故」について

2020年11月10日 | お知らせ

 

 

(株)ホンダモーターサイクルジャパンからセーフティトピック2020年11月号が配信されましたので、、、皆様にもご覧いただきたく思い、、、当店ブログに掲載させていただきます。。。

 

 

 

 

お知らせ・ご案内 2020/11/02
 
2020年11月度 Hondaセーフティトピック(二輪車の「右折事故」について)
 

平素は、Honda製品の拡販ならびに安全運転普及活動にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

お客様が二輪車に安全にお乗りいただけるよう、「セーフティトピック」を発行いたします。

今月は『二輪車の右折事故について』を掲載いたしました。

ニュース等で二輪車が関わる事故、特に交差点での重大事故が連日のように取り上げられています。

危険を感じたら、いつでも停止できる速度で交差点に進入するなど、自衛運転を心掛けていただくよう、お客様に促してください。

 

 

 

 

と、、、毎月いろいろと安全のための案内が届きます。。。

 

 

今月は、、、

 

 

 

 

錯覚によるバイクの見え方、、、

 

 

大きな物体は近くに、、、小さい物体は遠くに、、、見えてしまう、、、という錯覚による事故が起きてしまう、、、という事を皆様が認識していただけると事故が防げます。。。

 

 

 

 

直進のバイクが小さく遠くに見えてしまう為に、、、まだ大丈夫!曲がれる!と右折車が誤認識し、、、右折直進の交差点事故が多く起こってしまうのだそうです。。。

 

 

直進は優先だから、、、という考えは捨てて、、、危険を感じたら、いつでも停止できる速度で交差点に進入するなど、自衛運転を心掛けましょう!!

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

この様なバイクの安全についてのお知らせが販売店に毎月届くのですが、、、一般の方が見る事が出来るのかなあ???とインターネット検索をいたしましたが、、、残念なが残念ながら老メカにはホンダセーフティトピックは検索が出来ませんでした。。。

 

 

バイクのライダー、4輪ドライバー、、、この様な記事は広く一般に簡単に見られれば良いと思ったのですが。。。

 

 

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グーのコブシエンジン、、、完成です。。。  CT125ハンターカブ、12月入庫予定車に空きがあります。。。

2020年11月08日 | えっくすあーる650

 

 

グーのコブシが入っちゃうエンジンの組み立て。。。

 

 

 

 

シリンダーヘッドが内燃機屋さんから、、、

 

 

 

 

戻ってきましたので、、、

 

 

 

 

バルブの組み付けをします。。。

 

 

 

 

シートカット&すり合わせは、、、いつも頼りにしている内燃機屋さんにお任せでやっていただきまして、、、

 

 

 

 

キレイ~に上がってきました。。。

 

 

このあたりの加工まではなかなか手を出せませんので、、、お任せになっちゃいますね。。。(老メカ、20ぐらいの頃は4輪ディーラーメカをやっていまして、、、シートカットやすり合わせは茶飯のごとくやっていました。。。40数年前ですけどね。。。なので、やれば出来るかも???)

 

 

 

 

洗浄して、、、

 

 

 

 

スプリングを組みます。。。

 

 

 

 

組んだらプラハンでアタマを叩いて馴染ませます。。。

 

 

 

 

馴染ませる = コッターがきちんと嵌っているか?確認、、、です。。。

 

 

 

 

で、。、ポートにガソリンを入れて、、、

 

 

 

 

漏れが無いか?確かめます。。。

 

 

バルブ&シートの密着が悪いと、、、ポートに入れたガソリンが燃焼室側に漏れ出します。。。

 

 

当然ですが漏れはまったくありませんでした。。。

 

 

念のためです。。。

 

 

ですが、、、この 念のため を怠ると、、、

 

 

あれ? エンジンがかかんない??? って事になりますので、、、確認はしっかりとしないと後で迷宮に迷い込んでしまいますからね。。。

 

 

 

 

合体~。。。

 

 

 

 

さらに組み付け~。。。

 

 

 

 

バルブクリアランスもしっかりと調整です~。。。

 

 

 

 

フレームに老メカのいたずら書きが。。。

 

 

 

 

そんなこんなでエンジンは完成いたしまして、、、オーナー様に納車が出来ました。。。

 

 

お待たせいたしました。。。

 

 

きっちりと組みましたので、、、好調と思いますがどうでしょうかね。。。

 

 

 

 

 

グーのコブシエンジン、、、完成です。。。

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

CT125ハンターカブ、12月に入庫予定の1台 マットフレスコブラウン ですが、予約に空きがあります!

 

 

 

ご購入検討している方、年内の納車が出来ると思います! お問い合わせください。。。

 

 

 

 

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デリケートなバイク、、、気を抜くと良いお仕事にはなりません。。。

2020年11月07日 | 今日の作業

 

 

今日の作業、、、

 

 

ドライブチェーンの交換。。。

 

 

 

 

 

 

 

小排気量ですが耐久性を考えるとシールチェーンに交換したいですよね。。。

 

 

 

 

ですが、今回使用するチェーンはノンシールしか選択肢がありませんでした。。。

 

 

 

 

 

 

もちろんシールチェーンの方が良いので試しにバイクに装着しましたが、、、

 

 

 

 

↑ 青矢印の部分に接触し、、、スプロケットにかみ合いませんでした。。。

 

 

シールチェーン、厚みがありますからね。。。

 

 

 

 

ここもシールチェーンだと接触! 削ってしまう事になってしまいます。。。

 

 

 

 

で、、、今回使用したこのゴールドのチェーンですが、、、

 

 

 

 

ピン幅が16.75mm(カタログ値)。。。

 

 

で、、いままで使われていたチェーンのピン幅が、、、

 

 

 

 

17.4mmです。。。

 

 

なので、、、今まで使用していたチェーンのピン幅と同じか、またはこれより狭い製品しか使用が出来ない事が判明。。。

 

 

これ以上幅広だと削ってしまいますね、、、たぶん。。。

 

 

ですが、、、国内3メーカーのカタログを見比べて選んだのですが、、、何という事か! このゴールドのノンシールチェーンしかありませんでした。。。(老メカ、もちろん老眼ですので見落としているかも???)

 

 

シールチェーンはもちろん論外で、、、ノンシールに近い薄いシールチェーンやノーマルな安価なチェーンも幅はクリアしませんでした。。。

 

 

で、、、このゴールドのチェーンのみ17.4mm以下で、、、これ以上選びようがありませんでしたので、、、ちょっとレトロなバイクには恥ずかしいかもしれませんがゴールドになってしまいました。。。

 

 

 

 

 

ゴールドのチェーン、、、ちょっと派手ですが、、、走らせるためには色なんて。。。

 

 

気を抜いて幅が広いチェーンを使ってクランクケースを削ってしまっては、、、取り返しがつかない所でした。。。

 

 

D**社のトライアル用のチェーンなので、、、ノンシールですが強度や耐久性はあるはず、、、いままで使っていたチェーンよりは丈夫なはずです。。。

 

 

 

 

 

古~いバイクのチェーン交換、、、

 

 

ウワッ、手ごわかったです。。。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

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グーのこぶしが入るシリンダー。。。

2020年11月01日 | えっくすあーる650

 

 

グーのゲンコツ、、、こぶしが入ってしまう、、、

 

 

 

 

100mmのシリンダー。。。

 

 

サービルマニュアルを見ながら組立てをしていて、、、

 

 

ピストンリングの合い口、、、という点検がありましたのでちょっとやってみました。。。

 

 

 

 

ピストンとピストンリングは新品に交換するので気にもしませんでしたが、、、

 

 

いままで使用していたピストンリングって、、、すり減っているのかなあ?とい疑問です。。。。

 

 

 

 

シリンダーにピストンリングを挿入して合い口の寸法をシックネスゲージで測ります。。。

 

 

結果は、、、

トップリング   0.35mm

セカンドリング  0.50mm

オイルリング   0.55mm

 

 

でした。。。

 

 

マニュアルに記載のサービスリミット、使用限界は、、、

トップリング   0.55mm

セカンドリング  0.70mm

オイルリング   0.90mm

 

 

ですので、、、リミット以下、、、良好、、、吹き抜けをするような隙間では無い、、、という事なのかな。。。

 

 

ここまですると、、、新品はどうなのかな?って、、、好奇心が。。。

 

 

同じように新品のトップリングを測ると、、、

 

 

 

 

0.35mm、、、

 

 

あらッ、27000Km走行の使い古しのピストンリングの合い口と新品のリング、同じでした。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

大きなピストンに、、、

 

 

 

 

シリンダーを被せていきます。。。

 

 

 

 

このピストン、、、クランク、、、

 

 

 

 

始動は人間の足で回します。。。

 

 

実際にこの大きなピストンを見ると、、、足のチカラでエンジンがかけられるの???って思っちゃいますね。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

27000Km走行、、、

 

 

シリンダーにはホーニングの目が削り取られている部分はありませんでした。。。

 

 

メッキシリンダーって強いですね。。。

 

 

そしてピストンリングも合い口の寸法には変化がありません。。。

 

 

耐久性があるって事かな。。。

 

 

って思いながらの作業でした。。。

 

 

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