ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

氷の矢

2013-01-27 17:04:49 | 日記
※お願い しんどい時は、読まないでください。

つらくて、つらくて、つらくて、

棺 抱き、息子の名 叫び続けた

身元確認 「違っていて」

この文章は、アルジェリアで起きた人質事件の遺族の声。

悲しみが人ごとと思えず、心に氷の矢が突き刺さったよう。

この氷の矢は息子じゃなきゃ溶かすことが出来ないんだよぉ。

私も何度も何度も心の中で息子の名を叫び

棺を抱き、遺骨を抱いた。

悪夢を見ているんだ。現実を受け入れつつも、まだ受け入れたくない。

矛盾している心のバランス。

自分らしく流されず、自分の足で立て!

自分に言い聞かせてみる。

でも時に、手を差し伸べてくれると立ちあがりやすいんだけど、そのタイミングが難しい。
私に、“た す け て”と言える勇気、強さがあればもっと良いのだ。

命を体で感じろ!
そうじゃないと、地球の未来も危ないよ。
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ジュゴンのみえる丘

2013-01-25 10:21:40 | 日記
自死遺族のいろんな人のブログを読んでいて、コメント欄にcoccoの『ジュゴンのみえる丘』という音楽が紹介されていた。
音楽が聴けない時があって、詞だけを見てみた。
日記で書かれていた悲しみに、そっと寄り添ってやさしく手を差し伸べる詞だった。
もうずいぶん前にも、私が嘆き苦しんでいる日記のコメントに『いつくしみ』の詞を読んでみてください。
と、あった。この人と同じ人なのかなぁって思った。
私が音楽が聴けないのをわかっていてくれて、聴いてみてとは言わずに詞を読んでみて、と言ってくれる 優しい人。ハンドルネームさえ記されていません。生きる力をありがとうございます。生きようとする力を信じ、感じとっています。

私の身勝手な物語で、ひとときの涙に溺れている間にも、野に咲く花は何も言わずに寒空の下、ただ美しく咲いています。

cocco ジュゴンの丘
私が印象深かった所を書きだしました。

もう いいよ
目を 閉じていい
もう いいよ 
少し おやすみ

悲しみは いらない
やさしい 歌だけでいい
あなたに降り注ぐ全てが
正しい やさしいになれ

笑っていてほしい
守るべきものたちに
明日も流れる何かが
正しい やさしいであれ
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まずはもう少しファイト!

2013-01-23 12:46:36 | 日記
ある場所に行くのに、急いでいた。急いでいる時に限って、何かが起こる。自動扉でない扉で、車いすの人が、難儀している。「扉を開けます。どうぞ」いつもは重たく感じる扉が今日は軽く感じたのはなぜだろう。しかしこの扉がもう1つあるのだ。”どっこらしょ”と開けて「あ・り・が・と・う」と言われた時には、めちゃ 嬉しかった。目的地に急いだ。その後、扉で会った車いすの人も、目的地でまた出会った。お互いの偶然に微笑んでいた。
映画『テッド』を観た。大切なものは、なくしてから気がつくもの。そんな映画だったので泣いてしまった。空を見上げてごらんなさい。悲しさや不安は誰もが持っているけど、頑張っている事は必ず報われる。テッドのように、流れ星に願いをかけたら元に戻れたら良いのになぁ。かなわぬ夢。テッドのぬいぐるみもすごい人気でネット販売は売り切れで、オークションですごい値になっている。
ご近所さんで訃報がありました。フラッシュバックしそうだったので、ごめんなさい。お参り遠慮しておきます。気分を紛らすために、庭にフリージアとパンジーを植えました。らっちもお手伝いしました。らっちは砂をほじほじほじくり返すのが得意です。
何かをしている時は気が紛れているけど、やっぱりまだまだ悲しいよ。(あたりまえやんな)
東京バナナ、おすそわけに頂いて、小さな幸せ。
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心の旅

2013-01-15 06:28:20 | 日記
長い長い心の旅をしていました。心の整理ができないまま、日々だけが過ぎていました。その間、私は音信不通でしたので、勝手に大きな病気にされていて「早く元気になってね」メールや勝手に後追いしたと勘違いされた方は「生きてる~!?」というメールが飛び込んできました。ちょっと、ゆっくり息子との心の旅に浸りすぎました。
新年の幕開けは、墓参り。姑とは毎年一緒に行っていたのだが、今回は旦那から断ったはずなのに本家の墓の前には、姑が「マゴ ゴロシノ ヨメ」と 言わんばかりの目をして、待っていた。旦那の実家に行き「仏壇を拝め」と言うのだ。ご先祖様を大事に思う気持ちはわかるけど、命日を前に勘弁してくれよぉ。
命日を迎え、午前中墓参り。あの子が好きだった花が、小さな庭に咲いてます。いっぱい抱えてお墓参りに出かけます。少し道のりあるけれど、ゆっくり参ります。山の緑に囲まれてたくさんお話しして来ました。その後、旦那の仏具の仕事を手伝いましたが、きつかった。まだまだ、手伝えません。午後から息子のママ友達が顔を見せてくれた。ママ友の話しでは、息子と同じ大学、学部のM君がJ市の消防士になったと言う話を聞いて、息子もなってるよって想いながら、いっそ本当に心が切り離せたら心の場所を主張するこんな切なさ捨ててしまうのに。煙のように私の中で、くすぶり続けているこの気持ち、このまま消え去りたい、と。
断舎離も考えたが、一日でギブアップ。どうしても捨てられないので、リサイクルショップに持って行って、疲れた。

心の傷のかさぶたを、はがし血を流し、あの時のあの人達の言葉が今となってようやく、理解できた。
思い出に寄り添い、思い出に語りかけ、歳月は静かに流れていた。
たくさんの人たちに支えられ立っていられた。
泣いて笑って転んで起きる。
これからも、どうかあたたかく見守っていてください。
ありがとうございました。
コメント (10)
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