元盛松の海岸

先日訪ねた集落跡から海岸へ出るとそこは大きなごろ石が並んでました！！
また柱状節理を見ることが出来ていい景色を見ながら美味しい弁当を食べました
やはり海を眺めてると開放的になりいいもんだ

海に出ると目の前が広がりパッと明るい気分になります
でもごろ石の上を歩くのは平衡感覚の鈍ってきた私達には難しいのです


しばしごろ石の上を歩き岩場へ拠点を構えます

　

海に向かって右側の柱状節理です

先端で多くの人が磯釣りを楽しんでるのが見えました



海岸の左側の先端に尖った岩が見えます

見事な柱状節理でした

その岩の近くでは韓国から来た海女さんたちが磯物を獲ってました
彼女たちの磯笛は日本の海女さんと違って力強くて元気だった

集落跡

久々に仲間と歩いてきました
目的地は昭和４年まで人が住んでた集落跡なのです
細い山道を約３０分歩いて到着しましたがよくもまあこんな所に住んでたものです
そこには２７戸の家があったそうですが石垣だけが残ってました

集落跡へ行くには峠から海岸近くまでこんな山道を下っていきます



この道が集落跡の道路で海岸まで通じてました


傾斜地なので石積みで段階的に平地にして家を建てたのでしょう
桧を植林してなければ集落跡の大きさが見えるのに・・・・残念




こんな石垣を多く見ることができました


猫の額みたいな狭い運動場跡の木に多くの葛がからまってました

鳥さんたち

当地方にオオワシが越冬に来てからその姿を見るため数回通いました
でも飛来するオオワシに会えるには粘りと運が必要です
我慢強く待つのが苦手な私は会える確立がさらに低くなります
先日もあきらめて帰ってたら車の前方をオオワシが横切っていきました
あと数分粘ってたらと後悔しても後の祭というものですね^_^;
オオワシを待ってるときにこんな鳥さんも現れます

ハヤブサがコンクリートブロックの上でたたずんでました
私ならトンビと間違えたでしょうが師匠格のＳ君が見つけました
飛び立つのを承知で近づいていったらかなり遠くで気付かれちゃった


水面に突っ込んだミサゴが魚の捕獲に失敗し飛び立つところです


これがタカの一種であるノスリです
残念ながら枝が被ってます


ジョウビタキの雌が現れました
背景がもう少しスッキリしてるといいのですが・・・


カイツブリが悠然と泳いでました

陽は沈みまた昇る

先日の朝に訃報が届いた
職場の先輩で公私ともにお世話になり尊敬していた友人が亡くなったのである
体調の悪さは知っていたものの２週間前に彼の経営する会社で
話をしたばかりだったので衝撃は大であった
彼のモットーはよく働きよく遊ぶであり密度の濃い生活を送っていたが
あまりにも早く逝ってしまったのである
病気が確認されたとき彼はこんなことを言った
「自分くらい好きなことをやってきた人はまれでもし助からなくても悔いはない」と・・・
真情を吐露したものと信じたいがそこに至るまでの心の葛藤は凄まじかっただろう
床につくと彼との思い出が蘇えってきたが薄情にも時の流れが薄めてしまう
【生者必滅会者定離】を強く感じさせられる日々であった
ただ・・・いまはご冥福を祈るばかりである

一方
皮肉にも時を同じくして甥っ子が婚約したのである
記念写真の依頼を受けたので若いカップルの撮影をしてきた
彼らは人生のピークに向かって若いエネルギーを発散していた
そこには希望と明るさが醸しだされ微笑ましさと懐かしさを感じたのである
彼らの未来が幸せであることを願いながら撮影を行った

これらの二つの出来事は人の営みの儚さと力強さを表してるのではないだろうか
このようにして昔から世代交代してきたのであろう
まさしく【陽は沈みまた昇る】である

重い文章になってしまったからここは陽（よう)の写真の出番でしょうね

オオワシ

今月の初めにいつも越冬にやって来るオオワシが姿を見せた
鳥撮りにそれほど熱心でない私にとって師匠格であるＫ君やＳ君の情報が頼りなのである
さっそくオオワシが飛来するポイントへ出かけ探しているとＳ君がやってきた
さすがに師匠格である彼は遠くを飛んでいるオオワシを見つけたのである
二人でオオワシを撮ったがいかんせん高さも距離もありすぎて豆粒みたいでした
その後川原にいるハヤブサや狩りをしているミサゴ等を撮って久々の鳥撮りを終えた

二日後にオオワシ見たさにまた出かけた
なんと幸運なことに眼の前の空をオオワシが飛んでいくではないか
しかも高度は低く対岸の民家のすぐ上を旋回しているのである


幸運はさらに続くのである
オオワシが低空のままこちらへ飛んできた・・・心臓はバクバク状態だ
オオワシをファインダーに入れようとするがスピードについていけず外してしまう^_^;
やっと撮ったのがこの一枚です


そしてさらに近づいてきて全身を撮れたのがこれです
未熟なためかろうじて左半分に写ってました（右側を少しトリミング）
さすがに翼を広げると２ｍを超える巨鳥ですね

真上に来たときはファインダーいっぱいの大きさだったようですが写ってたのは鳥の半分でした

その後撮ったのは超高度を飛んでるオオワシ君です
おもいっきりトリミングしてこの大きさです