先日、高崎市の染料植物園で樹木調査を手伝っているときに、結構アベマキが多いことに気がつきました。今までじっくりと見たことのない樹木でしたが冬芽と葉痕をしっかりと観察させて貰いました。
アベマキはブナ科コナラ属の落葉高木で樹皮が縦に荒く裂けコルク質が良く発達していること、冬に葉が枯れても落葉しないことなどが特徴でしょうか・・・冬芽は7~12mmとよく似たクヌギよりも大きく、20~30枚の短軟毛が生えた芽鱗に包まれています。
頂芽は側芽よりも大きく、頂生側芽は少なく、側芽は開出します。葉痕は半円形で盛り上がり多数の維管束痕が見られます。
果実は二年目の秋に熟すため、時に1年生の果実が側生し果軸は無毛(クヌギは有毛)です。
果実や殻斗によるクヌギとの区別は難しいのですがドングリの頭が少し凹んでいるかな?
(冬芽と葉痕101種類目)
これから松原湖に向かいます。今日・明日とワカサギ釣りです!
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