大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

帆(居酒屋/本町)

2006年03月11日 12時08分26秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 少し前に灘にある居酒屋に行って、多分誰もが知ってる大メーカーの、誰もが知ってるブランドの日本酒を飲んだ。飲んだ瞬間、へっと思った。これって何さ?。メンソールが知っている日本酒とはとうてい思えない。強いていえば砂糖水にアルコールを添加したようなものと言う感じ。なので、その反動からか旨い酒を出してくれる店に突入した。

 店はカウンターが八席、テーブルが七席、小上がりがあって12席くらい。カウンターの中には大将と、なぜかコックコートを着た人が…。あと、フロアを担当する仲居が一人。

 アテの方は極簡単なものめざしとか酒盗とかがメインになっているが、日本酒に合うアテ、ワインや焼酎に合うアテ等も別欄に書かれている。日本酒の方も値段のバリエーションがすごい。メンソールが飲んだのは一杯目が山形の樽平。これは880円。次に飲んだのが菊姫の山廃吟醸で、これは1,280 円。そのほか、1,800円クラス、2,100円クラスのものもあり、極めつけは菊姫の菊理姫(くくりひめ)と司牡丹の一竿がグラスで7,000円。グラスといっても一合はなくて100mlだからから五勺半ぐらい。もちろんメンソールは手を出していない。

 メンソールが最後に飲んだのが古酒。達磨正宗の十年古酒で、確か2,100円だったような。他にも月桂冠秘蔵古酒は昭和51年製造のものだったりする。多少温度を上げた方がいいと言うことだったので、冷や奴をオーダーする。冷や奴といってもざる豆腐で直径17cmくらいのざる豆腐が半分くらいのサイズで、ボリューム的にはかなりのもの。で、鰹節、おろし生姜、ネギが乗せられてるんだけど、そんな薬味は不要なほど豆腐自体の味わいが深い。

 豆腐を食べ終わったあとは、ボヘミアングラスに入れられた古酒を、ブランデーのように揺らしながら舐めるように味わう。豊かなふくらみのある古酒は、シェリーに似ていると例えられることもあるけど、メンソールが飲んだものは、それどシェリーっぽくなかった。シェリーっぽくしようと思えばシェリー樽で寝かせばいいんだし…。ま、酒飲みが行くのは辛い店だな。会計が指数関数的に膨れあがるし…。


(店  名) 帆
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市中央区南本町4-2-10 本町永和ビル地下一階
(電  話) 06-6241-7177
(営業時間) 11:30-13:00、17:30-22:00
(定 休 日) 土日祝
(そ の 他) 地下鉄本町駅の18番出口に直結してす。
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