みつばちマーヤの冒険は更に続いて・・・
狭い村をあちこち探索していると
ひゅっと急ぎ足で通り過ぎる
不思議な生き物に
遭遇してしまいました。
「あ~~びっくりした!君はカナギッチョ君だね。
それにしても大きくなったもんだ!!
春には誕生したばかりで3㎝くらいの背丈しかなかったじゃないか」
「や~~ひさしぶり。。。
たしか、みつばちマーヤ君・・・だったよね。
暫く見かけなかったけど、どうしたんだい」
「雨が続いて暫く外に出られなかったのさ。
そうしたらこんな体になってしまって。。
それにしてもカナギッチョ君、君は走るのが速いよね!!
まるで新幹線並み の速さだ 」
「えっ、でもぼくの指は3本しかないんだよ、よ~~くみてご覧。」
「あ、ほんとだ!
でも全部の指をあわせたら12本もあるじゃないか!」
「そう言われればそうだね。
でも人間と言う動物は指が20本もあるらしいよ。。。」
「うわぁ、恐ろしい動物もいるもんだね~~」
そんな世間話をしながら、前に進んでいくと
今度はみつばちマーヤ君、
不思議な植物を発見しました。
「あれ、これはなんだろう?」
「提灯 に似ている植物だね。きっと夜になったら
明るく足下を照らしてくれるんだろうね!」
そして、やっと野菜畑の所にたどり着きました。
「 野菜君たち、こんにちは!」
みつばちマーヤは野菜たちに挨拶をしました。
野菜たちもずいぶんと大きくなったようです。
「君はベイナス君だね。まるまると太って
まるでぼくのようだね!」
「あれ、君はずいぶん小さいトマト君だね。
ぼくよりも体が小さいじゃないか?、名前はなんて言うんだい?」
「私の名前は、まいくろとまと。この村の村長さんとちょっとだけ
似た名前がついているんだよ。」
「へ~~何だか可哀相だな。。。 でも君の後ろの小さな花
まるでキラキラ星 のようで、きれいだね」
わ~ここには、とってもきれいなおねえさんがいる!
何だかとっても恥ずかしそうにしているけど・・・
「きれいなお姉さん、あなたは、だ~~れ?」
「私は・・・・
茄子さんやトマトさんたちと同じ仲間なの。。。
お花を見てみて。
ホラみんな 星 のような5枚のはなびらをもっているの。」
「そうか、君たちはナス家(科)という、同じ一族なんだね。。
来年は遊牧民族みたいに、場所を移動しなくちゃいけないんだよね」
「そうそう、私たちは同じ土地では育つことのできない
悲しい運命を背負っているの。
だから、毎年いろんな土地と点々と移動しなくちゃいけないの。」
「う~ン、大変なんだな。ところできれいなお姉さん、あなたはだ~れ?」
「・・・・・・・・・・」
野菜とそんなことを話していると、上から声が聞こえてきました。
「みつばちマーヤ君、こんにちは!!
ぼく、先日懸垂していた、体操選手のひぐらしだよ。
恥ずかしがり屋のお姉さんのかわりに
ぼくが名前をおしえてあげるよ!」
「ビーマンカナカナカナカナカナカナ
カナカナカナカナ~~~~」
うわ~~賑やかな蝉さんだ!ここは逃げるが勝ち!
思わず逃げだした みつばちマーヤ。
気がつくとアスパラガスキャベツの所にきておりました。
「町長さん、そこでなにしているの?」
「今産卵中。もう、あっちにいってちょうだい!!」
と、今度は町長さんに追い払われる始末。。。
暫く飛び回って、
狭い村を一周したみつばちマーヤ。
又ブラックベリーの所に戻ってきたようです。
「あれ、君たち、いつのまにそんなに日焼けしたの??
海水浴にでも行ったのかな。。。
それにしてもずいぶんと美味しそうに日焼けしたんだな!!
空は晴れ渡り、外で吸う空気のおいしいこと!
久しぶりに運動したお陰でしょう。
お腹はグ~グ~早く早くとせっつくし、
背中とお腹がくっつきそうなほど。。
「あ、高い高いトウモロコシをみつけたぞ!
やっと食事にありつけるぞ! 」
「君は雄花君だね」
近くをぶんぶん飛ぶだけで、黄色い花粉が舞い散ってくるぞ」
「あなたは雌花さん」
「とってもきれいなブロンズ髪だね!
きっとミス.雌花さん なんだろうね。
そんなことを話していたら、不思議な仲間と出会ってしまいました。
「え~~と、君はだあれ?
もしかしたらエビさん?海老さんは海にいると思ったけど。。。 」
海老さんを見たら急激にお腹のすいてきたみつばちマーヤ。
もう、無我夢中でトウモロコシにかぶりつきました。
うわ~~花粉がいっぱいだ!!
ここにも、そこにも、あそこにも
それにしてもこんなに美味しい蜜、食べたことないぞ。
美味しいな~~うまいな~~もう最高!
お腹がすいたから、余計美味しく感じるぞ。。。
でも・・・
何だか段々足が重たくなってきたぞ。。。
無我夢中で飛び回っていましたが
そろそろ夕暮れも近づいてきました。
「こんなにいっぱい足にお土産ついちゃたし。
もうそろそろ家に帰らなくちゃ! 」
「みんな、ぼくの冒険に付き合ってくれて有り難う!!」
今からぼくは蜜をいっぱい持って、家に帰るからね。
じゃぁ、みんな、ばいば~~い
-END-
痛恨のエピソード
あわてん坊の村長さん カナギッチョ君の指
本当は5本あるのに3本と勘違いをしてしまったよう。
やっぱり最後はチャンチャンと、逃げるが勝ち~
このところ雷様が毎日で、畑は午前中の勝負となっております。
今日も雲行きが怪しくなってきましたよ
わが家のとうもろこしは、毎日の夕立のせいで、斜めになっちゃいました。
土寄せしてきたけど大丈夫かしら、まだ花が咲いてないけど、白・黒のどちらが先実が入るか、楽しみなのです。
明日は、よろしくお願いしますよ
運転も気をつけて来てください。
しんこさんの特製ぺけぺけ・・・
楽しみにしてますね。
私は最近畑に行くと、雑草たちが、
ザワザワとうるさいくって・・・
あまり行っておりません
畑には今枝豆とトウモロコシとインゲンと蔵かけ豆と、小さいスイカとコリンキーが鳴っております。
今年はどういう訳かジャガイモがあまり収穫できなくって・・・とても悲しいです
しんこさんちのとうもろこし、
白と黒楽しみですね!!
私はお庭に黒だけ植えました。
あのブロンズ娘がそれですが、
ダイエットしすぎでちゃんと実が入るか・・・
心配です。。。
明日は早くに仙台を立ちます。
ひすじみさん、寝るときにもエプロンを着けて
明日を楽しみにまってくださっているとか・・・
私は桃の助手ですが・・・よろしくお願いします。
いしころとまとさんは文才があってとってもおもしろいですね。
ブラックベリーはどういう調理法にするんですか?ジャム?
ブルーベリーを買ったつもりがラズベリーでした。今年は元気なくて実がついてないです。
すっかりお話に入り込んで、ドキドキワクワク♪次の展開が楽しみで一気に読み進めてしまい、もう一度じっくりと画像を見ながら、拝見致しました!
最初、カナギッチョの大画像に度肝を抜かされましたが、指がほんとかわいいですね♪
蝶々の「町長さん」がかなりツボでした(笑)
それにしても、マーヤはあんなに足に蜜を貯めて、飛んで行くんですね!!驚きです!!
なかなか見られない貴重な画像、あるがとうございました!!
後で、子供たちにも読み聞かせしま~す☆
マーヤは生きながらいろいろな体験をしているのですね。
我が家にいるマーヤ達もこうやって毎日冒険しているんだなぁ、と思いました。
は虫類、苦手ですか?
久しぶりに昆虫の世界を楽しんでいただいたようで、よかったです。
いくつになっても自然の営み見ていると楽しいですよね。
食べきれないので、あとは冷凍庫に保存しておいて、気持ちの余裕ができた頃に
ジャムを作ります。
ラズベリー、たぶん来年はどうしてこんなに元気なの?と言うくらい、新梢がいっぱい出てくると思います。
私は今年ブルーベリーを新たに植え付ける予定です。
私も初めて見たんですね。
それで何枚写真を撮ったことでしょうか?
その中の貴重な2枚。
他はほとんどピンぼけで・・・
まるで私のようでした。
れんた君、リンちゃんに喜んでもらえたら
いいですね
毎日毎日遊びほうけておりました。
勉強だけではえられない
命の大切さを子どもたちにかんじてもらえたら
いいですね。