慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

意次の失脚「改革者を蹴落とす」日本的な嫌な部分

2019年01月02日 | 歴史
江戸時代4

「五公五民」の嘘
 ☆農民は、悲惨な暮らしをしていたという誤ったイメージがある
 *農民は米を食べることができず、ヒエやアワばかり食べていたとの話もまことしやかに伝えられる .
 *勘定奉行の「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」という放言が独り歩きした
 *「悲惨な農民」のイメージは一種の印象操作である
 ☆江戸時代の年貢は個人ではなく、村に対して課された
 *年貢率は「村高」と呼ばれる村が作り出す富の総量を米の量にし決められた
 *村高は、地域で寛文から元禄までの検地によって決まってしまっていた
 *その後は商品価値の高い作物を工夫して作るようになっていた
 ☆表向きは「五公五民」
 *実際の年貢率は、3公7民という状態で、この税率なら重税に苦しんでいたとはいえない
 ☆「農民を虐げ冷酷に税を取り立てる武士」の姿は、江戸時代の農村になかった
 *そんな武士の姿が見られるのは主に後世に創作された映画やドラマの中だけ
 ☆支配者としての武士、虐げられる農民というのは江戸時代の実相ではない
 ☆農民は着実に富を蓄え、休日を増やした
 *村祭りなどの機会を利用して娯楽を享受するようになっていた
 ☆しかし、飢饉になると東北地方を中心に多くの餓死者が出たのも事実だ
 *海外貿易での食料輸入がなく、自給率100%の国では、その危険がつきまとう
「百姓一揆」の真実
 ☆農民が鍬や竹槍を持ち、武士と争うような一揆は江戸時代に起こっていない
 *戦国時代の国一揆や土一揆のイメージ
 ☆江戸時代の一揆
 *農民が集団、又は代表を立てて、領主や代官と交渉するという形
 ☆飢饉の時などに、米問屋等の集団による「打ちこわし」がたびたび起きた
8代将軍吉宗へ
 ☆7代将軍家継は、6歳で亡くなり、秀忠の血を引く徳川宗家(直系)の男子は絶えた
 ☆幕府は御三家紀州藩の藩主、徳川吉宗(家康の曽孫)を8代将軍とした
 ☆吉宗は「享保の改革」を行った
 *新井白石を解任し、財政再建のための改革を行なった
 ☆定免法実施(失敗政策?)
 *年貢を、豊作凶作にかかわらず一定の量に定めた事で、幕府の収入は安定した
 *農民にとっては不作や凶作の時には、非常に厳しい状況になった
 *吉宗は生きた経済がわかっていなかった
 ☆農業政策で斬新的な改革
 *全国各地の新田開発、サツマイモ、菜種などの商品作物の栽培奨励、植林政策など
 ☆優秀な人材を確保するために「足高の制」
 *江戸時代の武士の地位と禄高(給料)は、生まれた家によって決められていたが
 *優秀な者は、高い地位に昇進させ、在職中に限りという条件で禄高も上げた
 ☆司法改革も行い、判例を明文化した「公事方御定書」を作り、裁判審理の場で用いた
 ☆「目安箱」の設置
 *大和朝廷成立以来、千年以上、庶民は政府に対し口を出すことはできなかった
 *その伝統を打ち破って、広く庶民の訴えを聞くというシステム
 *「目安箱」の投書により、貧しい庶民のための無料の医療施設も作っている
 *江戸の防火対策も、目安箱の意見を採用している
 ☆吉宗は幕府の財政立て直しのために緊縮策をとる
 *自らも率先して粗衣粗食し、庶民にも贅沢を禁じたが、結果的にデフレを促進するだけだった
 *幕府の政策に対して真っ向から逆らつたのが、尾張藩主の徳川宗春
 *尾張藩は景気が良くなり、城下町の名古屋は空前の繁栄を迎えたが、藩の財政は良くならなかった
 ☆最大の理由は、商人から税金を取らなかった事である
 ☆緊縮策をとっていた吉宗だが、景気が回復しない状況に困り果てる
 *大岡忠相の忠告を受け入れて、金の含有量を大幅に減らした貨幣を発行
 *綱吉と同じ金融緩和政策を行ない、「元文の改鋳」と呼ばれている
 *これによりようやく江戸の町の景気は蘇った
 ☆吉宗は「御三卿」を設けた
傑物、田沼意次
 ☆吉宗の後、9代将軍家重(吉宗の長男)は言語が不明瞭であった
 ☆側用人・老中として権勢を誇ったのが、旗本の田沼意次である
 ☆意次が世に出たのも、吉宗の能力重視の方針のお陰であった
 ☆意次は悪化していた幕府の財政を立て直すため、米中心の経済から、商業振興策へと転換を図った
 *鉱山の開発、千拓事業、輸出用の俵物(煎海鼠、千飽、鯖鰭)を専売にして貿易の拡大を行なう
 ☆意次の政策で最も注目すべきは、商人から税を徴収したことである
 *意次が商業経済に目を付けたのは慧眼である
 *商業振興策で、幕府の財政は大いに改善され、社会の景気も良くなった
 ☆町人や役人の生活も、米を中心から金銭中心となり、近代的な経済社会へと急速に近づいた
 ☆意次は蝦夷地の天然資源を調査
 *ロシアとの交易の可能性を探るために、国後島や択捉島の探検もさせている
 ☆士農工商に囚われない能力主義による人材登用を試みた
意次の大胆な発想、斬新で先鋭的な改革
 ☆旧来の伝統を固守する保守的な幕閣の反発を買う
 *意次の改革は、都市以外ではすぐに効果が現れるものではない
 *生活に困窮した農民たちが田畑を放棄して都市に流入したため農村は荒廃した
 ☆明和の大火や浅間山の大噴火などの大災害もあり、加えて天明の飢饉が起こる
 *一揆や打ちこわしも増えて町の治安は悪化し、社会不安が増大した
 ☆将軍家治の死と同時に意次は失脚させられる
 ☆田沼意次は、現代でも賄賂政治を行なった人物として悪名高い
 *当時の噂を信じた後世の人々が作った誤ったイメージである
 *意次は領地や私財のほとんどを没収される処分を受けた
 *この時、財産と呼べるものは驚くほど少なかった
 ☆意次への処分からして、彼が既存勢力の幕閣たちから嫌われていたかがわかる
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本国紀』








意次の失脚「改革者を蹴落とす」日本的な嫌な部分
(ネットより画像引用)







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戦後の日本と朝鮮半島

2019年01月02日 | 韓国・中国
何も対応策が出来ない、出来てない日本

 ☆防衛対策も出来ず、仕返しも出来ず、抑止力にも繋がりにくい日本の自衛隊?
 ☆仕返し怖くない、日本国民は「お花畑状態」、反日日本人活躍が活躍する、世論も定まらない、日本
 *攻撃国は、無理難題、何を仕掛けても安心と思っているのだろう
 ☆そろそろ、「尖閣諸島」問題にも、何かが起こる年になるかも?

竹島問題
 ☆竹島は1905年に島根県に編入された離島で、2つの小島といくつかの岩礁からなる
 ☆周囲の排他的経済水域の漁業権などがからんで、日韓の間で竹島の領有権を巡って紛争が続いている
 ☆鬱陵島に近く、韓国は52年に軍事境界線、李承晩ラインを宣言し、竹島を自国への帰属を主張
 ☆53年には、近辺での日本漁船の拿捕などに続き、竹島を占拠して海上保安庁の巡視船を銃撃する事件が発生
 ☆以降、韓国による要塞化が進められ、現在も武装警官数十名を駐留させるなどして不法占拠している
 ☆65年の日韓基本条約では、竹島問題は紛争処理事項であると記されている
 *現在韓国側は「領土問題は存在しない」などとしている
 ☆日本政府からは、竹島領有権問題に関して国際司法裁判所への付託を提案、韓国側は拒否し続けている
 ☆2012年歴代大統領として初めて、李明博大統領が「独島」を訪問
 ☆出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
日本人拉致問題
 ☆日本政府が認定した拉致事案は12件、拉致被害者は17人
 *北朝鮮政府側は、このうち13人は、日本人拉致を公式に認めている
 ☆北朝鮮は、長年拉致事件への関与を否定してきた
 ☆2002年平壌で行われた日朝首脳会談で、金正日が日本人の拉致を認め謝罪し、再発の防止を約束した
 *このことに対する賠償などは、未だに行われていない
 ☆当時の首相である小泉純一郎は、拉致問題
 *日本の主権の侵害と国民の生命と安全に対して、大きな脅威をもたらす
 *普通はテロと言えると思うと答えている
 ☆日本政府は首相官邸公式ウェブサイトにおいて
 *「対話と圧力」という姿勢を継続し、「拉致問題の解決なしに国交正常化はありえない」としている
 ☆出典、WIKIPEDIAより
日本の慰安婦問題
 ☆旧日本軍の慰安婦に対する日本の国家責任の有無に関する問題
 ☆慰安婦問題にはさまざまな認識の差異や論点があり、日本・韓国・米国・国連などで議論となっている
 ☆慰安婦は当時合法とされた公娼で国家的責任は無いとの主張
 *民間業者により報酬が支払われていたこと
 *斡旋業者が新聞広告などで広く募集をし内地の日本人女性をも慰安婦として採用していた
 ☆慰安婦として一般女性が官憲や軍隊により強制連行されたとの主張
 *性奴隷であるとの主張もある
 ☆慰安婦とは、戦地の軍人を相手に売春する施設である慰安所でそれを行った女性
 *1980年代までは主に米軍・国連軍慰安婦の慰安所設置によって生じた用語である
 *現代では、「かつて主に戦地で将兵の性の相手をさせられた女性」との語義で用いられる用語
 ☆出典、WIKIPEDIAより
徴用工訴訟問題
 ☆第二次世界大戦中日本の統治下にあった朝鮮および中国
 *日本企業の募集や徴用により労働した元労働者及びその遺族による訴訟問題
 ☆元労働者は奴隷のように扱われたとし、現地の複数の日本企業を相手に多くの人が訴訟を起こしている
 ☆韓国で同様の訴訟が進行中の日本の企業は、三菱重工業、不二越、IHIなど70社を超える
 ☆韓国の最高裁にあたる大法院
 *新日鉄住金に対し韓国人4人へ1人約1千万円の損害賠償を命じた
 *徴用工訴訟において大法院で結審したのは初めて
 ☆日本の徴用工への補償、盧武鉉大統領の時、日韓請求権協定で「解決済み」としてきた
 ☆大法院は日韓請求権協定で個人の請求権は消滅していないとした
 *日本政府は日韓関係の「法的基盤を根本から覆すもの」だとして強く反発した
 *安倍晋三首相は、今般の判決は国際法に照らしてあり得ない判断だと強調した
 ☆日本政府はこの手続きにより解決しない場合、国際司法裁判所への提訴も視野に入れている
 ☆出典、WIKIPEDIAより
レーザー照射
 ☆「友好国としてあり得ない、驚いている」と韓国の非情で無謀な行為
 *ショックを受けたのは、日本の政府・外務省・防衛省の人々
 *「お花畑感覚」の一般の人の反応はいまいち
 ☆「あり得ない」というのは、韓国軍の駆逐艦が自衛隊機に射撃用レーダーを当てたこと
 *人に銃口を向けるようなもので、これは友人にすることじゃない
 ☆外務省の幹部が上の言葉を記者団に語ってから約5日、この問題はまったく収まっていない
 ☆出典、ゆかしき世界より
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください










何も対応策が出来ない、出来てない日本
(ネットより画像引用)


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