小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



明日は曇りのち雨の天気予報。自転車でのんびりと散策は出来ないかもしれない。なので今日の晴天を有意義に過ごそうと午後から自転車で南足柄方面に出かけた。小田原市柳新田。ビーバートザン富水店からほど近い「せせらぎのこみち」入口。用水沿いに遊歩道が整備されており、報徳小学校近くまで道が続いている。ここから田んぼのあぜ道や用水沿いを通り南足柄まで散策した。せせらぎのこみちの小川沿いの藤が咲いていた。手入れをされていない藤の花もなかなか良い感じ。ここの小川の流れは浅く緩やかなので菖蒲などの植物が群生している。キショウブの花が綺麗だった。せせらぎのこみちから報徳小学校の前を通り、西栢山薬師堂へ。木造の古い佇まいが素晴らしい。薬師念仏講中の手により維持されているとのこと。小田原市曽比の住宅街にある生みたて玉子の自動販売機。鶏舎の前に設置されている。ここの玉子を買いたいが、自転車なのでいつも買えないでいる。このちょっと先からが南足柄。南足柄市塚原の要定川近くの水路沿いの道。かなり前からサボテンが植わっている。結構大きい。開成町の宮台周辺の用水路沿いの道。道端でカモがのんびり寛いでいた。開成町の富士フイルム先進研究所前には藤棚が2つ作られている。藤の花がだいぶ咲いていた。南足柄市儘下のスーパーふるぎや前の北海亭で昼食。年配のママさんが切り盛りしている中華料理店で結構美味い。北海亭で五目そばを食べた。650円。ここはメニューが貼ってないので出来るものを聞いてオーダーする仕組み。麺類と丼物が中心。昼食後、南足柄市千津島のNさん宅の庭園に到着。「ふれあい庭園ふじの里」という看板が出ていた。また別の看板には「野ふじまつり」の表記も。藤棚のほかに立ち木の藤が栽培されている。先週と比べるとだいぶ開花していた。密集して植わっているので藤の花の香りがすごい。ふれあい庭園ふじの里の花の見頃はこれから。GW中にもう1度訪れたい。ふれあい庭園ふじの里からの帰り道に開成町のあじさい農道の様子も見に行った。途中、水が張られていた田んぼがいくつかあった。あじさい農道の紫陽花には葉の中に小さなガクが出来ていた。梅雨の晴れ間にまた来よう。

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4月30日、小田原は霞がかった晴天で風は少し冷たいが清清しい。GW中の街に出かけた。午前9時30分の錦通り。通りの商店は開店準備中だった。今年はあまりGWという雰囲気を感じない。例年と同じく5月3日には北條五代祭りも開催されるが観光客はどれくらい訪れるのだろうか。お堀端方面へ向かう途中に少し足をのばして、新玉新道のあおやぎで朝食がわりの和菓子を買った。ここの和菓子は保存料などの添加物を加えていない昔ながらの製法。年季の入った親父さんが一人で作っている。話を伺うと創業してから50年以上とのこと。和菓子を買ってお堀端へ。葉桜の並木沿いに祭りの幟が立っていた。二の丸広場を覗くと北條六斎市が行われていた。今年は震災の影響などもあり小田原北條ウィークという名称で各種イベントがGW中に開催される。この北條六斎市は5月5日まで。再びお堀端へ戻り御感の藤に向かう。通りのつつじも咲き始めた。御感の藤に到着。藤棚の前のつつじも綺麗に咲いていた。御感の藤の花も先週と比べるとだいぶ開花が進んでいる。満開までにはもう少し。藤棚の下のベンチに座り、あおやぎで買った和菓子を食べる。あおやぎでは柏もちと大福を買った。買ったときには蒸したてだった柏餅はまだ少し温かかった。柏の葉の香りが春らしさを感じさせる。藤の花の合間からは、やわらかな春の日差し。午後は季節の花を探しに自転車で出かけよう。

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南足柄市千津島のふくざわ公園周辺に、田んぼのあぜ道沿いに酔芙蓉が植わっている酔芙蓉農道という場所がある。酔芙蓉はアオイ科の植物で花の見頃は9月中旬から下旬頃。背丈を越えるほどの高さの株に沢山の花をつけるので、毎年花の季節を楽しみにしている。先日、南足柄市千津島の藤の名所に出かけたついでに立ち寄った。酔芙蓉農道では道沿いの約1キロの間に酔芙蓉700本と芙蓉100本が植栽されている。これは昨年の9月下旬の様子。先日、酔芙蓉農道の入口に行ってみると、道沿いの酔芙蓉が見当たらない。道沿いを進むと、根本から切られた株が点在している。これが酔芙蓉の株だと思われる。もう酔芙蓉の栽培をやめてしまったのかと思うほど根本から切られていたが、近くで農作業していた地元の方に聞くと酔芙蓉はこのような切り方をしないと良い花が咲かないとのこと。成長も早いらしい。あと5ヶ月ほどで大人の背丈以上に成長し花をつける。この酔芙蓉は朝、昼、夕と花びらの色が白から濃いピンクに変わるので午前中に行くと、同じ株で白やピンクの花が咲いていて面白い。稲刈りの終わった田んぼと酔芙蓉の花の取り合わせが好きで、毎年多くの写真を撮っている。その田んぼはまもなく田植えの時期を迎える。田起こし前の田んぼにはレンゲの花が一面に咲いていた。レンゲが咲くこの場所も酔芙蓉の花の時期には稲穂が風に揺れていることだろう。秋が待ち遠しい。

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今日は天気も良く汗ばむくらいの陽気だった。昼前に少し時間が出来たのでどこか景色の良い場所を散策しようと車で石垣山に出かけた。一夜城歴史公園の駐車場に車を停めて周辺を散策。前にここに来たのは震災前日の3月10日、農道の様子を見に来て以来である。そのときはシャガの花は全然咲いていなかった。今日はどうだろう。二の丸跡に続く遊歩道沿いにシャガの花が咲いていた。崩れた石垣のところどころにも群生している。二の丸跡に近づくにつれ賑やかな声が聞こえてきた。二の丸跡に到着。二つの小学校が遠足に来ていて広場は運動会状態。どこか落ち着ける場所を探しながら散策を続ける。天気が良いので展望台に立ち寄る。先客が一人いた。展望台からは入生田方面を望む。風が強かったが暖かい昼下がり。賑やかな二の丸跡を通り抜け、本丸跡に向かった。本丸跡の広場には広範囲にシャガが群生している。本丸跡にはクスノキが多い。木漏れ日の中でシャガの花が風に揺れていた。シャガはアヤメ科の多年草で中国が原産。日本にはかなり古く伝わた植物で4月から5月にかけてアヤメに似た花をつける。ちょうど見頃だった。初夏を感じさせる日差しのなか木漏れ日あふれる林を散策出来てリフレッシュできた。シャガの花が揺れる小道を下り帰路についた。

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3月11日の東日本大震災、小田原市では成田のオートバックス前で水道管が壊れる被害があった。水道関連の被害はそこだけかと思っていたら曽我の県道72号の中河原交差点の近くでも漏水被害が起きたようで復旧工事が続いている。県道72号の中河原交差点から小田原球場に向かう道路が地震からしばらくして通行止めとなった。車から工事看板を見ると工期が5月末までになっていたので、どんな工事をしているのだろうと自転車で近くまで行ってみた。3月11日の地震により中河原配水池からの導水管が漏水したようで復旧工事が行われている。これは4月24日の状況。重機が1台に鉄骨の資材が置かれていた。工事箇所は御殿場線のガード手前の曽我側。この日は休工日だった。これは4月27日の状況。この3日間でずいぶんと工事が進んだようでこれから舗装を行う準備をしていた。工事関係者に話を聞いたところ、順調にいけば今週の金曜日から暫定通行が出来るとのこと。状況により片側1車線の交互通行になるかもしれないとのことで通行再開はまもなくのようだ。県道72号の曽我丘陵側の中河原配水池でも工事が行われているようなのでついでに立ち寄ってみた。中河原配水池のタンクの外側で耐震工事が行われていた。工事看板を見ることが出来なかったので工期は不明。水道局の資料などを見ると、この中河原配水池の近くで水道管の被害が出ると小田原市東部の広範囲に影響が及びそうである。

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