ねこのにくきゅう「泣き虫おかん日記ー星が笑えばー」

あかいねこの
       ひとりごと 

虹の岬の喫茶店

2013-11-25 16:33:30 | 日記
小さな岬の先端に建つ喫茶店。そこを一人で切り盛りしながら虹を待ち続ける、おばあさん。
喫茶店に引き寄せられるように集まる心に傷を抱えた人々。
彼らの人生はその喫茶店との出逢いで少しずつ変化し始める。
第一章を20分で一気に読めた。
しずかに「長いトンネル」をくぐりぬけていることに気付かされる。
いつもの本屋になかったので、探し歩いて見つかった。
パァッと笑顔になれた感動を味わいたくてあえてアマゾンで注文しなかった。

ここの所、わからないままに時間に追われている。そのくせ、命日の波にはのまっれぱなしだ。

先日、席描き教室に行った。
笑像画展の作品を返されて「青いゴミ袋ってまだ売ってるんですか~?」という質問が多かったそうだ。
はい、売っていません。安売りの時に買い占めて使いこなせないまま、透明袋に変わりました。なので作品に使用しました。
これで、ええねん。
教室での教訓。相手を喜ばす嘘なら許される。

私のブログを読んでくれて教室で元気に会えるのが嬉しいと言ってくれる絵の友がいて良かった。

そこに行けばきっといい事なんてないといつも嫌な感情しか起こらず行動が鈍ってしまう。
今日も雨、強風で いっぱい悩んで行くのを渋ってしまった、りんごまつり。
そして後悔するのだ。今度は必ず行こうと・・・

今はこれで、ええねん。
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ゆらゆら

2013-11-17 23:46:49 | 日記
月命日と本命日が近付いて私の心はユラユラし始めている。
生と死のはざまを・・・また来たか・・・
うまく波にのって流しちゃえば、いいのさ。

ホームセンターにらっちのご飯を買いに寄った。
季節がら練炭が売り出されていた。そこで私は凝視してしまった。
お手頃価格で手に入るのだ。

昔々、私が3歳だった頃の話を思い出してしまった。
母が練炭を消し忘れて就寝してしまい、母と姉と私は練炭中毒で死にかけ、残業から帰宅した父に助けられたのだ。

そんな大事な命を粗末にしたら、あかんのやけど息子が旅立ってしまった今を踏ん張ってはいるものの、やはり命日は辛く苦しい。たまらない。
大切な大切な宝物を喪って、生と死について真剣に向き合う。
それまでの私はいかに愚かであったかを、思い知らされるのだ。
そんな気持ちの中で、二人から相談を受けて強がって応えて疲れちゃった。
疲れたら、休めばいいんだけどなんか目が冴えてしまいました。
おかんの気持ちがゆらゆらしていると、娘に伝わちゃうから困る。
だから、私の気持ちを少しだけここにグチリました。

ねえ、息子さん 私の気持ちはどこにぶつければ いいの?!

何も考えないで、これから寝ます。明日も忙しいから。

おやすみなさい(=^・^=)
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ゲートキーパー研修会

2013-11-12 17:39:45 | 日記
京都で行われたので参加してきました。
“ゲートキーパー”って何?と思われた方、興味をもたれた方は、自分で調べてみて下さい。
あえて私は説明しません。私でさえ遺族にならなければ興味がなかった事です。
私の心に寄り添ってくれる友達が「参加したら辛くなるだけかも・・・」って心配してくれたけど、私は聞き役が多いので、どんなものか体験して来ました。

『いのちとこころの ちょっといい話』川村 妙慶(かわむら みょうけい)さんの講話は、私のこれからを生きるための心の支えとなりました。(でもまた死にたいってすぐに思ちゃうんだけどね)
人間は悩み考え生きるもの、その中に答えはないんですって。
この講話の後は研修担当 中瀬 真弓講師によるゲートキーパーの実習でした。
初めに今の悩みを絵に描くという、めちゃ私にとっては嬉しい作業でした。絵が苦手な方でも誰でも下手でもいいように描ける見本があり、このまま気持ちを絵に描いて写しちゃって、いいんですよ~ってこのお絵かきで緊張感がみんなほぐれていきました。
そうそう見本はこんな感じでした。悲しい気持ちの人は、この絵を書く。おこってる人。嬉しい。困ってる。似顔絵に結びつけちゃって、いらんことが書きたくてうずうずしておりました。
描いた絵の気持ちにそって、話をしていけばいいのです。聞く側はうなずき、あいづち、他者とかかわりながら、でこぼこの自分を知る。
私とパートナーになった方が、本気でゲートキーパーを目指しておられるのか、電話番号をそっとおいていかれました。今、私はまだ人間不信だけどいつかこの人なら信じてみようと思います。

私に出来る事、悲しみを優しさに・・・
辛さを勇気にかえて、勇気を出して声をかけてみよう。
大切な人、身近な人の
こころの変化に気付いたら、
勇気を出して声をかけてみよう。
「眠れていますか?」
「何か悩んでる?よかったら、話してみて」
息子を助けられなかった、この過ちを二度と起こさせないように・・・
息子の分も、おかんに勇気を起こさせて・・・まだ自信無い時もあるけどね
ぼちぼちと私らしく歩んで行けたらいいな(=^・^=)
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勇気の翼

2013-11-06 14:22:36 | 日記
お盆から「あの日」が頭に残ってる。もうすぐ3年目の命日を迎えようとする「あの日」
「あの日」に張り付いて離れない半身。あんたは今、どんな目でおかんを見てる・・・?
もしあの頃、気付いていたら・・・
あんたは「サイコーの眺め」の場所から おかんに、こう叫ぶ
「絶望しても前に進め」
今のおかんに必要な言葉を届けてくれる。そこから、おかんが感じ取る想いや記憶に形があるわけじゃないけど、あんたが生きた「証」がある。

小杉 紳先生 個展
10/2~8 にありました。作品をみて元気パワーをもらいました。
魔女猫アクセサリーがハローウインに届いて、しゃれたサプライスがとても嬉しかったです。幸せになった気分で四ツ葉のクローバーが浮かんで猫とジュエリィーデザインを結び付けて早速小杉先生に注文しました。また出来上がるのが楽しみです。

笑像画展2013
10/28~11/4 似顔絵塾 関西塾生の展示。今回、お師匠様の生徒(弟子)として出品出来るようになり、出品させて頂きました。制作中は、楽しかったんだけどいざ仕上がるとこんな作品ではお師匠様の顔に泥を塗り泥団子を投げつけられるぞぉ、という自信のなさでした。作品展をみて、出品する事によっていかにハジをかき作品を見つめ直させるか・・・うんうんこれでいいのだとやっと自分の作品に納得しました。会場の難波まで行くのに田舎者丸出しで地下鉄から地上に上がったのに、そこが2階だというのがどうしても理解できずに私の妄想が始まりました。そうか、ここは果てしない宇宙だな(?)(笑)笑ってごまかしておこう。

交流絵手紙展
11/5~9 またまた御堂筋線に乗らなければなりません。慣れない所にたどり着くのには気を使いすぎて、どっと疲れます。おまけに一緒に行ったオバタリアンから何気ない一言「まわりが見えてないね」に、めちゃくちゃ腹が立ちました。そんな時「お前の子供も死ね!」と私の中の悪魔が叫ぶのです。
人の気持ちが粉々になるのを時々望んでしまう。踏みたくないのに、踏んじゃう。何十倍も何百倍も辛い。
薄っぺらな優しさで、信じて、傷付いて、土足で心の中に踏み込んだ善人ぶった悪人だ。人間が信じられなくて、猫しか好きになれない愛せない。
息子よ、今はまだそんな、おかんでも いいかな・・・?
生き辛さを持ちながら、勇気を出して ちょっとづつでいいから一歩を踏み出すために、そのために誰もが背に「勇気の翼」を持っているのだから・・・!
コメント (6)
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