小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



7月31日、小田原は晴天の一日。今日は午前中に本町周辺でいくつか用事があったので、途中に休憩がてら小田原城址公園に立ち寄り何枚か写真を撮ることが出来た。午前10時過ぎの小田原城址公園南堀。強い日差しに賑やかな蝉の鳴き声。夏の盛りだ。南堀からお堀端を散策。先日、お堀が減水したのを境にアヒルの行動パターンが変わったようで、近頃は三の丸小学校側のお堀に沈んだ鉄パイプの上に乗っかっているところを目にすることが多い。暑さのためか、それとも寝起きのためかは分からないが目のあたりがずいぶんとショボショボしている。なんとか夏を元気に乗り切ってもらいたいものだ。お堀端から国道沿いへ向かい本町のLaveへ。パンを買い三の丸憩いの広場で朝食タイム。富士溶岩あんパンとカスクルートトマトと桃のデニッシュの3つで700円。 200円の富士溶岩あんパンは少し厚めのパン生地の中に甘さ控えめの粒餡が入っている。あっさりとした味わい。 270円のカスクルートトマトは見た目よりもこってりしていなくてまろやかな味わい。トマトソースとチーズとウインナーの組み合わせが良くあっていて美味しかった。本町で用事を済ませ昼前に小田原駅東口方面へ。おしゃれ横町内の角を小田原駅方面へ曲がるとラスカが目の前に見える。この7月にベルジュの地上階部分が無くなりおしゃれ横町から見える風景は随分と変わった。右側の壁画も撤去の予定があるようなので、しばらくするとこの場所の風景はまた大きく変わりそうだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




子供の頃は路地の所々に木製の電柱があったが、それも近頃はすっかり目にする機会が少なくなった。小田原駅近くの商店街に何本かの木製電柱が残っているが、先日浜町を散策中に古い木製電柱を見つけた。本町の間中病院横から浜町へと続く一番海側の道路沿い。浜町3丁目地内に一本だけ木製の電柱が残っている。昭和時代のものと思われる木製電柱は陽に焼けて、先端部分は曲がりだいぶ老朽化しているが、電力線や電話線などの架線を支え現役で使われている。電柱は大まかに2種類あって東京電力が設置した東電柱とNTTが設置したNTT柱がある。見分け方は電柱名のプレートが下にある方で、この木製電柱の上はNTTの「千度小路11」。下は電力会社の明記は無いものの「浜町407」。おそらく東電柱と思われる。東電柱には通常設置年が記載されていて良く見ると浜町407のプレートには60 8 13の表記もあるのでひょっとすると1960年に設置された電柱なのかもしれない。古い木製電柱だけあっていくつものバンドや金具が取り付けられていて電柱上部は随分とゴチャゴチャしている。こんな古い木製の電柱だが、中ほどには光ファイバーのクロージャーが設置されていたり、その上にはCATVのタップがあったりと、デジタル通信の架線を支えている。古ぼけた電柱と現代のデジタル通信の対比がなんとも面白い。平成になって四半世紀が経過した今となっては市内に現存する木製電柱も残り少なくなってしまった。すぐ近くの国道は架線が地下埋設化され電柱は姿を消してしまったが、この味のある木製電柱はこれからも長く使われ続けることを願っている。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




7月25日に開催された富士登山競走は今年で5回目の挑戦で、山頂コースにエントリーした過去3回は完走どころか5合目の関門タイム2時間20分をなんとか時間内に通過することが精一杯だった。ところが今年は完走を狙える2時間10分以内で通過。6合目からは本格的な富士登山区間に突入する。 5合目の樹林帯を抜けて6合目へ。周りを見ると昨年完走したナンバーの人が多い。この集団に離されることなくついていければボーダライン付近での完走が狙えるポジション。ここからかなり傾斜が厳しくなってくるが足をつって時間をロスすると8合目の関門を通過出来なくなってしまう。 7合目が目前に迫っても今までにないくらい筋力に余裕を感じる。ここまで焦らず一歩一歩前へと念じながら登ってきたが、一方でもっと行ける完走が狙えるといった欲が生じ始める。途端に集中力を欠いたのか左足をつらせてしまい3分近くロス。メンタル面でまだまだ弱い。午前10時25分、標高3100mの8合目トモエ館を通過。8合目関門は3360m地点であと1回足がつって時間をロスすると8合目関門通過が危うくなる。トモエ館を通過してほどなくトラブル発生。岩場にランニングシューズをひっかけて右足のシューズの指先が破けた。登りなので指先が破けても支障はないが、右足が気になって仕方ない。集中力が途切れ途切れになって関門を目前に2度足をつらせてしまう。午前11時5分、標高3360mの8合目に到着。関門通過時間を5分ほどオーバーで競技打ち切り。関門打ち切りは無念だが、それでも自己新記録で途中までは完走ペースの集団についていけたのでかなり収穫があった。同じくらいに8合目を通過した選手の半分は競技とは別に山頂を目指し登山道を登っていく。筋力的には山頂まで向かえそうで、来年のことを考えると登ったほうが良いのだがシューズが破けたので断念。競技を終えて8合目で一休み。今回はあまり景色を見る余裕が無かったが、すっかりと雲上に出て天気も良い。コーラを飲んで下山開始。午前11時半、8合目から5合目へ向けて下山開始。下りは足先に力がかかるのでシューズの破けた部分から砂が入り走りづらい。午前12時半に五合目に到着。広場はツアー客で賑わっていた。5合目からバスで富士吉田市の富士北麓公園へ向かい、荷物を受け取って小田原へと戻る。今年も8合目関門打ち切りとなったが、今までの自己記録で5合目が通過出来たので、昨年と比べかなり進歩できたのを実感。一方、シューズの先がもともと少しほつれ始めていたにもかかわらず換えなかった判断は詰めが甘かった。
【来年の自分用メモ】
・ポーチ荷物:ビニール・空ペットボトル・飴・塩(馬返し給水で早めに舐める)
・馬返しまでのロード部分は中の茶屋まで左側が走りやすかった
・6合目からはふくらはぎとふとももの筋肉の配分を考える
・前当日飯:おはぎ×2・酢豚定食・パン×4・パン×2

コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




毎年7月に山梨県富士吉田市で開催される富士登山競走に出場している。今年で5回目の挑戦だが、未だに山頂に設けられたゴールまでたどり着けたことがない。今年こそはと昨年から1年間トレーニングを続け、大会当日を迎えた。午前3時半に小田原を出発して午前5時15分に駐車場として開放されている下吉田第二小学校に到着した。今回も箱根から国道139号経由で富士吉田市へ。途中コンビニで休憩したので正味1時間半ほど。快晴であればグラウンドの向こうに富士山が見えるはずだが生憎の曇り空。下吉田第二小学校からマイクロバスで富士吉田市役所へ。スタート1時間前でそろそろ選手も集まり始めていた。とりあえず荷物を預けてストレッチとウォーミングアップ。午前7時、号砲とともに富士登山競走スタート。コースは富士吉田市役所前から富士山頂までの21km。今年の目標は5合目を2時間10分以内に通過し、8合目の関門タイムである4時間をクリアし、時間オーバーでも良いので富士山頂のゴールまでたどり着くこと。前日あまり仮眠が取れなかったので体調はいまひとつだがまずは最初の関門である5合目を目指す。午前8時4分、舗装路部分の最終地点である馬返し通過。過去4回の挑戦ではこの馬返しまでノンストップで走りきることが出来なかったが、今年は馬返し手前の一番きつい2キロほどの区間も足が止まらずにどうにか走れた。湿度が高めで蒸し暑かったが、風のあたる道路端を走ったりと冷静に対応することが出来た。馬返しから5合目までの区間は土の登山道が続く。この区間は週末のトレーニングで登っている箱根の山々に似ているのでそれほど苦に感じない。とにかく足をつらせないように心がけて集団と一緒のペースで黙々と登っていく。馬返し通過後、集団に遅れることなく関門のある5合目手前まで。昨年は5合目手前で一度足がつってしまい時間をロスしたが、今年はまだ筋力に余裕がある。午前9時7分、最初の関門である5合目を昨年よりも10分早いタイムで通過。完走ボーダーラインのスタートから2時間10分を3分ほど上回っている。過去4度の挑戦では一度も2時間10分を切れたことが無いので個人的にはかなり良いタイム。5合目に設けられた給水所で水分と糖分を補給していよいよ本格的な富士登山が始まる。【後編につづく】


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




7月27日、小田原は朝から晴天で厳しい暑さ。昼前には気温が35度近くまであがりそうなので午前中に自転車で散策に出かけた。午前7時過ぎの小田原城址公園二の丸広場。既に気温は30度近くて暑い。ちょうちん祭りの開場を横切り南堀方面へ。小田原城址公園から旧小田原城内高校の解体工事現場へ。敷地の一番下段にあった校舎は半分ほど解体が進んでいた。旧小田原城内高校解体工事現場から国道1号沿いを酒匂方面へ。久しぶりに酒匂川左岸河口に立ち寄る。昨年河口の土砂を取り除く工事を行っていたが、工事前と同じく酒匂川は左に大きく湾曲して海へと流れていた。酒匂から打越跨線橋を渡り高田方面へ。ロピアモール横の旧コジマは改装されてクリエイトの店舗になっていた。すぐ横のロピアモールにもクリエイトがテナントとして入っているが今後どうなるのだろう。高田から穴部国府津線沿いを成田方面へ。小田厚高架近くに建設中だった焼肉屋の店舗は看板も取り付けられていてオープンしていた。成田から酒匂縦貫道を大井町方面に向かい足柄紫水大橋を渡り開成町へ。開成南小学校前では不動産関係の店舗の建設が始まっていた。開成町南部地区土地区画整理事業用地内を散策。用地内には2ヶ所に公園が設けられるようで公園の建設工事が行われている。パーゴラ付きのベンチや縁石で区切られた園路などなかなか費用がかかっていそうな造り。暑いので開成町から折り返し帰路へ。途中、新屋のうぃーとで朝食のパンを購入。カスタードメロンパンとやきそばサンドとツナタマサンドの3つで544円。カスタードメロンパンは中にカスタードクリームが入っている。ザクザクした食感のクッキー生地と、とろけるようなカスタードクリームの組み合わせが良くあっていて美味しかった。午前10時半に小田原駅近くへと戻る。暑さのせいか錦通りは人通りが少ない。日差しが強いので夕方まで家の中でゴロゴロしよう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ