そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

厨天菜館@台北 北京ダック他

2005-10-12 08:21:08 | 海外で飲み食い
ぶっ飛びスープでぶっ飛べなかった我々が向かったのはコチラ.
状況に応じてコースをめまぐるしく変化させる我々.
最新のサイバーナビも真っ青!とは言いすぎですが,台湾慣れてきましたね.

で,向かったのはコチラ.
「北京ダック」の有名店です.ガイドブックとかにも一番上に名前が載るようなお店.
なにぶん高級店ですので,我々のB級コンセプトとは趣を異にするわけですが,まあメインの北京ダックは相当な安価で食べられるとのことだったので,それ一本狙いで行きました.

入店は18:00前.
もちろん予約をしていなかったのですが,ちょいと怪訝な顔をされました.
タンクトップだったということもありましょうか?
続々来場するお金持ちっぽい客層とは雰囲気の異なる我々.
あっという間に埋まる広い店内は実は予約必須との事.早い時間の入店で助かりました.

目指すは「北京ダック」一本勝負.
一応オススメを聞いたのですが,あまり接客が良くないお店ですな~
紹介された一品を併せてチャレンジしてみることにしたのですが,「これだけかよ?」という反応で鼻高々な高級店の香りぷんぷんですな.
「これだけだよ!」と強気に出られない我々.



とりあえずビール.あまりビールを飲むべきではなかったと後で反省.



すぐに移行する紹興酒.いったいどれだけの紹興酒が私達の体内を通過したことでしょう?

 

まず登場したサブの一品「ホタテと卵白の炒め物」
これは中華街なんかのお決まりコースで出てくる当たり障りの無い雰囲気の一品.
こんなのがイヤで新宿ディープチャイナに傾倒している我々は,改めてその趣味傾向の変化を自覚したわけです.正直こんなのでは我々を満足させることはできましぇん!

手持ち無沙汰さが酒を勧めますな.周りと比べて明らかに簡素な我々のテーブル.
隣の円卓の空席に忍び込め!なんていう低級な会話(T◇T)
2軒目のためにここは我慢です.



きました「北京ダック」丸々一羽です.
まずは切り分ける前にお披露目.全員で立ち上がり激写する我々.
周りの痛い視線を一気に集めますな.



切り分けられて持ってこられた皮の部分.



う~~ん,ジューシー.



瓶につつんで,テンメン醤乗せて,ネギ載せて



完成!
バクッとうま~~~!
待っていた甲斐がありますな~~~!

いや~ 中華街でこんな風に北京ダックを食べたら幾らとられることやら.
長渕剛がドラマ「とんぼ」の中でしたっけ?妹と最後の晩餐を繰り広げるシーンで北京ダックを食べていましたな.ようやく我々も自力でこんなのが食べられる歳になったわけです.まあ台湾価格ですが.



その後肉の部分も切り分けて持ってきてくれます.
まあ肉.といった感じで,これは特筆すべきものはないか.



その後骨の部分を使ったスープが提供されます.
結構ケミカル風味のスープですが,一応一連の流れは楽しめるようになっています.



サービスの「杏仁豆腐」
これは出す方がレベルが下がってしまう代物.フルーツとかの方が無難で良いかも.

「北京ダック」一羽で¥3500.これは安いですな.
ある種イベント的なお店でしょうか?
記念にはなりますな.

美味いかまずいかと聞かれたら,この料理方法は本当に美味しいのかとまず疑問提示から.
ジャンクな楽しみはありますが・・・
テンメン醤が強すぎて鶏の旨みは消えてしまう感じ.実際スープを飲んでも分かるのですが,そんなに良い鶏は使っていない様子.店側もまあその辺の鶏でもOKだということを熟知している調理方法かと思います.
もうこういうのでは満足しなくなった我々がいけないのかもしれませんが.

イベントとしてはありですな.しかしメインにはされない方が良いかと.
早々とメインの2軒目に向かう我々でした.
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明福台菜海産@台北 ぶっ飛びならず(T◇T)

2005-10-12 08:06:09 | 海外で飲み食い
さて二日目の夕方.
本旅行のメインでもある「仏跳牆(ファッチューチョン)」を食べに行くべし!

漫画「美味しんぼ」で取り上げられ,この漫画のファンなら一度は食べたいと願う一品.
ですが,日本で食べるとその内容にもよりますが,小さな器に一杯で¥15000するとの話も.
それはさすがに無理ということで,物価の安くまさに本場のこちらでの一杯を画すのは当然.

台湾に初めて来たときにある有名ホテルのレストランにあるとの情報を得て試してみたのですが,まあそんなものかと.値段も高いし.それほど感銘は受けなかったのです.

その後,台湾通の渡辺満里奈氏の本の中で紹介されている「ぶっ飛びスープ」が同一の料理であることが判明.
「坊さんが垣根を飛び越えてまで食べに来る」というその名前の由来からもじったなかなかのネーミングセンス.
すでにいくつかのガイドブックでも使われているこのネーミングには才能を感じますな.

その本の中で紹介されているコチラは最高!とのことだったので
是非!と思うわけですが,そこにはまた大きな障害が.
実は異常に時間のかかる,しかも高級食材を使用するメニューなので,1日以上前の事前予約が必須なんです.

ということで,我々は人脈を駆使し,中国の留学生のヘルプのもと国際電話で予約を完了.
心躍らせ望んだわけです.

が・・・・・
まさかの予約ミス!!! (゜д゜lll)
1日ずれてますがな!!!
そらないよ~~ (T◇T)
ごめんごめんと笑って話す店員さん.
ごめんじゃすまんですがな・・・
こちとら日本から来ているのですよ~ 
「一期一会」という言葉を書いて提示したくなる気持ちを抑え涙を飲むのでした.

ということで,急遽方向転換.
北京ダックを食べにそそくさと退散するのでした.


ですが,実は2年前同様にして予約をして食べているのですね~
何度でも食べたい!という一品だったので再訪したわけですな.
今回お初だったK君は残念ながら次回に持越しです.



これが前回の写真.
巨大な器に目張りをして蒸すわけです.



アワビ・フカヒレ・なまこ・マツタケ・鶏・朝鮮人参・魚の浮き袋等々
これでもか!
という高級食材が濃縮されたスープはまさに究極の一杯.

我々は来年の再訪を誓ったわけです.
飛行機のリコンファームはもはや必要ないご時世ですが,スープのリコンファームは必須ですな.
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お茶屋さん@台北 図らずもティータイム

2005-10-12 07:33:58 | 海外で飲み食い
やはり中国茶もお土産として欲しいところ.
どのお茶屋さんにするか迷いますが,ボラレだけは勘弁です.

そこにフッと3年前のことを思い出しました.
いろいろ試飲させてもらいながら,満足して購入できたすばらしいお茶屋さんがあったことを.
記憶を掘り起こし,ガイドブックの地図とにらめっこ.

ビンゴ!
思い出しました!あのお店.
タクシーを飛ばしてやってくるとお店は健在.店主さんも健在.
覚えていてはくれませんでしたが,私達はあなたのことを鮮明に覚えていますよ~
3年前に来ていろいろお世話になった旨を身振り手振り.今回も歓待してくれました.



こんな店内.



永遠と続きそうな試飲.
あまりの気前の良さに驚きますな.
図らずともこれが最良のティータイムになりました.

なかなか来ることも無いので,ちょいとばかし高めですが良いやつをセレクトして6種類購入.
日本での午後のひと時に楽しみが増えました.
たっぷんたっぷんになりそうなお腹を抱えながらまた3年後の再来を店主に誓う我々.
来年には来そうですが( ̄∇ ̄)

場所はMRT双連駅を降り,目の前の道の南側を東へ50m.大きな「茶」の文字が目印.
必ずや満足できるお茶購入スポットです.

こんなパッキングで長持ち~

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驥園川菜餐廳 @台北 絶品鶏スープ

2005-10-12 07:29:41 | 海外で飲み食い
北京ダックの後向かったのはコチラ.
タクシーでの移動時間があったので若干満たされ気味の我々.
しかし行かないわけにはいきませんがな!

コチラのお店は絶品の土鍋鶏スープを提供してくれるお店で,中高級に位置するランクかと.
先ほどの混雑ぶりにびびった我々は,英語と日本語のミクスチャーで何とか予約成功.

広い店内は地元客でびっしり.
皆さんお目当ての「鶏鍋」を食していますが,その鍋の巨大さにちょっとおののきますな.
でもココで引くわけにはいかないのです.

メインの鶏鍋は鶏だけのスタンダードバージョンが約¥5000
これにアワビや魚の浮き袋などオプションを付けていくと値段は跳ね上がっていきいます.実にマックスメニューは¥30000超と,はるかに前記の「仏跳牆」を凌駕する高価ぶり.
お腹具合もあったので今回はシンプルスタンダードバージョンでいくことに.



もちろんの紹興酒.
酔いっぱなし.アル中扱いでも文句は言えません.シアナマイド飲まされそうです.



一応サイドメニューもということで頼んだ「牛肉とセロリの辛し炒め」
こちらは四川料理ベースのお店なので辛いメニューが充実.
プリッキーヌっぽい強烈な唐辛子が使われているのですね~



「鶏肉の辛し炒め」
唐揚げとキュウリをやはり同様に辛く炒めてあります.
鶏かぶりすぎ.調理方法もかぶっていますな~ もう少し考えるべきでした.



そこに真打登場!
ぐつぐつ煮立った「鶏鍋」が登場です.
超巨大.全員が一瞬息を呑みます.



丸鶏が入っているなんて!
1日に2度も丸鶏を見ることなんてそうそう無かろうに.
透明度0の鶏白湯スープはトロトロを通り越す粘度.
六本木「香妃園」の土鍋がかすんでしまうようなインパクト.
日本で話題の鶏白湯の原型というか最終形態がここに!



強烈なガゼイン膜.2秒で膜張まっせ.幕張メッセ.



ホロホロにほぐれる鶏.
激ウマトロトロスープにレンゲが止まらない感じ.
口の周りはペッカペカ.
その秘密は鶏以外にも大量の「豚足」が投入されているからなんですな~
ウィーアー コラーゲニスト!



はちきれんばかりのお腹ですが,ご飯投入も試みますよ!
義務ですから!

いや~ グレイト!の一言.
味的には「仏跳牆」を優に超えていますよ.もちろん種目が違いますがね~
こりゃすごい.
マジすごい.
台湾人は薄味がお好きなので,台湾市内の日式ラーメンは薄味じゃないと売れない.
なんて話を耳にしたことがありますが
ウソつき!
ガセビアですぞ!
こんな強烈な鶏鍋は食べたことがありませんがな!

台湾に来たときの必須メニューが増えました.
次回はエクセレントバージョンにトライ決定!
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茶博奇@台北 中国茶系のスタバ?

2005-10-12 07:19:21 | 海外で飲み食い
朝から紹興酒をガッツリ行ってさまよう台北市内.
「故宮博物館」なんかの観光名所は一通り行っているので,珍しいものショッピングに午後を費やすことにしました.
この日10/10は台湾も祝日.街は人であふれていました.まあいつでもあふれているわけですが.



「迪化街」の一風景.
巨大な乾物街ですな.
「カラスミ」なんて高級食材も驚きの価格で手に入ります.
空港の1/4程度でしょうか?
「カラスミのクリームパスタ」なんかに使うことを想定して,そこそこのものを2枚購入です.



似たような感じのお店が連なっています.
ホントに商売になっているのか?と疑問に思います.
一昔前の「秋葉原」なんて,外人さんの目から見るとこんな感じに映っていたのかもしれませんね.



生きた食材.
クックドゥードゥルドゥー.



違うエリアになりますが,こんな行列を発見.
中国茶版スタバのような位置づけのお店かと.



驚くべき品数.×3.5倍すると日本円に.
¥100から楽しめるわけです.



一つ一つ丁寧に作ってくれます.
しっかりパッキングされて渡されるので中身は見えじ.
結構なサイズなので飲み干すのには苦労しますが,いわゆる中国茶で作ったミルクティーはほんのり甘く,歩いて疲れた体を癒してくれました.

これはなかなか美味いので日本に進出しても成功するのでは?
このバリエーションと価格は本家スタバを軽く凌駕するパワーを秘めているかと.
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