須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

アイソン彗星を観察

2013-11-13 06:03:52 | 太陽・月・星
2013年11月13日 <父>

アイソン彗星はまだまだ暗いため、地元での観察はあきらめ須玉まで行くことにしました。
11月8日午前1時頃から観察準備。ミヤウチの20倍10センチ双眼鏡をセット。
ビクセンGPD赤道儀も用意し、記録写真を撮ることにしました。

アイソン彗星が昇ってくるまでの間に、オリンパスOM-D(EM-5)で満天の星空撮影。
<子>から借りた12mm広角でとらえた「冬の大三角」。デジカメの使い方がわからないため
苦労しましたが良く写りますね。左上の明るい星は木星です。





北にカメラを向けて「カシオペヤ座と北極星」を撮影。松が枯れてきたため、以前より視界が
開けて来ました。一時見えなくなっていた北極星も再び姿を現しました。





さて、いよいよ彗星が昇ってくる時間になりました。アイソン彗星観察星図を見ながら、
口径10センチ双眼鏡の視野にやっととらえることが出来ました。まだまだ暗い印象です。
ニコンの8倍30mm手持ちでは良く分りませんでした。

この写真の中にアイソン彗星が小さく写っていますがわかりますか。
ヒントは中央の下から3分の1程の場所です。





拡大像です。星の並びを参考にもう一度、前の写真からアイソン彗星を探してください。
肉眼で見えない彗星を双眼鏡で探すのは大変です。





薄明が始まり彗星観察終了。オリオン座とおおいぬ座が鳳凰三山に沈もうとしています。





北の空から北斗七星が昇って来ました。久しぶりに徹夜で星空を堪能しました。




視界の悪い須玉で観察するのは、今回が最初で最後かも。
東が開けた場所を探しています。
コメント (10)
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