まつしまや～～あ～まつしまや

先日のこと、

「たまには息抜きに行こうよ」と。。。という姉の言葉で

日本三景「京都府天橋立」　「広島県宮島」「宮城県松島」の一つ

お近くの松島まで、ドライブに行きました　

とは言っても、目的は観光目的ではなく

お世話になったあの方に・・・暮れの元気なご挨拶　

と、むかうは奥松島にある牡蠣の直売場。

 

向かう途中、日本一のマグロ水揚量を誇る

塩竃の新浜町にある　塩竃水産物仲卸市場 に寄ると、

いろんな新鮮な水産物が所狭しと陳列されておりました。

 

市場の雰囲気が大好きで、お弁当？の隅をつつくように

いろいろと物色をするのですが

こんなコーナーを見つけてしまいました。

 

 

 

 

マグロのコーナーです。

手前からマグロの喉肉・マグロの目玉・奥にはマグロの心臓も見えますね。

マグロの心臓はマグロの星とも言われているのですが・・・

 

若いときから「捨てるところが一番美味しい！」と言う思いがあって

高級なものにはあまり目を向けずに

こんなやすいものについつい惹かれてしまい・・・

 

 

私の買ったのは、マグロの喉肉と、マグロの目玉。

家族がこれまた、こう言うところが大好きなんですね。

 

他に、ちょっと珍しいノドグロや、腑がとっても大きいイカなどを購入。

 

安い食材をいっぱいトランクに詰め込んで、車が満タンになったところで

今度は自分たちの胃も満タンにしようと言うことになり・・・

 

 

 

廻鮮寿司「塩釜港」というお寿司やさんに連れて行って貰いました。

とにかくネタが新鮮で最高に美味しいんです。

回転寿司といっても、ネタあまりによくって

寿司やさんと言った方が。。合っているかもしれません。

今回頂いたのは、レディースセットで

新鮮な寿司ネタ6種に、ホタテの縁側やエビの入ったサラダ

エビの頭の味噌汁にカニの茶碗蒸しそして、さっぱりとコーヒーゼリーの

デザートがついて・・・９８０円だっけ・・かな？

安くてボリュームがあって、それに余りお勘定を気にすることもなく

とっても嬉しい寿司コース。

 

 

  

コースと言っても

ホタテや、マグロを横から激写すると・・・こんなにも身が厚くって

食べ応え満点！です。

 

こちらのコースが安くついたので・・・

滅多に食べることのできない馬糞ウニも、奮発して特別注文。

キラキラと光り輝いてほんと海のジュエリー　そのものですよね。

 

 

 

お腹を満たした後は・・・、やっと

「まつしまや～～あ～まつしまや～」へ。

松島と言っても、この直売場は、松島のかなり奥にあるので

松島湾の観光汽船がでる中心地を抜け、暫く車を走らせて

やっと、目的の牡蠣の直売場へ。。。

 

 

 

 

おばちゃんたちが、牡蠣の山を相手に、牡蠣の身を

とり出しております。

牡蠣は、貝の中でも身をとるのがほんと大変なんですね。

それでも、結婚してからかれこれ３０年も

このお仕事をずっと続けていらっしゃるというおばちゃんたちは

手早く、牡蠣の身をどんどんとりだしていきます。

 

とりだしたばかりの牡蠣を一つだけ・・・

その場で試食をさせていただきましたが・・・

掌に載っけると、こんなに大きいんですね。

これをパクッと口の中に放り投げると、潮の味が口の中に

広がっていきます。

 

 

 

ぷかぷかと、波に浮かんでいる水鳥たち・・・

とっても気持ちよさそうです　　

 

 

さて、家に帰って、買ってきた食材を

早速調理。

 

先ずは、牡蠣を塩水でさっと洗って

柚子を載せるだけ、他にはなにもつけずに頂きます。

 

そして「余り物には福がくる」・・・っと！

マグロの目玉の周りの白い部分をこそぎとって

コラーゲンのお刺身を作って、いただきます。

生で食べるんですよ、この白いコラーゲンたっぷりな部位を

まったくくせはなく、プリンプリンとして

口の中に入れると蕩けていきそう。。。

 

そして、マグロのノド肉は・・・

臭みをとるために、さっと湯がいたら

ニンニクを入れて、オリーブオイルでさっと炒めます。

まるで、ステーキのような味。。。

 

 

メバルの仲間「ノドグロ」は、やっぱり煮付けが美味しいでしょう。

ということで・・・

可愛い５匹のメバルの煮付けができあがり。

 

腑がプリプリのイカで、イカの塩辛もさっと作って・・・

残りのイカは、先日ほりあげた大根と一緒に煮付けに。

この煮付けは、塩とゴマ油で、ちょっと中華風の味。

これが、家族にはなかなか好評で、

さっぱりとしてるけど、ゴマ油の香りがいいね～～と言うことでした。

 

マグロの目玉の周りの肉は

翌日にはじっくりと煮込んでいきます。

そうすると、目の周りの肉もゼラチン部分もトロトロとなって

これまたgoo！！

 

 

 

ノドクロはちょっとだけ余ったので

吸い物にしていただきましたが、いいだしがでて美味しかったです。

 

そして、殻付きの牡蠣は

レンジで４分ほどチン。

そうすると、殻がちょっとだけあくけど、

中は生・・・なんですね。

 

つるっと、牡蠣をお口に入れると・・・

 

 

これまた松島の風が体の中を通り抜けていくようです　　

 

 

松島の風に吹かれながら

ワインも大変美味しく頂いて・・・　

 

あ～～やっぱり牡蠣は美味なり・・・

若いとき３度も生牡蠣に当たったけれど・・・

それでもやっぱり食べたい生の牡蠣。

 

と・・・

最後に叫ぶは・・・

「食材王国みやぎばんざ～～い」