一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

エンジンのキットの組み込み。。。7

2019年08月30日 | よんみに

 

 

 

 

 

バルブタイミングの調整は、、、

 

 

 

 

前回の エンジンのキットの組み込み。。。6 の記事で、、、仕様書の設計数値に近い角度で調整が出来ましたが、、、

 

 

 

 

 

 

このエンジンのキットの組み込み作業で、、、最後の点検、、、を行ないます。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の点検、、、

 

 

8/8にアップした当ブログ記事 エンジンキットの組み込み。。。4 の中で紹介した、、、ヨシムラさんのhpに掲載されている ヨシムラ流バルブタイミングの調整方法 を読んでいただいたでしょうか??? 

 

 

http://www.yoshimura-jp.com/special/4st-mini/pdf/valve-timing.pdf

 

 

↑ こちらの30ページから32ページの 【ピストン-バルブクリアランスの測定】 、、、これがもっとも重要な点検(測定)になります。。。

 

 

30ページの冒頭に書かれている ●測定の必要性 を読むと解るのですが、、、チューニングされたエンジンでは、ピストンとバルブの隙間が確保されているのか?を確認する必要があります。。。と、書いてあります。。。

 

 

ハイコンプのピストン、、、ハイリフトで作用角の大きなカムシャフト、、、等、、、高度にチューニングがされたキットの場合はこの確認が必要です。。。

 

 

カムシャフトが回転し、、、吸排気のバルブが同時に開いている オーバーラップ の時に、、、バルブとピストンがもっとも接近いたします。。。

 

 

もっとも接近した時のピストンとバルブの隙間が、、、ピストン-バルブクリアランスの測定になります。。。

 

 

規定値 インテーク  排気上死点後10°で計測  クリアランス 1.0mm以上

規定値 エキゾースト 排気上死点前10°で計測  クリアランス 1.0mm以上

 

 

この1.0mm以上のクリアランスが本当にあるのか?を実際に計測、、、確認をする事が重要なんです。。。

 

 

 

 

 

 

規定値 インテーク  排気上死点後10°で計測  クリアランス 1.0mm以上

規定値 エキゾースト 排気上死点前10°で計測  クリアランス 1.0mm以上

 

 

インテーク  排気上死点後10°

エキゾースト 排気上死点前10°

 

 

この時のバルブタイミングがもっともバルブとピストンが接近するんだそうで、、、この時に計測をするのですが、、、

 

 

もしバルブタイミングに狂いがある場合や、、、意図的に早く、または遅く調整をした場合には、、、

 

 

この規定値の1.0mm以上のピストン-バルブクリアランスを確保出来ていない事もあるので、、、実際に計測してピストン-バルブクリアランスが規定値を確保しているのか?確認し、、、確保できていない場合は再度バルブタイミングを調整をする。。。事が重要です。。。

 

 

と、、、ヨシムラさんの ヨシムラ流バルブタイミングの調整方法 には書かれていますね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが、、、今回組み込みをしたキットのカムシャフトはステージ2で、、、こちらの説明書には、、、

 

 

規定値 インテーク  排気上死点後10°で計測  クリアランス 0.8mm以上

規定値 エキゾースト 排気上死点前10°で計測  クリアランス 1.0mm以上

 

 

になっていますので、、、こちらの数値以上あるのか?確認いたします。。。(ヨシムラ流バルブタイミングの調整方法では、STDエンジン又は207-406-0000のキットの場合のクリアランスで書かれています)

 

 

 

 

 

 

 

計測の実作業は、、、

 

 

 

 

ヨシムラさんの専用特殊工具を使って、、、

 

 

てこの原理でロッカーアームを押し下げて、、、

 

 

 

 

バルブをピストンに当てます。。。

 

 

 

 

その時のダイヤルゲージでの計測寸法が、、、

 

 

規定値 インテーク  排気上死点後10°で計測  クリアランス 0.8mm以上

規定値 エキゾースト 排気上死点前10°で計測  クリアランス 1.0mm以上

 

 

あればOKという事です。。。

 

 

実際に計測した寸法は、、、インテーク、エキゾースト共に1.0mm以上が確認できましたので、、、今回の組み込みは良好だったと言えますので、、、これでヘッドカバーを取り付けて、、、エンジンをフレームに載せようと思います。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回取り付けたキットの説明書には、、、

『バルブタイミングを変更しますと、ピストン-バルブクリアランスが変わります。

バルブタイミングを変更した結果、ピストン-バルブクリアランスが確保できなくなる場合もあります。

その場合はバルブタイミングよりもピストン-バルブクリアランスの確保を優先して下さい。』

この様にも書いてありました。

 

 

ピストンとバルブ、、、エンジンが回転しオーバーラップの時に、、、もっとも接近し、、、1.0mm???0.8mm??? まで近づいています。。。

 

 

精密な機械ですねえ。。。

 

 

間違ったバルブタイミングや、、、ピストン-バルブクリアランスが最低限確保できていなかったりしますと、、、ちょっとエンジンを回し過ぎてサージングさせてしまうと、、、バルブとピストンがぶつかってしまい、、、破壊してしまいます。。。

 

 

ですので、ピストン-バルブクリアランスが規定値を確保しているのか???確認が重要、優先なんですねええ。。。

 

 

 

 

 

 

最終点検、、、ピストン-バルブクリアランスの確保、、、重要な計測でした。。。

 

 

 

 

 

これでヨシムラさんのキットの組み込みは、、、完了となりました。。。

 

 

原付のちっちゃなエンジンですけど、、、超精密なレーシングエンジンの組み込みでした。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

以前、、、縦型にステージ3のカムシャフトを組み込んだ作業もした事がありますが、、、

 

 

3になると更にシビアな組み込みになった記憶があります。。。

 

 

ほんの少しのロブセンターのズレ(バルブタイミングのズレ)があると、、、インテークのピストン-バルブクリアランス、0.8mmが確保が出来なかった記憶があります。。。

 

 

ステージ2、、、3、、、過激な設定なので、、、

 

 

『規定値 インテーク  排気上死点後10°で計測  クリアランス 0.8mm以上』

 

 

と、、、一見数値が小さくなり緩やかに見えるのですが、、、実は超ギリギリなので、、、スタンダードの1.0mmよりも少ない0.8mmになっているんだと思いますよ。。。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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ウインカー。有効に使って安全運転。。。

2019年08月24日 | つぶやき

 

 

 

ここのところ、、、あおり運転に関する記事がテレビのニュースやワイドショーでは大きく取り上げられています。。。

 

 

あおり運転、、、非常に良くない、、、悪い行為ですね。。。

 

 

 

 

 

自分、、、今はクルマで通勤をしていまして、、、もちろん あおる 事はしませんが、、、あまり あおられた 事も、、、無い様に思います。。。

 

 

ジジイですので、、、普通~に流れて、、、普通~に走っているからなのか、、、あるいは鈍感なのか???

 

 

 

 

 

夏休み中、家でテレビを見ていると、、、あおり運転の番組がたくさん流れていましたが、、、

 

 

あおり運転をされない、遭わない為の運転方法や、、、あおられてその後にトラブルへと発展した時の対処をどうするのか?窓やドアを開けない、、、等の防衛の仕方などなどを掘り下げていたのを、、、たくさん見ました。。。

 

 

そうですね、、、もっともな事ですね。。。

 

 

 

 

 

 

あおり運転、、、

 

 

あおる様な運転になる前には、、、何かのきっかけがあるのでは?と思います。。。思いませんか???

 

 

そしてその時にカチンとなり、、、切れてしまい、、、あおってしまうのだと思います。。。

 

 

 

 

 

老メカ、、、自分も毎日通勤の為に往復で3~4時間クルマの運転をしています。。。

 

 

自分が運転をしていて、、、ムッとくる、、、イラッっとする、、、そんな瞬間って、、、毎日の様にある???のですが、、、

 

 

そんな時は横の景色でも見て、、、そして時間が流れれば、、、過ぎ去っていきますので、、、そんなに怒る事も無かったりいたします。。。

 

 

 

 

 

老メカ、、、通勤でムッとくる、イラッっとする、、、時とは、、、

 

 

進路変更の時の 割り込み をされた時など、、、ですね。。。

 

 

通常の進路変更は、、、3秒前にウインカーを点滅し、、、移りたい車線のドライバーに 『これからそちらの車線に移動しますのでよろしくね!』 という気持ちをこめて、ウインカーで意思表示をします。。。

 

 

そして移りたい車線を走行中のドライバーは、、、『おッ、車線変更をしてくるな。車間を開けて入りやすくするからね』、、、と、気持ち良く入れてもらう為の心構えをしていただくのに、、、進路変更前3秒間のウインカー点滅が必要なのです。。。

 

 

 

 

道路交通法施行令第21条

同一方向に進行しながら進路を変える場合には、その3秒前に合図を行なう。

 

 

 

 

運転免許証をいただく時の試験問題にも、、、もちろんあったハズです。。。基本中の基本ですね。。。

 

 

 

 

 

ですが、、、車線変更の為にハンドルを切ったと同時に1~2回ウインカーが点灯したかな?というタイミングでグイグイ車線変更をしてくる方が、、、多い多い。。。

 

 

この様な入り方だと 割り込み という行為になってしまいますね。。。(あなたはどうでしょうか?周辺に配慮した運転をしていますか?)

 

 

その様な割り込み進路変更では、、、入られたドライバーの方は、、、気持ちが良い訳がありませんね。。。

 

 

危険でもあります。。。

 

 

中にはウインカーを点けずに進路変更をする方も、、、います。。。

 

 

自分勝手な運転方法は危ないですよ。。。

 

 

お互いに意思疎通が出来、、、お互いに譲り合う気持ちがあってこそ、、、安全な交通になります。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインカーの点滅回数って法律で決まっています。。。

 

 

1分間に60~120回の早さの点滅と定められています。。。

 

 

それよりも遅い、、、または早いと車検も通りませんし、、、整備不良になります。。。

 

 

 

 

 

バイクのウインカーの点滅って、、、

 

 

このバイクの点滅回数を数えて見ました。。。

 

 

 

 

1分間に85回の点滅でした。。。

 

 

こちらは、、、

 

 

 

 

うーーーんん、やっぱり同じ、、、です。。。

 

 

ウインカーのリレーをいろいろと見てみたら、、、

 

 

 

 

85/min、、、って書いてありますね。

 

 

メーカーでは、、、早くも無く、遅くも無い、、、1分間に85回の点滅が標準のようです。。。

 

 

クルマも同様な点滅回数ですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

進路変更、、、

 

 

変更をする前の3秒前に点滅を開始して、、、周囲に意思表示をします。。。

 

 

そして安全が確認できて、、、

 

 

ゆっくりとハンドルを操作し、隣の車線に変更をし、、、

 

 

直進の状態に戻って速やかにウインカーをオフにします。。。

 

 

どうでしょうか?この一連の操作で進路変更をすると、、、周囲のドライバー、ライダー、そして自分にも、、、不安無く、安全に進路変更が完了します。。。

 

 

開始から完了までの時間を計算してみると、、、

 

 

開始3秒 + 変更5秒~10秒???

 

 

全体では、、、10秒前後の時間がかかりますね。。。

 

 

 

 

 

その時の状況によっても違いは出るでしょうけど、、、

 

 

仮に進路変更が10秒で完了したとして、、、

 

 

10秒間のウインカーの点滅回数は、、、14.16回、、、14回はウインカーが点滅をしている計算になります。。。

 

 

そして進路変更前の周囲へのお知らせの3秒間のウインカーの点滅回数はというと、、、

 

 

4.25回、、、ですので最低でも4回は点滅させてから進路変更をする事になりますね。。。

(ウインカーの点滅回数や点滅時間が全てではなく状況で変化しますが、お互いに意思が通じ合ってこそ安全な進路変更になりますので、意思表示の為のウインカー点滅、時間は必要です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

進路変更、、、その時の状況でも違いが出ると思います。。。が、、、

 

 

ゆっくりと、スマートに、ジェントルに進路変更をすると、、、安全に走行が出来、、、

 

 

そして周囲のドライバー、ライダーから あおられる! きっかけにはならないと思うのですが。。。

 

 

ウインカーを有効に使って、、、事故やトラブルが防止出来るんです。。。

 

 

いかがでしょうか。。。

 

 

 

 

 

進路変更について、、、自分が思った事を書いてみました。。。

(老メカの思った事を書いただけなので、参考程度に読んで見てください)

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

バイク乗りの方って、、、ウインカーを出すタイミングって比較的早いと思います。。。

 

 

交差点を右、または左に曲る時って、、、バイクの場合はシフトダウンの為にクラッチ操作やブレーキングでレバーを握ったりいたします。。。

 

 

ですので、先にウインカーボタンを押してから一連の操作をするので、、、ウインカーが早いんだと思うのですが、、、

 

 

早めにウインカーを点けた方が安全ですもんね。。。

 

 

今日の記事、老メカはもちろん実践していますので、、、皆さんも安全の為に初心に帰って、、、運転方法、マナーを今一度見直してみると良いと思います。。。よ。

 

 

 

 

 

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夏休み明け、本日から営業しています。

2019年08月22日 | お知らせ

 

 

 

8/22、、、

 

 

夏休みのお休み中はお客様にはご不便をお掛けいたしましたが、、、本日から通常営業しています。

 

 

バイクの購入やメンテナンス、保険の加入など、、、どしどしとご来店下さい。。。

 

 

お待ちいたします。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様の中にはロングツーリングにお出かけした方も多かったでしょう。。。

 

 

ツーリングでお疲れになったバイクのオイル交換などメンテナンスにどうぞお立ち寄り下さい。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

旅のお話しでもお聞かせいただければと思います。。。

 

 

お待ちします。。。

 

 

 

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エンジンのキットの組み込み。。。6

2019年08月13日 | よんみに

 

 

 

バルブタイミング、、、実際の作業では、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ これが今回組んだカムの仕様書の数値で、、、

 

 

この数値に近づける様に調整、、、タイミングを合わせるのですが、、、

 

 

 

 

1mmリフト時の計測結果は、、、

 

 

1回目

インテーク       エキゾースト        

19°  48°     43°  20°

 

 

2回目

インテーク       エキゾースト        

20°  49°     46°  17°

 

3回目

インテーク       エキゾースト        

21°  51°     46.5°  17°

 

 

 

 

 

なかなか仕様書通りの計測値にはなりませんね、、、実測だと誤差が出てしまいますね。。。人間なので。。。

 

 

 

 

1、2、3回の、、、それぞれのロブセンターを計算すると、、、3回目がもっとも仕様書に近いので、、、3回目のタイミングで決定し、、、ネジにロック剤を塗り、、、本締めをいたしました。。。(もっと何回も計測しましたが、、、)

 

 

3回目のロブセンター

インテーク     105°(仕様書 106°)

エキゾースト   104.75°(仕様書 104°)

 

 

 

 

 

 

 

これでバルブタイミングの調整は完了としました。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

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エンジンのキットの組み込み。。。5

2019年08月12日 | よんみに

 

 

 

調整、その2の続きです。。。

 

 

 

 

 

 

 

バルブタイミングの調整、、、

 

 

エンジンにタイミングホイールとダイヤルゲージを取り付けて、、、

 

 

 

 

クランクを手でゆっくり回転させ、、、カムシャフトが動くのを見ながら、、、計測をします。。。

 

 

ですがその前に、、、

 

 

タイミングホイールの正確な取り付けの為に、、、

 

 

 

 

ヨシムラさんのスペシャルツールを使ってクランクの位置とタイミングホイールの位置のずれを補正します。。。

 

 

このスペシャルツールを使うと簡単に正確にタイミングホイールの位置修正が出来ます。。。ダイヤルゲージをプラグホールに入れて計測しても出来ますけどね。。

 

 

通常は、、、クランクの位置、上死点を知るにはフライホイールのTマークとクランクケースの合わせマークが合っているのを見ますが、、、バルタイの調整ではそれだけでは誤差が出るので、、、正確に調べてタイミングホイールを取り付けいたします。

 

 

 

 

 

 

タイミングホイールの正確な取り付けが出来たら、、、

 

 

 

 

バルタイの計測です。。。

 

 

 

 

 

クランクシャフトをゆっくりと回転させて、、、

 

 

カムシャフトの山がロッカーアームを押し上げ、、、バルブが開き始めて、、、1mmバルブが開いた時のクランクの角度を読み取ります。。。

 

 

その計測の為にダイヤルゲージをリテーナーにセットします。。。

 

 

そしてカムシャフトは更に回転させると、、、バルブは閉じていきます。。。その閉じる手前、、、まだ1mm開いている時のクランクシャフトの角度も読み取ります。。。

 

 

 

 

この1mmバルブが開いて、、、あと1mmでバルブが閉じるこの角度が、、、作用角。。。

 

 

で、、、作用角の1/2の角度が、、、ロブセンター、、、というんだそうです。。。

 

 

 

 

 

実際にダイヤルゲージとタイミングホイールで作用角を調べ、、、作用角から計算したロブセンターと、、、カムの仕様書のロブセンターとを合わせるのが、、、基本のバルブタイミングの調整になります。。。

 

 

 

 

 

 

 

バルブタイミングって、、、ノーマルのカムスプロケットの場合ですと、、、

 

 

 

 

 

この〇印を目印にカムチェーンをかけてセットするのですが、、、

 

 

作用角とリフト量が大きいカムシャフトを組み込む場合には、、、

 

 

この様な、、、

 

 

 

 

ボルト穴が長穴になっているスプロケットで、、、

 

 

 

 

計測し、、、

 

 

合わなければボルトを緩めてスプロケットをずらし、タイミングを進めたり遅らせたり、、、そして再度計測し、、、

 

 

という作業を、、、普通は何回かで決まるのですが、、、

 

 

ひさしぶりです、、、なかなか決まりません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

バルブタイミングの調整とは、、、

 

 

仕様書通りのロブセンターに調整する。。。

 

 

という作業です。。。

 

 

 

 

 

ここまでヨシムラさんのキットの取付説明書では要求しています。。。

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

調整その1の バルブクリアランスの調整では、、、

 

 

IN EX共に0.13mmプラスマイナス0.05mmが指定のクリアランスで、、、0.13mmに調整しましたが、、、プラスマイナスの0.05mmまでOKのずれの範囲で調整した場合、、、作用角に変化がでますね。。。

 

 

マイナス0.05mmの0.08mmの場合の作用角、、、バルブの開いている角度は大きくなるって事ですね。。。

 

 

という事は、、、エンジンの性能にも違いが出るのかな???

 

 

そんないろいろを考えながらの作業です。。。

 

 

エンジンの面白い部分ですね。。。

 

 

 

 

 

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ミニろく、、、レーシングコース戦の準備です。。。

2019年08月10日 | レクレーション

 

 

夏です。。

 

 

暑い夏には熱い耐久レースです。。。

 

 

鈴鹿の8耐は、、、正式順位が入れ替わり、転倒したけど優勝だったカワサキチームが表彰台の真ん中で本来はシャンパンファイトをしたかったのでしょうけど、、、という結末でしたね。。。

 

 

で、、、熱い夏の耐久レースは、、、富士スピードウェイでも開催されます。。。

 

 

当店のお客様仲良しチームは、、、

 

 

毎年富士の6時間耐久レースに出場していまして、、、

 

 

本コース戦は9/16開催で、、、

 

 

 

 

その為の公式練習日が8/16にあります。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さなバイクのレースですけど、、、

 

 

それなりの整備は欠かせません。。。

 

 

 

 

ライダー兼メカニックであるメンバーが、、、

 

 

 

 

タイヤやチェーン、スプロケットの交換にやって来ました。。。

 

 

レース、、、走るだけがレースではなく、、、この様な入念な点検と整備から勝負は始まっているんですね。。。

 

 

 

 

 

9/16は富士のレーシングコースです、、、年に1回の超高速バトルの6時間。。。

 

 

今年は参加台数がたいへん多いと聞きます。。。

 

 

どんなレースになるのか楽しみです。。。

 

 

 

 

お客様チームのミニろく参戦、、、もう10年も続いています。。。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

昨年までは、、、旧タイプのYZF-R15を使っていましたが、、、今シーズンからマシンチェンジして新型YZF-R15で出場しています。。。

 

 

新型は馬力がアップされていて、、、少し前の練習走行ではメーター読み150km/hオーバーが、、、

 

 

レーシングコースですからスピード勝負。。。

 

 

今年は楽しみです。。。

 

 

 

 

 

 

 

http://www.japan-racing.jp/fsw/19/mini6.html

 

 

↑ 富士、ミニろくのページです。。。興味のある方はどうぞ。。。

 

 

 

 

 

 

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エンジンのキットの組み込み。。。4

2019年08月08日 | よんみに

 

 

 

調整、、、その2です。。。

 

 

その1はバルブクリアランスの調整でしたが、、、

 

 

その2では、、、

 

 

 

 

バルブタイミングの調整です。。。

 

 

 

 

 

以前にミニろく用のエンジンをヨシムラさんのキットで組んでいた事がありまして、、、

 

 

その時と同じ様に、、、

 

 

 

 

 ↓ ヨシムラさんhp、ヨシムラ流バルブタイミングの調整方法のページです。。。

http://www.yoshimura-jp.com/special/4st-mini/pdf/valve-timing.pdf

 

 

 

 

やろうとしてるのですが、、、

 

 

 

 

忘れていますね。。。

 

 

 

 

ですので、、、ヨシムラさんのマニュアルを見ながら、、、

 

 

 

 

タイミング調整をするのですが、、、

 

 

 

 

やり直す事、、、何回も、、、何回も、、、何回も、、、

 

 

なかなか納得がいくタイミングになりません。。。

 

 

でもやっていくうちに、、、だんだん思い出してきました。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 http://www.yoshimura-jp.com/special/4st-mini/index.html

 

 

↑ ヨシムラさんの4ミニのチューニングのページです。。。

 

 

エンジンのチューニングに興味がある方は、、、必見ですよ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

いや~~~、、、エンジンって難しい、、、

 

 

だけどおもしろいです。。。

 

 

ヨシムラさんのキット、、、キットに入っているカムシャフトはステージ2なんですが、、、ここまで調整をする事を、、、要求しています。。。

 

 

  

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夏休みのお知らせ。。。

2019年08月05日 | お知らせ

 

 

猛暑が続きますねええ。。。

 

 

こんなに暑い夏のこの時期には、、、避暑に、、、出かけたくなりますねえ。。。

 

 

バイク乗りが避暑に出かける! っていうと、、、

 

 

 

 

 

日本の北の方に行きたくなってしまいますよね。。。

 

 

もう、、、今年も出発直前なこの時期、、、計画を経てている方もたくさんいるのでは、、、

 

 

夏休みのツーリング、、、気をつけて行ってください。。。

 

 

 

 

 

 

夏季休業のお知らせ

 

日頃より一国をご愛顧頂き誠に有難うございます。

勝手ながら下記期間を夏季休業とさせて頂きます。

 

国産店 一国オート販売    8/14(水)~21(水)

H-D店 一国サイクルワークス 8/7(水)~14(水)

 

ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

国産店の一国オート販売は8/14よりお休みいたしますが、8/15からは一国サイクルワークスが夏休み明け開店になります。

一国オート販売の夏休み期間中に当店お客様で急用の方は当店のとなりの一国サイクルワークスをお尋ねください。

出来る限りの対応はいたします。

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

このバイク雑誌の表紙、、、

 

 

 

 

 

 

2泊3日で行く 北海道 。。。

 

 

 

 

ワオ~、、、思わずこの見出しのインパクトで買ってしまいました。。。

 

 

 

 

せっかく北海道に行くのなら2泊3日ではもったいないですので、、、なるべく長い期間で行きたいですよね。。。

 

 

 

いいなあ、、、北海道~

 

 

 

 

 

 

 

この雑誌を見て、、、今年は行ったつもり、、、に、、、なろうかな。。。

 

 

 

 

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エンジンのキットの組み込み。。。3

2019年08月03日 | よんみに

 

 

 

ココからは、、、

 

 

調整のお時間です。。。

 

 

 

 

 

 

 

調整その1、、、

 

 

 

 

カムの山がロッカーアームを押し下げ、、、さらにバルブを押し下げます。。。

 

 

 

 

ですが、、、バルブとロッカーアームの間には絶妙な隙間を作っておかないと、、、エンジンは調子よく回ってくれないのです。。。

 

 

その隙間が小さすぎると、、、圧縮漏れを起こしたり、、、

 

 

大き過ぎると、、、ガチャガチャと異音を発したり、、、或いは破損に至る事も。。。

 

 

隙間はマニュアルに記載されていますが、、、今回はヨシムラさんのキットですので、、、キットの指定の寸法に調整をします。。。

 

 

指定の寸法に調整をしませんと、、、カムシャフトが、エンジンが、設計された作動から、性能から、、、ずれてしまいますので、、、正確に調整を。。。

 

 

隙間、、、バルブクリアランスと言います。。。

 

 

 

 

このヨシムラさんのキットは、、、

 

 

ノーマルのホンダさんの構造とは少し違っていて、、、

 

 

 

 

シム式に変更されています。。。

 

 

 

 

厚さの違うシムに交換、、、入れ替えて、バルブクリアランスを変更し、、、指定のクリアランスにいたします。。。

 

使っている特殊工具は、、、ヨシムラさんが販売している専用の工具で、、、これを使ってテコの原理でロッカーアームとリテーナーの間を開いてシムを出し入れいたします。。。

 

 

 

 

 

指定のバルブクリアランスは、、、0.13mmプラスマイナス0.05mmです。。。

 

 

 手に0.13って書いてあります。。。

 

 

0.13mmプラスマイナス0.05mmなのでこのプラスマイナスの範囲に入っていればOKすが、、、ここはきっちりと、、、0.13mmに仕上げたいので、、、シムも途中で追加注文して、、、

 

 

in、ex 共に0.13mmに調整しました。

 

 

シムは0.025mm単位で厚さが違うシムの販売がありますので、、、0.13mmに出来ました。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調整その1、、、バルブクリアランスの調整はこれで完了です。。。

 

 

 

 

バルブクリアランスですが、、、使用過程で摩耗等が進み変化しますから、、、時々ヘッドカバーを開けて、、、点検し、、、指定寸法からずれているようなら、、、調整が必要ですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 ノーマルのバルブスプリングとリテーナー。。。

 

 

ヨシムラさんのキットのバルブスプリングとリテーナー。。。

 

 

オプションの軽量リテーナー。。。

 

 

 

  

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エンジンのキットの組み込み。。。2

2019年08月01日 | よんみに

 

 

 

 

 

シリンダーまで組み付けが終わりましたが、、、

 

 

次はキットの組みあがっているシリンダーヘッドを重ねていくのですが、、、

 

 

その前に、、、

 

 

 

 

オプションの軽量リテーナーを、、、

 

 

 

 

組み込みします。

 

 

 

 

この軽量リテーナーに交換することで、、、

 

 

動弁系が軽量化され、、、

 

 

 

 

エンジンの最大回転数に余裕ができます。。。

 

 

動く所は、、、軽い方が良いんです。。。

 

 

 

 

12500rpmから14000rpmにアップです。。。

 

 

 

 

ここまで回す事もないのでしょうが、、、

 

 

シフトダウンをミスった時には、、、

 

 

この余裕で、、、ブローしないですむかもしれませんので。。。

 

 

 

 

 

組み付けは、、、バルブスプリングのセット長の計測&調整までヨシムラさんは要求していますので、、、

 

 

 

 

説明書通りに。。。

 

 

 

 

カムシャフトはキットに入っている、、、

 

 

 

 

ステージ2カムを、、、

 

 

 

 

 

これで、、、いよいよ、、、

 

 

 

 

ヘッドを、、、

 

 

 

 

ドッキングです。。。

 

 

 

 

カムスプロケットですが、、、

 

 

 

 

軽量で、、、長穴で、、、バルブタイミングの調整が出来る、、、

 

 

 

 

これもヨシムラさんの製品を入れてみました。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

ううううううんん、、、たのしいお仕事です。。。

 

 

 

 

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