タマヤンの絵日記

趣味のひとつであるデジタルカメラの撮影記録で被写体は人物が多い

しろんご祭

2011年07月16日 | インポート
   
市営定期船に乗って約20分
鳥羽市の菅島で行われたしろんご祭に行ってきた
この祭りはしろんご浜の高台にある白髯神社の祭礼である
海女さんが獲った雌雄のアワビを奉納し一年間の海女漁の無事を祈るそうな
今回で二度目だが魅力的な祭りでした

浜のあちこちで焚火を囲み暖をとっている海女さんの姿が見えます
過酷な潜水の前に体を暖めておく必要があるのでしょう


祭は宮司さんんのお祓いにより開始いします


波打ち際で海水に浸かり体を慣らしながら漁開始の合図を待ちます
しろんご浜はこの祭り以外は禁漁になっており海女さんにとっては稼ぐ絶好のチャンスなのです

沖のほうで漁をする海女さん達は船で出かけます


やがて開始のホラ貝が吹かれると海女さん達は岩場を目指して泳いでいきます


海女さん達は必死になってアワビやサザエを獲ります
制限時間は一時間ですが彼女たちにとってはきつい時間のようです
最初に白髯神社へ奉納する雌雄のアワビを獲った海女さんは海女頭となります


沖では大漁旗をなびかせ漁船がパレードします


浜では菅島婦人会の皆さんが祭を盛り上げるため踊ってました


やがて奉納する雌雄のアワビが獲れ20才のオネエサンが白髯神社まで持っていきます


チビッ子海女体験として菅島小学校の4~6年の少女が海に撒かれたサザエを獲ります
獲ったサザエは買い上げられ少女たちのお小遣いになるのです

この中に海女として菅島に残る子はいるのでしょうか


やがて終了合図のホラ貝が吹かれ沢山の獲物を持った海女さんが戻ってきます
彼女たちは体力を使い果たしたのか中にはふらふらになって倒れそうな人もいました

検量のため並んでいるところを斜め撮りしました
当日の浜値は黒アワビ12000円、白アワビ8500円、サザエ800円でした


一仕事を終えた海女さんたちは船で港へ戻り我が家へ帰っていきますした
この逞しい女性の姿はいつまで見ることができるのでしょうね



コメント (2)
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