ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

引接(いんじょう)和讃

2016-03-22 14:55:13 | 日記
先日、お寺とお墓参りに行った。

もう、副住職を観ても胸がぎゅうってあまりならなくなった。
エンディングノートをもらった。ほしかっただけに嬉しかった。
たいがいの人の最期は「ありがとう」と言って逝く。恨み憎しみながら逝かないらしいが、家族として1つになれない私たちは、どんな言葉を残して逝くのだろう・・・息子は「ごめんなさい」だったなぁ・・・

お墓は、誰かがきてくれたのか、ファンタがお供えされていて嬉しく思った。



引接和讃(いんじょうわか) 作詞 藤堂 恭俊


迎えるぞ 迎えるぞ

一人漏れなく たがいなく

待ちわびたもう 阿弥陀ほとけは

待ちわびたもう 阿弥陀ほとけは


南無阿弥陀仏のみ名をとなえる衆生は、南無阿弥陀仏によりすべてもれなく

お救いくださるという往生人の

安らかな心を詠みあげられている。

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積み重ねた5年

2016-03-11 13:19:21 | 日記
前に進む人も

すすむ道が 見えない人もいる

ー--でも 一人じゃ ありません

私もその中の一人です


できることを探して

誰かに何かを伝える

なにか

ひとつひとつ変えていく

私をもっと

元気にしていこう

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親不孝者

2016-03-06 13:45:18 | 日記
なぁ

あんたは ホンマ

親不孝者 やったなぁ

死ぬ 順番くらい

守らんかいな・・・



月命日に町内の公園掃除。話題は介護だった。今まで女性が掃除に参加が多かったが、介護に女性が出かけかわりに男性が掃除の参加となったためだった。

コブクロライブのDVDを観ながら、冷蔵庫の野菜室だけ掃除ができた。そのあと、少しだけ断舎離した。
ほんの少しだからそんなに急に変化はないだろう。ぼちぼちとやれる時にやっていこうと思う。

3月は、東北の震災があった。あの子と同じ年だったので、月命日と重なって、なんだか遠い遠い過去だったような、なんか複雑な心境の中、私の中の自責の念が、なんだかどうでもよくなってきました。そう言いながらまたすぐに後戻りしてしまうのですが・・・
「犯人なんていないのだから犯人捜しをしなくていいんだよ」その言葉に5年経ってようやく受け入れられるようになってきた。自分で納得して受け入れなければ前にも一歩踏み出すことも出来ない。その一歩がなかなか出ないのだが、一歩踏み出してしまえばなんとかなる。
まだまだ私は彷徨い模索するだろう。迷い込んだ道から抜け出した時の心境を考えなくてもよいのだが考えると怖い。一歩を踏み出す勇気と同じで抜け出した時の一歩もまたものすごい勇気というかエネルギーがいるのだろうな・・・と感じている。

いのちの日シンポジウムの講演のあった日に、ある遺族の方から「死にたい」メールが入った。講演を聞いて私もしんどくてイライラしていたので、冷たくあたってしまった。次の日に今度は「眠れない、食べれない、仕事が出来ない」ときた。もうこうなってしまったら、「病院に行きなさい」としか言葉がなかった。
寂しいらしいのだけど、まきこんだり足を引っ張らないで欲しいと思ってしまった。
話を聞く事はできるけど、哀しみ、苦しみ辛さ、寂しさは自分自身のものだから、すべてを受け入れるしかないと私は思う。

さてと、あんたと一緒にポテチとコーラー食べようね。
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いのちの日シンポジウム

2016-03-01 17:11:48 | 日記
3月1日は“いのちの日”らしい。
530名参加できるなかで、どうせ当たらないだろうと応募してみたら、245番目に参加できることができた。

第1回となるこのシンポジユムをとおして、自らの命を見つめ直すとともに、家族や友人など周りの人に思いをはせ共に生きることの意味や絆の大切さについて今一度立ち止まって考えてみましょう。



こころがほっとする処方箋精神科医香山リカ氏による講演
・自死は交通事故死の5倍である。
・話を聞くことはできても、その人の身になることはできない。子供を失くした親は計り知れない悲しみ苦しみを抱えている。同じ立場の人と話をする方が有効である。
・自殺の原因を調べる剖検(ぼうけん)があるがほとんどの原因が心理的なものでうつ状態である。
・自分で考え助けを求めなければならない。“明日、あの人に会えない”死という事はそういうことだよ。
・一人でも目をかけてくれる人がいればいい。小さな喜び楽しみをみつける。自分の心の元気につながる。
・哀しみ苦しみの中で美味しい物を食べたっていいじゃないか・・・それが小さな幸せにつながれば。
・哀しみ一色に塗りつぶすな!
・平成28年4月 若者の自殺を減らす目的のために自殺対策法案改訂される。

パネルディスカッション“共に生き、共に支え合う”
<パネリスト>
香山 リカ氏 金田 諦應(かねだ たいおう)氏、宮城県通大寺住職 河瀬 雅紀(かわせ まさとし)、京都ノートルダム女子大教授
<コーディネーター>橋本 豊

河瀬氏:・自殺の原因、動機1、健康2、経済 無職の人が多くその人の弱さ強さではない。
・相談することの難しさ。おこったことの打ち明け説明をするのがしんどい。打ち明けたことによって傷付いた。
・生と死の間を揺れ動いている。(グリーフケアーの推進)・時間をかけて傾聴する(ゲートキーパーのすすめ)

金田氏:・東日本大震災について cafe de monk(カフェデモンク)と言う移動カフェを始めたことにより、動かなくなった心、凍りついた時間と空間がゆるんできた。
・生とは死とは・・・生きていることには必ず意味がある!・苦しい時辛い時こそユーモア(遊び心)を忘れない。・ほっとする場所、安心して泣ける場所をつくる。心を動かす事が大事。

香山氏:自殺対策は熱心に取り組めば結果は出る。・NPO自殺対策支援センターライフリンク清水 康之氏(イケメン)が頑張っておられます。
・一人一人の想いを大事に。

支援者は燃え尽きないのか と言う質問に対して:3年目がピークだった。温泉で身体を癒した。自分は一人ではない、たくさんの支えがあるということ、一人で頑張るのではない。

・SOSを出せるように。うまく出せるコツは傷付けないようなホローが大事。

おおまかに、私なりにまとめたため、不十分な説明不足ばかりで申し訳ないです。
遺族にならなければ、こんな事にはまったく興味無く過ごしていたことでしょう。
時に私でさえ、幸せと言う言葉はない、希望なんてない、まして子どもを失くして将来、未来なんてないと感じます。だけど、だけど、生きていればこそ感じられる人の優しさ、喜び、笑いあえること、新芽や花の美しさ、自然のすばらしさ、いつか癒されて前に進みながらも後ずさりを繰り返しながら、前に進むことができるのだということを伝えたい。


コメント (2)
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