まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【日本人の情緒】 悪は悪じゃないかも。正義は正義じゃないかも。

2023-01-13 10:20:22 | 今日のひとり言

防災カレンダー
13日。月の最遠より5日後。




日本の情緒という世界観。

 日本のアニメ作品が世界で高い評価を得られている理由の一つに「善悪二元論の世界」じゃない。そういう世界観になんとなく共感される方が多いのでは。と思います。

・俺は正義
・相手が悪
・正義は悪に必ず勝つ

 日本以外の世界ではそういう世界観の作品が多いです。ローマ以降拡散したキリスト教という宗教観の似ています。



相手が悪とは言い切れない。

 しかし日本の世界観はちと違う。
 たとえば「相手は悪とは言い切れない」という世界観。

 「ドラゴンボール」に代表されるの鳥山作品。「未来少年コナン」に代表される宮崎作品。それから読者の方たちにファンの多い「鬼滅の刃」もそのカテゴリーと言えるでしょう。
 悪に見える相手も、本当は自分たちと同じ。そのような世界観。情緒の世界です。日本的。



自分たちが正義とは言い切れない。

 あるいは「実は自分の方が悪だった」という世界観。
 たとえば「ザンボット3」に代表される富野作品。「ノンマルトの使者」「故郷は地球」に代表される実相寺作品。(たとえが古い昭和作品ばかりですみません。オヤジなもので。^^;)

 これは正義と悪が逆転した成熟した視点。どちらの人生経験の多い酸いも甘いも体験した古い魂の視点。ユダヤ的だなと思います。



・悪も本当は受け入れるべき存在だった。日本の情緒。:陽
・自分たちの正義が実は悪だった。ユダヤ的成熟。:陰



 日本の神話は、正義と悪というはっきりした区別がないです。その柔らかさや寛容性は、情緒と表現される。日本の(日本文化、日本語、日本人などなど)大切な要素。これからの人類にとって本当に大切な「鍵」となると思います。



哀しみを静かに受け入れている。

 「自分たちの正義が実は悪だった」がユダヤ的というのは、私の個人の感想です。
 ユダヤ教の聖典である旧約聖書やタムルードにそう書いてあるわけではありません。ただ蹂躙された側の視点。それを受け入れた静かな哀しみの視点。「俺は正義。相手は悪。」という単純な幼稚な世界観を、静かに観ている視点が、個人的に「ユダヤ的」と感じました。

 富野監督も実相寺監督も庵野監督も同じ匂いを感じるのは私の個人的な感性です。



半分半分の視点。

・腸内の悪玉菌は実は悪じゃなかった。本当は悪玉菌も腸を助けていた。
・風邪は本当は悪じゃなかった。身体の歪みをリセットする症状だった。
・ウイルスは本当は悪じゃなかった。人類の進化のDNA変異の鍵だった。

 私はそういう小説物語も大好きです。日本人的だなと思います。



・私の意見の半分は間違っているかも。
・相手の意見の半分は正しいかも。

 というスタート地点がしっくり来るのも。
 柔らかな日本人の情緒と波長が合う。あるいは善と悪の立場を交互に何度も体験してきた魂の成熟さが、心の奥底で共鳴している。そういう御方もいらっしゃるかもしれません。



自然への畏怖。という情緒。

 ノルウェーの作品ですが、日本人の情緒と共感します。シン・ゴジラや大魔神の世界観です。自然への畏怖。

 この作品が世界的にヒットしているというのはとても興味深いです。日本以外にもこのような情緒に共感する方は、これから増えていく。そういう未来だといいなと思います。それは新しい人類の可能性。

・俺は正義
・相手は悪
・正義は悪を打ちのめす

そういう幼稚な世界観を卒業する時代の可能性。でしょうか。





おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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ハッとなりました。まるぞうさんのおかげで、対人面は半分半分が身についてきていたのですが、自分に対しては完璧じゃなきゃいけないという思いがありました。なるほどそれで自分を追い込んでしまい、空回りしてるのですね。
具体的に文章で読むとわかりやすいです。意識して過ごしてみますね^ ^

→ コメントありがとうございます。個人のメモ書きですが何かお役に立つことがあれば幸いです。

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妖精さんに変身してから、20日以上経ちます。咳が出るのですが、YouTubeで胸をカイロで温める方法があって、いいよう感じます。漢方薬の麦門冬湯も服用してます。飲むと楽になります。良かったら。
炎症がひどい時は、温めると良くないので、空咳が治らないなあと思ってる方がいらっしゃったら。
https://www.youtube.com/watch?v=sF3DjveVRS4

→ 情報ありがとうございます。
もしよかったら、ミヤリサンなどの腸内細菌を後押しするお試しなどもいかがでしょうか。

参考サイト:腸内環境が支える健康〜呼吸器、さらに新型コロナウイルス感染症にも関係あり!?
https://rakusan-labo.jp/contents/cont14.html

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腸でイメージする、ここにヒントがあるように思いますが、例えばこういう仮説はどうでしょうか。

私たちが脳で考えていると思っていることは実は錯覚で、実際には腸で考えたことを脳に投射しおり、私たちはそのことに気が付けない。

脳は記憶と感情を司っているだけで、思考は腸で行っている。
ちょうどコンピューターとモニターの関係のように、脳は腸の出力装置にすぎない。

そう考えると、腸でイメージするということにも少し理解が近づくように思います。

→ いろいろ仮説で試行錯誤のは良いと思います。しっくりくるものは真実に近づいていると思います。

私は思考は多重層だと思います。交響楽団のように。脳も一つの楽器であり、腸も一つの楽器であり。身体と共生している細菌たちも一つの楽器であり。そしてこの身体を包んでいる繋がっているなにかも一つの楽器であり。それぞれが協調して思考を奏でていると思います。

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友人の云った、自分が驚くほど澱みなく溢れてくる愛情。それはどんな感覚なのかしら?と想像しても私にはわからないので。どなたかが呟いておられました、ゆるしということにも愛情の発露が溢れてみえますね。なんと豊かな温かい感情だろう。どなたにもそうできたら幸せでしょうね。私にはまだそれを出し惜しむ心があるのだろう。分け隔てる心があるのです。

→ コメントありがとうございます。
どなたも心の奥底では繋がっている。というのが私の風景です。

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まるぞうさん、以外と知られてないのが米の品種?
糖尿病やアトピー向けのコメと言われてるのがササニシキ
(白米で食べた場合)
https://diet-safari.jp/amylose-rice/

→ 情報ありがとうございます。
アミロースはたしかに一つの要素ですが、普通にご飯として食べた時の差はこの記事の印象とは異なり、効果はそれほど差はないかもしれません。

参考サイト:アミロース含有率が糖質食後の血糖応答に及ぼす影響
https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/748/025_p049.pdf

こちらの動画の方は自分の身体でいろいろ実験されて興味深い結果を教えてくれています。
参考サイト:血糖値は「水溶性食物繊維+スクワット」で抑制できるのか
https://youtu.be/Fpd1aoU1pqk

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ヤフコメには「>この方、つい先日NHKの「ヒューマニエンス」の「免疫」の回で出演されてました。内容はこの記事と同じ内容でした。」

→ 情報ありがとうございます。
ヒューマエンスでこのテーマ↓も取り上げて欲しいです。でも今の日本社会だと難しいかな。残念です。

参考サイト:3,4回目ワクチン接種をすすめない理由。村上康文名誉教授、駒野宏人客員教授、後藤均医師からのメッセージ。その二
https://blog.goo.ne.jp/marugao/e/0834dcddd7709297dfb50df9afa9ee4c

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