タマヤンの絵日記

趣味のひとつであるデジタルカメラの撮影記録で被写体は人物が多い

陽は沈みまた昇る

2010年02月16日 | インポート
先日の朝に訃報が届いた
職場の先輩で公私ともにお世話になり尊敬していた友人が亡くなったのである
体調の悪さは知っていたものの2週間前に彼の経営する会社で
話をしたばかりだったので衝撃は大であった
彼のモットーはよく働きよく遊ぶであり密度の濃い生活を送っていたが
あまりにも早く逝ってしまったのである
病気が確認されたとき彼はこんなことを言った
「自分くらい好きなことをやってきた人はまれでもし助からなくても悔いはない」と・・・
真情を吐露したものと信じたいがそこに至るまでの心の葛藤は凄まじかっただろう
床につくと彼との思い出が蘇えってきたが薄情にも時の流れが薄めてしまう
【生者必滅会者定離】を強く感じさせられる日々であった
ただ・・・いまはご冥福を祈るばかりである

一方
皮肉にも時を同じくして甥っ子が婚約したのである
記念写真の依頼を受けたので若いカップルの撮影をしてきた
彼らは人生のピークに向かって若いエネルギーを発散していた
そこには希望と明るさが醸しだされ微笑ましさと懐かしさを感じたのである
彼らの未来が幸せであることを願いながら撮影を行った

これらの二つの出来事は人の営みの儚さと力強さを表してるのではないだろうか
このようにして昔から世代交代してきたのであろう
まさしく【陽は沈みまた昇る】である

重い文章になってしまったからここは陽(よう)の写真の出番でしょうね










コメント (5)
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