多種多彩

東北蘭展、＆バラとガーデニングフェスタももう秒読み状態。金曜日の河北には「彩り香り一足早い春」という大きな見出しで取り上げられております。今回初めての登場する「チューリップガーデン」。保科順子さんデザイン、そして愛好家団体の「オープンガーデンみやぎ」と泉ボタニカルガーデンの協力での制作と。
あの華やかな舞台の陰には地道に花の種を咲かせようとしている主婦達の思いが込められているんですね。見えない影の力。これからも主婦達の思いが大きなパワーとなって、この社会を変えていく原動力になればと願っております。

　さて、先日の我家でとり行った新年会。昨年大変お世話になった方をお招きしての会です。名付けて『みんなでこねこねピッザぱーてぃー』
「さあ、皆さんエプロンを付けてピザを作りましょう」。鶴の一声ならぬ、インコのビービー声を合図に作戦開始。

「ええっと、強力粉と薄力粉をこの割合で、塩は２％でイーストは・・・」

　　　　　　　　　　・・・・ううぅ、誰も聞いてない・・・・

　“ま、いいか、これは私が配合して、あとでみんなでこねこねしよ～～と”

「は～い、では粉をこねこねしましょう。はじめはべたべたしているけど、１０分くらいすると手につかなくなりますよ～～。日々のストレスはこの粉をバンバンと投げていると解消～～～」

　　　　　　　　　　・・・・ううぅ、誰も聞いてない・・・・

ここでやっと気が付いた私。主婦のストレス解消は只ひたすらお話しをすること食べること。よしゃぁ！こりゃは早めに作ってこの輪に入っていかなければ損、ということでひたすらこねこね、どんどん。でもなんかおかしいぞ？？いつまで経ってもべとべとしている？？ここでやっとショートニングを入れ忘れたことに気付き、練り上げ最後に入れる始末。はてさてどんな料理が出来るのでしょうか？

 

「お品書き」

あまりの下手な字にブーイングを浴びながらの撮影。
左に見えるのは「カクテル好きのゆすらうめ」作のゆすら梅酒
なんのことない、よっこ姉の持参品

 

 

2時間後やっと完成。
二種類のピザやヤーコンサラダ、かき揚げを
みんなで作って、ずらーと食卓に並べました。
はやく撮影終えて食べようよ！！そんな無言の非難の声が・・・
あれ？もう既に一つだけピッザがなくなっている模様。

 

ヤーコンとダイコンのサラダ、かき揚げ、奧にはピッザ。
この三品は庭の収穫物を使ったもの。
手前のサラダのトッピングはリアスカラシナ、ルッコラ。
ヤーコンは一ヶ月たって甘みの強くなったところをかき揚げに。
奧のピザソースは今でも元気なオレガノやタイムを使ったもの。

 

 

《これからは、腕自慢のみなさんの手作り料理の品々》

 

長寿と健康を願った精進料理「チャプチェ」
韓国のお祝い事には欠かせない一品。
〔五味五色〕
甘い、辛い、酸っぱい、しょっぱい、苦い（順不同）
そして、赤、青、黄、白、黒

つるつるとこりゃまた絶品の味

 

「柿なます」

日本のお正月には欠かせない一品。
この中にはダイコンのすりおろしも入っているそうです。
ぎゅっと絞って、絞り汁はちゃんとみそ汁に。
ご本人曰く「私たち田舎者はふつーにこうやっているんですよ」
含蓄のある一言。

 

鹿児島の田舎料理「ねったぼ」

ねったぼとは練って食べるの意味だそうです。
鹿児島出身のお母様が娘の手みやげに作ってくれたそう。
いつまで経っても娘は娘のようで・・・
お母様のお陰で、見たこともない鹿児島の郷土料理を美味しく頂きました。

　　ねったぼのおおよそのつくり方をお聞きしました。お饅頭くらいの大きさ２０個分
　１　さつまいもは皮をむき大きめに切り、砂糖少々をいれた水でゆがく。
　　　おもちがない時はそれにもち米を加える。
　
　　さつまいも５本に洗ったもち米をふたにぎり位で、水はなべのおいもが
　　かぶるくらいの分量に砂糖大匙２はい加えて茹でる。最後はこげないように
　　弱火にする。

　２　１が茹で上がったら水をきり、すりこぎでつく。もちをつく感じです。
　　　からいりしたそば粉を加えて丸めやすくします。
　　　おもちある時、おもちをお湯にいれ電子レンジでチンをしてつきたてにして、
　　　ゆでたさつまいもと一緒にすりこぎでつく。からいりしたそば粉を加えて丸
　　　めやすくする。

　３　べたべたするのできなこを手にまぶして、食べやすい大きさに丸める。

　４　お好みで砂糖を加えたきなこをたっぷりかける。

 

　新年明けての楽しい一日。
そりゃもう美味しい食べ物とおしゃべり付き。
このパワー今年も大きくはじけますように！！