残暑見舞い「里山の風景」

 

気がつくと・・・

いつのまにやら

ミンミンゼミの鳴き声に

ヒグラシの「ツクツクボーシ」という鳴き声が混じり

玄関先では、小判草が風にゆらゆら揺れています。

お盆を過ぎると

あんなに甲高く聞こえたせみの声もだんだん少なくなり

そして、もうじき・・・

秋の虫たちの声が網戸先に聞こえてくるようになります。

入道雲の躍動的な動きに、目を奪われた暑い夏。

せみの声が、さらに暑さを募らせた夏。

夏野菜の豊かな恵みによって、食卓が多彩に彩られた夏。

1年に1回こっきりの夏。。。

季節の中で、圧倒的に強さを感じる夏が

知らず知らずのうちに

だんだんと力を失ってくるのが・・・

このお盆ころからなのかもしれません。

 

 

我が家では、お盆前後に毎年思い出作りの旅行に出かけるのですが

旅行先でも

朝早きに目覚めて、里山を散歩するのが私の秘かな楽しみ。

自分の足音しか聞こえてこない

聞こえてくるのは自然が奏でる音だけ。。。

本日は

たった一人で楽しんだ里山の風景と

旅先で会った私の大好きな昆虫たちを

ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

カメラを向けたら・・・

尻尾を上げて「ちょっと緊張気味のとんぼ」

 

森に「朝日」がこぼれ・・・

 

朝日は「下草を照らし・・・」

 

「悠久の流れ」の一時を映し出す

 

 

 

 

朝露に濡れる「つゆくさ」の青さが目に優しく

 

「栗の実」もまだ若者の香り

 

 

 

トンボの目に映るのは・・・「時の流れ？」

 

奥にだんだん入っていくと、視界が急に開けて

黄色い花の群生地

 

 

 

みしみしと地面を踏む足音だけが聞こえて

落ち葉のクッションの中から突然現れる「きのこたち」

 

 

 

 

 

朝はやき、里山の風景も心が落ち着きますが・・・

 

反対に

いまだに心躍るのが・・・

昆虫を発見したとき。

 

 

ミ～～ンミ～～ンと、せみの声でにぎやかな木を見上げると

目の前に１匹のせみ発見！

 

 

メランポジウムの花で蜜を吸う「モンキチョウ」

 

 

タンポポの綿毛が優しく感じます 

 

 

カブトムシ、顔の正面からばっちり撮影

（カブトムシ園で撮影）

 

 

 

いっぱいいっぱいお気に入りの昆虫写真がとれたので

カメラを再生しては・・・

一人でにやりにやりと満足の笑み　

 

 

最後は家族で釣り上げたやまめを炭火で焼いて

「山の恵みに感謝・感謝で、いただきま～～す」