野菜・花・植物の恵み

昨夜の地震は、本当に大きな地震だったねぇ。

いしころさん、寝入りばなだったらしくって、波打つ階段をやっとこ降りて

玄関にたどり着いたときには・・・

もう青息吐息。。。

久しぶりに膝ががくがくとなったそうだよ。

 

 

眠りも浅くって、何度も目覚めては、

完全に寝不足状態で。。。

朝早くにお弁当をつくって、

眠たい目をこすりながら庭にでると・・・

春の小さな花たちが嬉しそうに迎えてくれるんだ。

 

 

 

庭の片隅で咲いている雪割草だって

こんなに可憐な姿を見せている。

毎年健気に咲いてくれる雪割草なんだけど、

その健気さを感じると・・・

寝不足の頭がしゃきっとする気がするよね。

 

 

 

そうそう、そう言えば、安否不明で暫くみんなが心配していた

南三陸町の佐藤仁町長さん、

震災後数日してから無事生還したよね。

いしころさん、ほんとうにあの時は安堵のため息を漏らしたんだ。。。

昨日テレビに映った佐藤町長さん

南三陸町の復興に向けて厳しい顔で、お話しをしていたけど・・・・

本当は、とっても優しくって気さくな方なんだ。

いしころさん、昨年初めてお会いしたんだけど、

帰り際「これもいるがぁ？遠慮すんなぁ。」と優しくいわれて、

嬉しそうに、アワビなる物を大事そうに家に持ち帰ったんだよ。

 

 

 

今、仮設住宅が急ピッチで建設されているけど・・・

震災で受けた体と心のケアーの為には、一日も早く独立した仮設住宅が

被災者の為に建設されることを望むよね。

それでも

震災で受けた心の傷を癒してくれるものは・・・

はたして・・・

なんだろうね。

人と人との心の絆だったり、

新たな未来への希望だったり

生きる糧を作り出す力だったり

働くことの喜びだったり・・・

生きる希望がなくちゃ・・・

止まった足は

先には進めないよね。

 

昨日テレビを見ていたら

中越地震では、仮設住宅に隣接して、家庭菜園なるものを作ったら

ものすごく好評だったんだって。。。

土と触っていると、不思議と心が落ちついて、無心になれるし・・・

それに、植物を育てるって、それだけで未来を感じるよね。

種を撒いて、小さな芽が出て、大きくなったと思ったら、

虫にたべられて、それでも「手でと～～る」という最強の武器を使って

虫を退治してと・・・

やっと食べられるようになるまで、

いっぱいいっぱい野菜に愛情が注がれる訳だ。

 

 

 

だから、収穫できたときの喜びは格別！！

朝にさっと洗って頂くサラダは、心も身体もすんごく軽くしてくれる

そんな不思議な気がするんだ！

野菜って、それだけ愛情が注がれてやっと収穫の時を迎える訳なんだけど・・・

そんな思いを・・・

本当はみんなにも感じてほしいよね。

 

 

 

 

 

ps.昨日やっと、亘理の避難所に野菜を届けることができました。（みやぎ野菜ソムリエの会ブログ）

帰りに見た夕暮れがとっても優しく目に映り、

のどかな田んぼの続く風景を・・・

暫く眺め続けておりました。。。