ニガキはニガキ科ニガキ属の落葉高木で、名前のとおり葉や枝など何処を囓っても苦いこと、葉が互生する奇数羽状複葉で鋸歯の先端が丸いなどの特徴があります。
一年生枝はやや太く無毛、紫褐色~灰褐色を帯びて円形の小さな皮目が多数有ります。
冬芽の特徴は二列互生で、密生した軟毛に包まれた裸芽であることでしょうか。
頂芽は側芽よりも大きくなります。側芽は卵形・球形で短柄を持っています。
葉痕は円形~心形と様々な形に変化し、5個の維管束痕を持っていてあどけない子供のような顔をしています。
葉痕の左右に楕円形の小さな托葉痕があります。
(冬芽と葉痕99種類目)
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