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解散あれば「86減」…自民若手にショック療法は通じるか 取り返しつかない「最弱」に党執行部、40人を格付け!〔産経ニュース2016.10.28〕

2016-10-28 22:17:08 | 政治 選挙 

2016.10.28 01:00更新

【政界徒然草】
解散あれば「86減」…自民若手にショック療法は通じるか 取り返しつかない「最弱」に党執行部、40人を格付け!

衆院当選1、2回生を対象とした「選挙塾」であいさつする自民党の二階俊博幹事長(中央)=10月19日、国会内(斎藤良雄撮影)
衆院当選1、2回生を対象とした「選挙塾」であいさつする自民党の二階俊博幹事長(中央)=10月19日、国会内(斎藤良雄撮影)
 

 早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、自民党幹部が支持基盤の弱い若手議員の教育に焦りを隠せないでいる。党所属衆院議員の約4割が当選1、2回の若手で占められており、このままでは「86議席減」との説もささやかれる。党執行部は若手対象の選挙塾を開くなどして尻をたたいているが、効果は議員によってまちまち。「見せしめに2~3人の現職を差し替えたほうがいい」との“ショック療法”を求める声まで挙がり始めている。

 「過去2回の衆院選はフォローだったが、同じ状況が続くとはかぎらない」

 衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙での勝利から一夜明けた24日。下村博文幹事長代行は二階俊博幹事長が国会内で開いた「選挙塾」で、出席した若手議員たちにこうハッパをかけた。

 下村氏はさらに、次期衆院選で野党統一候補が擁立された場合、自民党は選挙区で前回の223議席から「86減」の137議席になるとの試算も披露。あえて具体的な数字を示すことで、危機感の乏しい若手に現実味を感じさせる狙いがあったようだ。

 党選対幹部は「最弱グループ」の若手議員たちが支持基盤を固められない理由として、選挙運動の中心となる地元の地方議員との連携ができていないからだと解説。「すでに取り返しがつかないほど折り合いが悪いケースがほとんどで、ほぼ処置なし」と頭を抱える。

 また、公募で選ばれた議員の中には「党本部が面倒をみてくれる」とタカをくくり、自ら支持を広げるための努力をしない者も目立つという。選挙区での連日の駅立ちなど「まじめさや心意気を売る活動」(選対幹部)が少なく、地元の地方組織から候補の差し替えを求める声も挙がっている。

 党執行部が選挙塾を開いたのは、こうした「最弱グループ」にムチを入れ底上げを図る目的がある。自らも落選経験のある萩生田光一官房副長官は選挙塾で「皆さんの活動状況次第では候補者を差し替えるのが安倍晋三総裁(首相)の意向だ」とクギを刺した。

 ただ、今回の選挙塾の内容に疑問を呈すベテランもいる。選挙塾では、各議員に課している「党員獲得千人以上」のノルマ達成に向け、党幹部が自らのやり方を指南するなどしたが、「党員を増やせる力がある者は選挙に強い。選挙に強くなってこそ党員を増やせる。順番が間違っている」「党役員が自分のやり方を一方的にしゃべって終わりでは選挙塾にならない」などの批判もある。

 若手が一気に増えた第2次安倍政権発足後の選挙塾を振り返ってみると、地元選挙区の効果的な回り方や後援会のつくり方など、当時の党執行部の選挙塾は具体的なノウハウを教える内容がほとんどだった。

 例えば、石破茂前地方創生担当相は幹事長時代、「(地元選挙区では)祭りで屋台を一軒ずつ回り、焼きそばもフランクフルトも腹いっぱいになるまで食べろ」などと細かく指示した。

 谷垣禎一前幹事長は平成24年に大量当選した若手衆院議員を「虎の子の119人」と称し、当時選対委員長だった茂木敏充政調会長を中心に、後援会の築き方や街頭演説の心得など、実用的な指導をした。

 党選対幹部は「今回の選挙塾は『差し替えをするぞ』という警告。それを真面目に受け取るか受け取らないかは、若手次第だ」と、若手の意識改革に期待感を示した。(政治部 豊田真由美)

 

 

 

 


【動画】報道特集 2016年10月22日 『抗議続く沖縄高江~住民の本音』

2016-10-28 02:07:07 | 沖縄

【動画】報道特集 2016年10月22日 『抗議続く沖縄高江~住民の本音』
 動画 特集は12分40秒より

 

阿部悦子さんFBより 

昨夜沖縄高江から帰って来たばかりの夜のテレビ番組(テレビ朝日だったか)で、
気になる論調があった。

ゲート前の抗議活動が、地元の人々に迷惑がられているのではないかという前提での
番組作りのように思えた。
しかし、そうだとしたら、この番組は失敗している。

区長さんが、区長でありながら高江の工事について何も知らされず、
テレビを見て初めて分かるだとか、
「住民と機動隊のぶつかりを見たくない」と言いつつ
「全国から来る人に感謝する」とも。
また、いまの騒音が無くなったときに、
「ヘリパッド建設が終わって(オスプレイ)の騒音に悩まされることが心配」と。

男性が、「我々はとても抗議の現場にはいけないよ」と言うが、
忙しい農家の仕事を抱えているのだから、当然でしょ

テレビは番組を作るなら、もっと取材をするべきだ。
抗議の現場には必ず高江の人がリーダーやお世話役となっておられる。
今回も、高江のある東村の村議会議員さんが人々の先頭にたっておられた

また、お弁当を持ってきていない人のために、
日替わりで沖縄各地の「島ぐるみ」の女性たちが食事を届けてくださるのだ。
私がいた月曜日は大宜味村の、火曜日には本部町の「島ぐるみ」の女性たちが
心のこもったお弁当をもって駆け付けてくださった。
「お米は、高江に全国から送られて来るものを使わせてもらっている」と。

週に3回もの集中行動日には、さらに沖縄各地の「島ぐるみ会議」が、何百人も、
毎回集まってこられるのだ。
そのような、「オール沖縄」に支持され継続されているのが高江の実態なのだ

もちろん、私たちのような県外からの者も少なくないけれど、
この国の、戦争前夜のような危機的な時に、
沖縄を、高江を、踏みつけて、戦時体制を作ろうとしているその現場に来て、
全国に伝える人数としては、決して多くはない。

テレビで最後に出てきたコメントは、「東京では高江のことは分からんさ」であったけど、
だからこそ、全国から一人でも多くの人が高江に行こう
いま、高江と辺野古で起こっていることを本土の人々が「見て見ぬふり」をするとしたら、
未來の子どもたちに、大きな深刻な禍根を残すことになると思う。

マスコミには、もっと丁寧な、もっと正確な報道をしてもらいたい。
昨日の番組は、いかにも偽善的であったと私は思う。。

 

 

 

 


大企業エリートの連合が「民進党最大の支持基盤」は幻想〔日刊ゲンダイ「永田町の裏を読む 」2016.10.27 〕

2016-10-28 01:39:18 | 政治 選挙 

 

高野孟高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

大企業エリートの連合が「民進党最大の支持基盤」は幻想

2016年10月27日

民進党の蓮舫代表の現地入りに怒り心頭の神津会長(C)日刊ゲンダイ 民進党の蓮舫代表の現地入りに怒り心頭の神津会長(C)日刊ゲンダイ


 民進党のリベラル派議員が「民進党はもう連合労組とは決別したほうがいい」と怒っている。先週の本欄で新潟県知事選をめぐる連合と民進党のゴタゴタぶりに触れたが、とりわけ蓮舫代表が選挙戦終盤で野田佳彦幹事長の制止を振り切って現地応援に入ったことに対する連合の神津里季生会長の怒りはすさまじく、「火に油を注ぐ背信行為」と非難した。

 さらに神津は23日投開票の2つの衆院補選についても、「野党4党首が並んで応援する映像を撮らせるな」「共産党幹部が出る集会に候補者を出させるな」と野田に厳命し、それが守られなかったと言って、投票日の数日前に東京10区の鈴木庸介陣営の選挙事務所から労働組合員を総引き揚げさせたという。

 民進党候補なんか落選してもいいから共産党を遠ざけろという、常軌を逸した反共路線であり、自民党を喜ばせるだけの利敵行為である。

 前出のリベラル派議員がこう言う。

「確かに、連合の主流を成している民間大企業の大労組は、かつて共産党系の第2組合などと血で血を洗う抗争を繰り広げてきた歴史があるので、アレルギーが強いのは分からないでもない。しかし、冷戦も終わって、共産党も柔軟化し、何とか安倍政治の流れを阻止する野党共闘をつくろうと真剣に努力をしているし、それに応えて野党第1党として主導的役割を果たす以外に民進党再生の道はないことは分かりきっている。私だって、次期衆院選で野党協力がなければ落選する可能性が大きい。もう野田や地元の連合が何を言おうと、野党共闘の道を進むしかない」

 1989年に連合が誕生した時には800万の組合員を持っていたが、今は690万人。最近も化学総連が連合離脱を決めるなど、連合そのものが全労働者の1割強を組織しているだけの、言わば“衰退産業”である。しかも、神津自身が東大卒の新日鉄エリートサラリーマンの出身であることが象徴するように、民間大企業の正規社員が中心である。自分らの特権的地位を守り賃上げを実現することに夢中で、格差・貧困問題など社会が抱える深刻な問題で闘いの先頭に立つことになど何ら関心がない。そして実際に組合員の意識調査をすれば、一番多いのは自民党支持で、一般的な世論調査と何ら変わりはない。

 その連合をマスコミは「民進党の最大の支持基盤」という常套句で呼ぶけれども、それは全くの幻想にすぎない。だから、野田が慌てて連合にお詫びしたりしているのは滑稽極まりないことで、民進党が壊滅を避けるには連合とさよならするしかないのである。

 

 

 

 


自民幹事長が連合会長と会談、 急接近の思惑とは(10/26)/連合の役割終わった〔日刊スポーツ・政界地獄耳2016.10.27〕

2016-10-28 00:57:27 | 政治 選挙 

連合は野党共闘を潰したいのか?!!

テレ朝news ttp://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000086456.html

自民・二階氏が連合会長と会談 急接近の思惑とは(2016/10/27 11:51)

 自民党の二階幹事長が民進党を牽制(けんせい)です。民進党の最大の支持団体である連合ですが、民進党が進める共産党との連携に不満を持っていました。さらに、先日の衆議院の補欠選挙や新潟県知事選挙を巡る民進党の対応に不満を募らせています。こうしたなか、自民党の二階幹事長が26日夜、連合の会長と会談しました。この急接近の思惑とは。

 (政治部・岡香織記者報告)
 ぎくしゃくしている民進党と連合の関係を揺さぶることが二階幹事長の狙いです。
 
出席者によりますと、会談では未来の話をしたということです。二階幹事長の周辺は「民進党と連合の関係にくさびを打つことが狙いで、会うだけで意味がある」と話しています。

 また、会談場所は都内の日本料理店で、ここは注目を集めた小池都知事との会談で使った同じ料理店です。先日の新潟県知事選では、連合は与党の推薦候補を応援しました。ところが、蓮舫代表は反対陣営の応援に駆け付けるなど対応が分かれました。連合幹部は民進党と共産党との連携についても「方向性を明確にしなければ応援は難しい」と突き放しています。民進党の幹部は、今回の会談について「二階さんらしい動きだ」として警戒感を強めています。

 

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日刊スポーツ・ロゴhttp://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1729817.html

政界地獄耳

政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

2016年10月27日9時2分 紙面から

連合の役割終わった

 ★民進党幹事長・野田佳彦と連合会長・神津里季生といえば野党共闘の敵、または本籍自民党安倍派ともいえる「超ド級A級戦犯」だ。野田は首相時代に自民党との連立政権をもくろみ解散して民主党の同僚議員を壊滅させた過去を持ち、現連合執行部の神津は90年から3年間、連合からの派遣で在タイ日本国大使館に外交官として派遣されている。この頃の大使は安倍側近の1人だった一昨年に他界した岡崎久彦だ。

 ★もう1人、連合事務局長・逢見直人は連合副会長(UAゼンセン会長)時代の昨年6月、秘密裏に首相公邸で約2時間にわたり首相・安倍晋三と会談、「今後も定期的に意見交換することで一致した」としている。つまり今の連合会長・事務局長は親安倍の労働貴族であるということは間違いない。地に落ちた野党第1党幹事長と連合幹部による野党共闘分断工作は日夜続く。

 ★社民党幹事長・又市征治は25日、「私も労組出身だが、あまり政党にいろんな注文をつけすぎて政党への介入にならないように」と連合の対応にくぎを刺した。

 自由党代表・小沢一郎も同日「あくまでも組合は応援団であって政党ではない。いろんな意見を言ったり要請したりするのはいいが支援者だ」とけん制した。野田は今年3月、連合の集会で「一番足を引っ張った(小沢一郎)元代表さえ来なければ、後は全部のみ込む」との考えを示している。

 ★しかし、民進党内では、もはやこの執行部と連合との心中では選挙に勝てないという不信感をぬぐえない。民主党時代に閣僚経験のある議員は「連合の役割は終わったという現実とともに政界再編につながるだろう。もう民間労組と党執行部系は原発再稼働と憲法改正を目的とした自民党別動隊とか第2自民党と言われても文句は言えまい」。(K)※敬称略

 
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