まるぞう備忘録

無題のドキュメント

堀井和子さんの丸パン(後編)

2022-02-01 11:18:50 | まるぞうレシピ

防災カレンダー
1日。新月大潮。酉の重なり日。




堀井和子丸パン(まるぞうアレンジ1)

【材料】
春よ恋 250g
きび砂糖 小さじ2弱
塩 小さじ1弱
ドライイースト 小さじ1強
水(アルカリ)160g


材料をボウルに入れて


スーパーで購入してきたキリンのアルカリ水を入れます。ラーメンのかん水と同じ原理で。でもかん水と異なり、無味無臭で値段も安く手に入りやすいアルカリ水を使いました。アルカリ環境だとグルテンの生成が進みます。(私はうどんを捏ねる時もこのアルカリ水を使います。)
国産小麦を使うため、堀井レシピより水は少なめです。国産小麦は輸入小麦よりグルテンが少なく水を吸いやすいためです。

堀井さんは10分の捏ねは大変と書いていますが、私は時間に捏ねてもらうので、捏ねは数分だけです。捏ねているうちに水分が小麦粉と水和して記事がしっとりねっとりしたら、


記事を棒状にしました。なぜ棒状にしたかは後で説明します。

このままビニールに入れて野菜室で2時間寝かせます。酵母の活動を抑えたまま、記事のグルテン化を進めるためです。
小麦は水と溶け込むことで自然とグルテンの網を形成してくれます。素人が捏ねるぐらいなら、時間におまかせした方が、上質なグルテン網が出来るというのが私の経験です。



2時間たった生地です。表面がツルツルしています。時間がグルテンを作ってくれています。
ここからは、生地に圧力ストレスをかけないことが重要です。圧力をかけて強く捏ねたりすると、せっかく形成されたグルテンの網がちぎれるからです。ここからは優しく優しくね、


棒状の生地を飴を切るように12等分します。この等分過程で生地にストレスを与えないようにするため、寝かす前に棒状にしました。


円筒形の生地をそおっと丸めて天板に置きます。

ヨメ「全然丸くないじゃないの?もっと表面がツルッとしてないと駄目よ。」
まるぞう「いやいや、生地にストレスを与えないようにするにはこの形になるんだよ。だって丸くするのって難しいじゃん。」
ヨメ「そうよ。そこが難しいのよ。でもね。こうやって延ばしてこのように折りたたんで表面をツルっと丸めるのよ。」
そのように両手でパンの丸め方を教えてくれます。そうなのか。ネットにある丸パンはどれもツルツル表面の訳だ。仁和寺にある法師状態です。先達はあらまほしきことなり。


とにかく堀井先生は生地の乾燥が最も厳禁のようです。給湯お湯で絞った布巾をかぶせて、いよいよ発酵段階です。冷蔵庫の野菜室で冷たくなった生地を温めます。眠っていた酵母が起き出して、生地の糖分と酸素で分裂を始めます。
私はオーブンの発酵機能を使います。30℃で1時間ほど。


大きく膨らみました。


ここでお団子生地をそっと取りだしたっぷりの上新粉をまぶします。表面が乾燥しないように。

ヨメ「ちょっと何やってんの。付けすぎでしょ。打ち粉じゃないのよ。ああ、あなたの作業始めから見てれば良かった。」
まるぞう「(ええ?打ち粉じゃないの)でも乾燥を防ぐにはたくさん付けた方がいいんじゃないの?」


二次発酵。オーブンのスチーム発酵モード40℃で30分です。ほとんど膨らんでいないです。
調べると粉を付けすぎると、粉が生地の水分を吸い取ってしまうので、膨らみにくくなるそうです。堀井先生があれほど「表面の乾燥」に気を使っていたのに、私は真逆のことをしてたようです。とほほ。


210℃で16分焼きます。でもちゃんと美味しそうに出来ましたよ。


表面は凸凹だし、膨らみも少し足りない(らしい)けれど、でもキメの細かい優しいパンでした。

生地に入れた砂糖の大部分は酵母が食べてしまうのでこのパンの味は、小麦の風味とかすかな塩味。
美味しい白ごはんなら何杯でも食べられるという方なら、このパンは何個でも食べられるでしょう。素朴だけど噛むほどに優しい小麦の味が口に広がります。



多分つづく?




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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食糧備蓄に意識の高いまるぞうさん、読者の方々は拝見されたかもしれませんが、念のために、サイトを貼り付けようとしましたが、アドレスを貼るとコメント投稿出来なくて。
「アスパラ屋仁左衛門」さんのユーチューブで、
2022年1月に更新されている「食糧備蓄は大切です」を貼り付けたかったです。検索して、是非ご覧になられてみてください。

→ 先日も読者の方に教えて頂きリンクを貼りました。
まずはお米の備蓄が大切だと思います。我が家は玄米を1年分60キロを真空袋でローリングストックしています。この方式だと少なくとも1年は問題ありませんでした。玄米は水につけて発芽玄米にして白米と混ぜて食べています。

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yahooリアルタイム検索のトレンドに「東北有志医師の会」が載っており、「おや?」と思いサイトをひと通り見てみました。

安全性も危険性もまだわかっていないワクチンであること、子どもの接種に警鐘
を鳴らしていること等が書いており、このような運動が地面下で少しでも良いので広まるといいなと思います。

また、2/12に5歳から11歳の接種をテーマとしたセミナーがあり、全国ライブ配信もするみたいです。

東北有志医師の会サイト
https://tohokuishi.localinfo.jp/

→ お知らせありがとうございます。良心のお医者様たちですね。

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「パン「こつ」の科学」

パン作りは科学です。
パン作りを追求していくと、さまざまな疑問にぶつかります。
その解答は生物化学、微生物学、有機化学、物理学などの分野まで多岐に渡ります。

→ おお!面白そうです。ご紹介ありがとうございます。

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中学生ころは、まだオーブンがあり母がまだ若かったから一緒に作りました。イースト菌を発酵させて、1日かけて焼きたてのパンは親戚に渡しにいきました。焼きたては本当に美味しいですね。

→ 私はまた時代は戻っていくという予感がしています。
一見質素に見える食材でも、でも時間と発酵を友だちとして身体が喜ぶ食べ物の文化に戻っていく。

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食後に、緑茶と飲むヨーグルト(ブルガリア)を4:1位で混ぜて飲むと調子良くなりました。パン作りに参考にならないかも知れませんが、やはり格安で健康になる道はあるものだと思います。ブログ更新ありがとうございます。

→ はい。そのとおりだと思います。コメントありがとうございます。

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去年7月にまるぞうさんに

→ その時のメールを私に再送していただけますか?

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まるぞうさん、食糧難に備えて海釣りを始めようと思っています。釣った魚を干物にしようかなあと思ってます。

→ まずは趣味として。自分や家族の食糧を自給できる趣味(経験ノウハウ)は将来役に立つこともあるかもしれないです。

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昔堀井さんに傾倒していた知人がご本人と会ったことがあるらしく、食材については「私はこだわらないのよ~」と仰っていたそうです。

→ 私は輸入小麦は懸念を持っています。とくにグリホサート。

ですから体質的にグルテン耐性がないかたは別ですが、そうではない方は食べすぎなければ国産小麦の食品はまだ問題は少ないと考えています。

基本は低農薬玄米の発芽玄米と白米です。でも時々は国産小麦のパンやうどんを楽しんでいます。

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ワクは長期的に良いか悪いかまだわかってないから、よく考えてから打った方が良いよと言った若い子が2回うちましたが、

→ 相手が成人であれば、本人の判断が尊重されるべきと思います。
真実は「長期的に危険なワクチン」なのではなく「長期的に安全か危険かは世界の誰も知らないワクチン」なのですから。そのことを本人が知っているのであれば、成人の大人であれば、それぞれが自分の責任で判断することであると思います。

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