いしころとまとの花野果村(はなやかむら)

野菜ソムリエ全国大会金賞受賞料理教室『花野果村キッチンガーデン』主宰 
いしころとまとのベジフルこぼれ話

魅惑の庭巡りpartⅡ

2010-06-11 16:23:16 | 花・ガーデニング

魅惑の庭巡りpartⅡは、『太白区編』です。

当日は快晴~~ 

花好きのおばさんがた総勢10人あまりが

ぞろぞろ連れ立って

お花を探し求めて、気ままな旅へと出かけました。

 

 

 

 

まず最初にお伺いするのは、

お姑さんとお嫁さんがしっかりと

タッグを組んでお庭造りをなさっているSさん宅。

この方のお庭は

元々は1年草などのお花が大好きなお母さんが

作っていたお庭だったそうですが

家を新築なさって、バラ好きのお嫁さんが一緒に同居なさってからは

バラと草花が上手に融和したお庭になっております。

  




道路から臨むと、バラをメインに小花がちりばめられた

お庭だとわかります。

 

庭に一歩踏み込むと・・・

小物を上手に取り入れて、バラと調和した空間を作り上げております。

テラコッタもとっても素敵な物ばかりですね。

三輪車はお子さんが小さいときに使ったものに色を塗られたそう





バラをちりばめた水盤・・・・

水の中をのぞき込むと

何が見えてきますか?

過ぎ去ってしまった過去?

それとも

これから先訪れる未来?

縁の結ばれた人とのかかわりあいで、人は一生を生きていきます。

その人の一生を映し出すのが庭だとしたら・・・

庭はその方が

一生かけて築き上げた

人の縁を表す鏡なのかも知れません。。。

 

 

 

そして次に向かうのは、《Hさんの「和と洋のコラボのお庭」》

カラーリーフで彩られた和のお庭のなかの一角に素敵な

イングリシュガーデンが作られております

黒っぽいシックな色合いのバラが這う入り口から

奥を臨むと・・・

ひなげし、ニゲラなどの

ナチュラルな風景がとっても優しいです。

カラーリーフの寄せ植えです。

わたしにとっては、カラーリーフの寄せ植えは

ほんと目の毒 

ジーと見つめること10分。

この葉っぱがほしいほしいと

じたばたと

心が騒ぎ始めます。

 

「この色使い綺麗ね。。この花はなに?」

そんなお話しをしているのでしょうか?

こぼれ種で増えたシナワスレグサが

花好きの仲間を優しく見守っているようです。

 

 

 

 



 



《昨年も訪れたIさんのお宅》 



オープンガーデンみやぎの会員さんのお庭を訪問すると

いつも感じることですが

本当にカラーリーフの使い方がお上手です。

それに使っている品種も

もう数え切れなほど。。。

カラーリーフの寄せ植えは

ほんと、わたしにとっては・・・

目の毒です




長い雌しべがいいですね。「フウロソウ」










エゴの木が満開です。

花の高さが丁度見上げた高さ。

満開のエゴの花が夕日を浴びて

照らし出されております。

 

 

私たちを最後に見送ってくれたのは

Iさんがご自身で作ったエッグアート

卵には綺麗な草花の絵が描かれております。

始められた当初は、亡くなられたお母様やご主人の

大好きな花から

描き始められたそう。。。

アートという言葉が本当に当てはまる

愛の卵ちゃんたちです

 

 

 

 

 





《Kさんの「イングリッシュガーデンを夢見る」お庭》

このお庭は男性の造園師の方が作っていられるので

とにかくダイナミックな色遣いです。

庭を造る上で学ぶところもとっても多いですね。

「そんな珍しい植物は植えてませんよ、どこにでもある

植物を植えているだけ・・・」

そんな言葉を発する造園師の方ですが、

その言葉の裏には、色遣いを上手に操る事のできる

園芸師としての誇りを感じる事ができますね。

 

「さび色」がとっても素敵なユーフォルビア

わたしはさび色が大好きなんです。

優しい青に引かれた時期もありますが

野菜に合うのはこんなさび色のお花たちです。

ベジタブルガーデンでは、緑が沈みがち。

そこに暖色系の花々を入れることで

ぐっと野菜が緑が引き立って

野菜がとっても美味しそうに見えるようになる訳です。

 

 

ブルーグレイのドアが半開きに。。。



このドアをあけると・・・

そこには夢見る少女時代のあなたを 

きっと見つけることができると思いますよ 

    
                 
           

 

 

 

 

 




そして最後に訪れたのは、

ここ2週間、姉とわたしとの3人で一緒に行動してくださった

Aさんのお庭

玄関先の寄せ植えです。

この方もカラーリーフをほんとうにお上手に使っておりますね。

 

 

本人の気性に合った

庭も開けっぴろげの

元気いっぱいのお庭のようです。

Aさん、庭のオープンはまだしてらっしゃいませんが

発展途上、現在進行形の

先々がとっても楽しみな

素敵なボーダーガーデンです。

 

 

 

 

 

当日一緒に行動なさった

花好きの皆様です!!

「顔が載ってまずい前科者はいないよね?~~」の言葉に

笑い転げるみんな。

笑って、しゃべって、

朝早くから、チョウチョのように

いろんな庭を巡り巡って

それでも

全く疲れ知らず。

 

ほとほと思うに・・・

バラの咲き誇る

6月を待ち続けた

花好きおばさんのパワーは

底なしなのかも知れません。。。

ね!

 

 

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6 コメント

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本当に (モンブラン)
2010-06-12 20:28:05
皆さんカラーリーフの使い方が
お上手ですよね
自分の庭作りの参考になる素敵な庭ばかりです。

三輪車も色を塗ると
いつもとは違う雰囲気になり
良いですよね

ちなみに自宅の庭では
昔、祖父と祖母が使っていた臼を
利用して花を植えております。
(かなり古くなった臼だったんですが
ただ捨ててしまうのはもったいないし
何かに利用してあげたかったので

ところで
いしころとまとさんにアドバイスを
頂戴したいのですが、
庭にアスパラガスを植えたのですが
アスパラガスが生長しコンクリートを
壊してしまう事はあるのでしょうか?
本当に申し訳ないのですが
よろしくお願い致します。




モンブランさんへ (いしころとまと)
2010-06-13 20:33:08
庭巡りをして色々なアイディアを
いただきま~~す、という感じですね。
臼はいいですね
よく、漬け物樽などをプランターにしたり
する方がいらっしゃいますが
和的な雰囲気がでてとっても落ちついた
感じになると思います。
臼と杵を並べて、ウサギの置物を置いたら、、より面白いかも
臼も本望ですね。
ちょっと見てみたい寄せ植えです。

アスパラガス、わたしも畑にいっぱいあるのですが、それは土留めの擁壁に沿って植えております。
タケノコなら、コンクリートを壊してしまうということがあるかも知れませんが、
アスパラガスの根っこは、それほど強い物ではないですし、アスパラガス自身も背丈は1メートル程度、タケノコのように1日120㎝も伸びて、あっという間に30メートルになるということもないですから、だいじょうぶだと思います。
それにタケノコは稲科で、アスパラガスはユリ科で、その点でも全く違いますよね。
2つの共通点は、アミノ酸の一種でアスパラギン酸という
スタミナの元がいっぱいあり、食部繊維が多いこと・・・ですが、
家をも壊してしまう竹とは
やはり違うと思います。

ごぶさたです (パール)
2010-06-14 16:59:00
すてきなお庭を拝見しました、リーフレタスやサラダ菜のじゅうたんが見事ですね。
コメントがなかなかいれられなくてごめんなさいね。最近夜になると眠くなり朝が5時には目がさめて年をとってきたのを実感してます。

花好きのおばさま方のお庭散策楽しそうですね。
三輪車や小物を使ったお庭もすてきです。
カラーリーフの使い方も上手ですね。
トマトのそばにペチュニア早速やってみます

Aさん宅の玄関先の寄せ植えすてきですね。
カラーリーフの使い方がとっても上手で上品なかんじがしていいですね。
パールさんへ (いしころとまと)
2010-06-15 15:27:19
わたしも朝早くって夜ははよから
まぶたが落っこちてきます。
重力に逆らえなくなってきた感じですね。
花好きにおばさんたちの
パワーはものすごいです!!
巻き込まれてわたしもまいにちへとへと。
誰か夕飯作ってくれ~~
と思わず叫びたくなりますね。
Unknown (あけみ蝶)
2010-06-17 15:42:44
こんにちは。
私もここなんだか忙しいです~~。
綺麗な庭のお花たち・・・。
だだただ・わぁ~~すごい・・・。
綺麗~~。

この頃庭の雑草元気で・・・。
見ただけ大変です~~。
皆様すごいですね~~。
あけみ蝶さんへ (いしころとまと)
2010-06-17 18:19:20
コメントも忙しそうですね~~
わたしも綺麗なお庭を見ながら
心の余裕をなくし気味。
来週から少し自分らしい生活に
もどろうと思ってます。
今日、やっと畑に行って
スギナの群生に
滅入ってしまいました。
作物もワンちゃんも育てるときには
注意深く見守ってあげるのが大切ですね。

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