テツカエデはムクロジ科(以前はカエデ科)カエデ属の落葉高木で標高の高い地域に自生していて一見ウリハダカエデの葉に似ていますが葉柄が長く、柄に溝がありません。
材が鉄のように黒っぽいのでこの名前が付いたのだそうです。花は円錐花序で数百個も付けるためボリュームのあるものとなっています。翼果も沢山付いて一つが非常に大きくほぼ直角に開きます。
冬芽は、側芽が対生し頂芽は枝先に一個で頂生側芽を伴います。
頂芽は側芽よりも大きく無毛で艶やかな2枚の芽鱗に包まれます。
葉痕は僅かに隆起してV字形~三日月型で3~5個の維管束痕が見られます。
(冬芽と葉痕108種類目)
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