小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原の名産といえば蒲鉾を代表とする練製品で、地元の蒲鉾メーカーや組合ではそれらの練製品を使用したご当地ドッグをイベント時などに販売している。一応このブログでは地元のパン情報を網羅したいと考えているので、いつかはご当地ドッグも紹介したいと思っていたところ、先週末に行われたイベントにご当地ドッグの店が出店することを知り出かけた。9月29日・30日の二日間、小田原城址公園二の丸広場を中心に開催された小田原・箱根元気フェスタ。その会場でご当地ドッグの店が2つ出店していることを知り29日の午後に出かけた。二の丸広場の南側半分ほどが飲食店などのブースになっている。今回の目的は小田原蒲鉾協同組合が販売しているかまぼこどっくと鈴廣が販売しているシーセージドッグ。会場をブラブラ歩きながら探すことに。まず見つけたのは小田原蒲鉾協同組合のかまぼこどっくの店。店の前の立て看板が結構目立っていたが、使われているかまぼこどっくの写真が今ひとつ美味しそうに見えないのがちょっと残念。かまぼこどっくの店頭では鉄板でスティック状のかまぼこがてりやき風味に炒められていた。レタスを敷いたパンにてりやき味のかまぼこを挟み、お好みでマヨネーズとマスタードを掛けてもらう。1つ300円。もう一つの目当ての鈴廣のシーセージドッグは、テントではなく専用の移動販売車での販売。シトロエンのバンでなかなかお洒落な外装。シーセージドッグはグリーン&オニオンとチーズとサルサの3種類がある。各々400円。全種類食べてみたいが、かまぼこどっくを買ったので今回はグリーン&オニオンだけを購入。賑わっている会場から少し離れたベンチに移動して試食タイム。並べてみると、かまぼこどっくは庶民的でシーセージドッグはラッピングも含めお洒落な感じ。早速、かまぼこどっぐから試食。スティック状のかまぼこが結構たっぷりとサンドされていてボリュームがある。しっかりとてりやき味がついているので、あまりかまぼこの風味は感じないが、練り物だけあって食感としてはやや重い。何かトッピング出来るとさらに面白い味になるのではと思う。続いてシーセージドッグのグリーン&オニオンを試食。まず使われているパンが結構美味しい。なんでも地元のパン工房と共同開発した専用のバンズで国産小麦を使用しているとのこと。シーセージは魚のすり身を使ったソーセージで、肉のソーセージに似せた食感になっている。食べてみると魚だけあって、さっぱりとした味わい。肉のソーセージと比べると少し物足りないが全体的には結構まとまっていて美味しかった。鈴廣のシーセージドッグの残り2種類も機会があれば食べてみようと考えている。

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今年の夏も週に一度はかき氷を食べている。お気に入りはロビンソン小田原の4階にある麻布茶房のかき氷で、中でも抹茶味と夕張メロンミルクが好物だ。その麻布茶房のかき氷に新メニューがいくつか登場した。麻布茶房のかき氷メニューは15種類ほど。そのうち新メニューが4種類加わったので各々を注文して食べ比べた。今年の新メニューのイチオシらしき氷カクテルフルーツソーダは800円。かき氷の上にシロップ漬けのフルーツが5種類ほど。白みつと炭酸水付き。まずは一口。白みつをかけなくともシロップ付けのフルーツの甘さで食べれる、試しに白みつを全部かけたらかなり甘くなってしまった。三分の一ほど食べたところで炭酸水を注ぐ。当たり前だがあっという間にかき氷が溶けていってフルーツカクテルになる。この氷カクテルフルーツソーダの上手な食べ方が今ひとつ分からなかったが、半分ほどかき氷で食べてから炭酸を注ぐと2種類の味が良いバランスで味わえるのでは。抹茶ココナッツソフトミルクは680円。見た目は甘そうだが、抹茶部分は抹茶シロップではないのでほんのりとした苦味。ココナッツの風味もそれほど強くなくてほんのりとしている。ミルクもかかっているが全体的に甘さ控えめで、上に乗ったソフトクリームを先に食べてしまうと甘い部分がほとんど無くなってしまう。どちらかというと大人向けの味わいのかき氷。パインココナッツソフトミルクも680円。かき氷にシロップ漬けのパイナップルとココナッツミルク、上にはソフトクリームが乗っている。パインとココナッツの風味が合っており夏らしい味わい。これも甘さは控えめ。氷ざんまいは900円。和のフレーバーが大集合といった感じでかき氷には黒蜜・あんこ・抹茶・白玉・ミルク。上に乗せられたソフトクリームには黄粉がかけられている。食べてみると色々な味がしすぎるて味を表現するのが難しい。出来るだけ崩さないように食べ進めたほうが各々の味が楽しめるのではと思う。
まだしばらくは暑い日が続きそうなので、次はどのかき氷で涼をとろうかと楽しみにしている。

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平日の昼食は行きつけの店が何軒かあって外食することが多い。月に何度かはランチタイムに昼食がとれず、午後3時近くになってから通しで営業している料理店に立ち寄っている。そんな料理店の一つがこのブログでも何度か紹介しているさくらい食堂だ。小田原市北ノ窪、相模沼田駅から程近いさくらい食堂には、休日の午後に飲みに出かける事が多いが、通し営業なのでランチタイムに昼食を食べそびれたときに立ち寄っている。昼食で訪れる時には、ツマミにならないようなボリュームのありそうなメニューを選ぶ。高いものでも単品1200円ほど。先日昼食で訪れた際に、さくらい食堂で一番高いトンカツ1200円を注文。金属の皿にどかっと盛られたトンカツにはカレーソースがかけられていてかなりのボリューム。トンカツの厚みは3cmちかい。付け合せのナポリタン風のうどんもたっぷりでかなり満腹になった。カレーソースがかかっているのでご飯と一緒に食べるとカツカレーの味わい。別の日の昼食では800円の酢豚と250円の大盛りご飯を注文。酢豚の具はちょっと変わっていて素揚げしたようなゴボウやキュウリのほか、たまねぎや筍、人参、干ししいたけと野菜がたっぷり。濃い目の味付けでご飯が進んだ。さくらい食堂で、今年の春頃に登場した新メニューがコロッケ。さくらい食堂では350円くらいのメニューでもかなりのボリュームのものがあるので、この400円という価格のコロッケがどのくらいのボリュームなのか興味があった。先日、昼食に立ち寄ったときに店主にコロッケのことを聞くと、他の店やスーパーのとは全然違うからと言うので試しに注文。運ばれたコロッケを見てびっくり。コロッケの大きさもだが、コロッケにもカレーソースがかかっている。カレーソースのかかったコロッケを早速一口。からっと揚がった衣の食感に加え揚げ油のコクがあってカレー風味に負けていない。これもボリュームがあってかなり満腹になった。さくらい食堂は、料理メニューも色々と個性があって面白い。老夫婦が切り盛りするおおらかな雰囲気の食堂だが、これからも長く続くことを願っている。

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何かボリュームがあってこってりとしたものが食べたい時には大抵、南足柄にあるとんかつ駒形に出かけている。1000円のランチメニューでもかなりボリュームがあり満腹になるが、レギュラーメニューはさらにボリュームアップして見た目にもインパクトがあるものが多い。とんかつ駒形のレギュラーメニューは1200円から1800円ほど。それにライスセットをつけるとお昼時は大体1500円程度。毎月給料日後の楽しみとして、ランチに出かけた際にレギュラーメニューを1品ずつ注文している。ひれ串かつは単品1500円。これはランチにないメニューでひれかつの間にしし唐が挟まっている。串かつと書かれていたが串には刺さっておらず、各々切ってあった。ひれかつが柔らかくてとても美味しい。ロース串かつは単品1200円。ロース肉とたまねぎの串かつが3本乗っかって出てくる。串かつ1本でもけっこうボリュームがあり相当満腹になった。ロースしょうが焼きは単品1200円。駒形のしょうが焼きの肉は1枚肉ではなく細切れっぽくカットした肉を使っている。肉の薄い部分はカリッと香ばしく、厚みのある部分はジューシーに焼かれていて美味い。若どり一口唐揚は単品1200円。駒形のランチの中で一番ボリュームのあるメニューがこの唐揚だが、レギュラーメニューの唐揚は相当のボリュームになる。恐らく3人前以上はありそうな唐揚で途中で食べきれないのではと思ったほど。特製ハンバーグは単品1200円。駒形はとんかつ専門店だがこのハンバーグも美味しくてランチメニューでもよく注文する。レギュラーメニューのハンバーグは300g以上ありそうなパテが香ばしく焼かれている。箸をつけると中から肉汁が溢れてとてもジューシー。香辛料の独特の風味が他の店のハンバーグと違いなんとも美味い。
 とんかつ駒形で毎月1回のささやかな楽しみ。来月は何を食べようか。

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1月21日、小田原は冷たい雨降る一日。あいにくの天気だが今日は仕事の立会いのために休日出勤だった。立会いを終え客先から帰る途中に南足柄の山間の集落にある天豆に立ち寄った。広域農道から矢佐芝集落に向かう途中の枝道の奥に天豆がある。天豆はオープンした頃からたまに出かけているパン屋。かなり奥まった場所にあるので、看板を見つけて初めて訪れたときには本当にこんな場所にパン屋があるのかと半信半疑だった。山小屋風の店舗には石釜が備え付けられていて薪を燃やしてパンを焼いている。色々とパン屋を巡っているが天豆がこの周辺では一番独特のスタイルだと思う。営業日も水~土と週に4日ほど、店頭にパンが並ぶのはお昼過ぎ。天豆でパンを3つ買い、南足柄市運動公園へ移動。雨が降っているときは園内の東屋を利用している。天豆でキャラウェイシードとクルミレーズンとトマトチーズを購入。天豆のパンはハード系のパンで、薪の香りと自家製酵母と独特の食感があり、かなり好き嫌いの分かれるパンだと思う。クルミレーズンは独特の味わいの生地にクルミの風味と干しブドウの甘さが加わり素朴ながら奥深い味わい。トマトチーズはドライトマトの酸味とチーズが良く合っている。天豆のパンはかなり密度があるので1つだけでも結構な食べ応えがある。3つ食べたら満腹になった。
 木々に囲まれた小さなお店の中で薪を燃やし石釜でパンを焼いている独特なスタイルの天豆。これからも変わることなく続くことを願っている。

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