小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市では近年、大正時代から昭和初期に建設された庭園と歴史的建造物の整備事業が進んでいる。令和5年度末に2件の庭園整備工事が発注され、この4月から整備工事が始まっている。発注された庭園整備工事のひとつが、南町に所在する旧松本剛吉別邸。西海子小路沿いには重厚感のある門が構えられている。門から主屋までは庭園を縫うように石畳が続いている。旧松本剛吉別邸の敷地面積は約2318㎡で、3棟の建物が敷地内に点在しているが大部分は庭園が占めている。庭園部分はかなり広大だが、水景や築山・灯篭や岩が各所に配してあるので自由に歩き回れるような庭園では無い。もともとの設計なのか経年のせいかは分からないが、築山に設けられた石段や庭園の飛び石が、割と不均一で歩きづらい。これから行われる庭園整備工事で手直しが加えられるのかもしれない。旧松本剛吉別邸庭園整備工事の工費は税込み39,894,800円。庭園整備に伴い旧松本剛吉別邸は、来年2月末までの予定で庭園部分の公開が中止となる。整備工事が終わったら、また写真を撮影に訪れたい。

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