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イラク放射性物質盗難 IS入手の恐れ

2016年02月20日 | 外国

ロイター通信は2月17日、イラク南部バスラ近郊の米石油関連企業の保管庫から、放射性物質を含む産業用の検査装置が盗まれたことが分かったと報じた。

環境省の資料や複数の匿名当局者の証言で明らかになった。

犯人は不明。

治安当局者は過激派組織「イスラム国」(IS)の手に渡り、放射性物質を通常爆弾に詰めた「汚い爆弾」として使われる事態を警戒している。

ロイターが入手した昨年11月30日付の環境省の資料や当局者によると、盗まれたのは放射性同位元素イリジウム192を最大で10グラム含む検査装置。

所有者はトルコに拠点を置く会社で、検査装置はパイプラインのひび割れを調べるために使われていた。

保管庫の鍵やドアは壊れておらず、犯人は現場に詳しい人物とみられる。

バスラはIS支配地域から500キロ以上離れ、ISと盗難のつながりは見つかっていない。

それでも当局者はISを警戒しており「放射性物質を爆発物に取り付けるだけで『汚い爆弾』が作れる」。と指摘した。

イリジウム192は、がん治療や放射線透過検査に使われる。

露出した状態で1メートル離れた場所に約1時間いるだけで、原発などで働く作業従事者が1年間に浴びる限度の50ミリシーベルトに達する。


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