かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

冬芽と葉痕2012・・・尖った長い冬芽のブナ・イヌブナ

2012年02月23日 | 冬芽と葉痕


ブナとイヌブナは葉脈の数(ブナは11、イヌブナは14)、葉裏の毛の有無(イヌブナは中肋に残る)、木肌(ブナは白っぽく平滑、イヌブナは黒っぽくイボ状の皮目)などによって、比較的容易に区別することができるのです。(一枚目の写真はブナ)

ところが、冬芽には大きな違いが無いので困ってしまいます。(下の写真はイヌブナ)

どちらかと言うとブナ(下の写真)の方が大きく芽鱗の数も多いようですが、樹勢の弱い枝ではその差も見分けられません。

ブナの冬芽は互生して芽柄を持ち18~26枚の芽鱗に包まれ・・・

イヌブナ(下の写真)は16~22枚の芽鱗に包まれます。

両種ともに芽鱗は艶があって縁毛が生え、芽鱗の先端は灰白色の密な軟毛があります。葉痕は小さな半円形で托葉痕を持っています。

冬芽は先の尖った槍のような皮針形で、モズも早贄を刺す場所として選んでいるようで、アカスジキンカメムシの5令幼虫の早贄が見られました。

それにしてもカメムシ・・・美味しいのかな?

(冬芽と葉痕114種類目)

 

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